小学2年生の男の子(8歳)の父親です。
子どもの成長を日々見守るなか、小2の1学期に入ってから、息子が友達関係のことで考えたり悩んだりすることが急に出てきました。
僕はほぼ毎日、息子の登校を途中まで見送ったり、下校時は途中まで出迎えたりしているのですが、特にその道中でお友達に関する話をよくしてくれます。仲良しのお友達のことだったり、気になる女の子のことだったり、ちょっとうまくいかない男同士の関係だったり。
今回は小学生の親になって気づいた、子どものお友達関係についてお伝えします。
友達関係ができるのは何歳から?
さて、そもそも人は、いつから人間関係を構築し始めるのかについて少しお話します。
一般的には4歳頃(年少)から、お友達関係ができはじめると言われています。幼稚園に入園する年ですね。
0歳から3歳頃までの乳幼児期は、自我が芽生え始めたり、一人遊びが主な時期です。保育園などでは「オモチャを取られた」「引っ掻かれた」など他者との関わりがありますが、まだ大人が思うような人間関係には至っていません。4歳頃から徐々に、他者との関わりを意識できるようになってきます。
私ごとですが、息子は保育園に6年間通いました。
お友達のことについて話すようになったのは、3歳児クラス(3〜4歳)からです。同級生から「あだ名」をつけてもらえたり、息子が友達の前ではパパのことを「お父さん」と呼んでいたり。
小学1年生の友達関係
小学1年生になった息子は、いよいよ「友達」という言葉を意識するようになりました。
パパもお友達の一人のようです。ありがとう! でも、友達とは何かをまだ理解できていないようですね(本質的には僕も理解できていませんが……)。
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小学校と保育園の大きな違いは、親は「子どもから聞かないと学校の様子がほとんどわからない」というところです。
担任の先生はたった一人で1クラス30人ほどの児童に授業を行います。複数人の保育士さんが同時に保育をしていた頃とは状況がまるで違います。先生が子ども達に接する目的も、保育から教育へと変化しますしね。
また、親と先生の関わりも激減します。保育園のように先生が逐一子どもの様子を教えてくれるわけではありません。息子にとっても、親にとっても、ガラッと環境が変わりました。
放課後の学童ではちょっとしたトラブルがありましたが、新しいお友達もできて小学校生活を楽しんでいました。
小学2年生の友達関係
記事冒頭でお伝えしたように、小学2年生の1学期から急に友達関係について考えたり悩んだりするようになりました。
息子は、学校でのできごとを両親に対して積極的には話してくれません。それでも、友達との良い関係や、ちょっと上手くいかない関係などを、時々話してくれるのです。
僕(父親)には「パパは小学生の頃に、嫌な人いた?」と訊ねたり、妻(母親)には「ママ、小学生の頃に好きな人いた?」と質問したりすることもあります。
親としては、1年生の頃には感じなかった心配が少し出てきました。
親は子どものよき理解者に
僕は立派な保護者ではありませんが、息子のよき理解者であろうと心掛けています。
息子の態度や言葉に対して、まずは共感。
その上で、勇気づけになるような言葉掛けをしています。子どもの課題に対して、子ども自身が自分で立ち向かえるように。
そうした親子関係を重ねていく中で、心の内を吐露してくれるようになりました。
突然「さぁ、お父さんに何でも話してくれ」と言っても、話してもらえるわけではありませんよね。日頃から、子どもの気持ちに寄り添い、一緒に遊んだり、関心を持っておいたりすることが大切だと感じます。
子どもに課題に対して、親は名回答や正解を提示しなくても良いんです。
繰り返しになりますが、基本は「共感」と「勇気づけ」。
逆に言うと、尋問になったり、叱ったり、押しつけたりしないよう注意は必要です。厳しく接ると「叱られる」と思って、親に話をしてくれなくなるので。
「親は子どもの良き理解者であるよう心掛けて、子どもと話しやすい関係をつくるのが大切だな」と、僕はここ最近感じています。ひとりの人間として、対等に接するということですね!
ということで、子育てが新たなステージへと突入していった気がします。