西野亮廣さんが苦手だったけど、映画「えんとつ町のプペル」を観にったら衝撃!感動!終始圧巻!

映画「えんとつ町のプペル」を、映画館で観てきました。

結論から言うと、思っていたのとは全然違う……。

めっちゃ良い映画でした!

映像と音の迫力が凄い、ファンタジーだけど現実的でハッとさせられる、勇気が湧いてくるなど、軽い気持ちで観たのに最高。今、見終えてから3日経ちましたが、まだ余韻がズーンと頭に残っています。

映画の枕ことばに「親子で楽しめる」なんて付く作品がよくありますが、本作「えんとつ町のプペル」は、まさにこれ。

6歳の息子も、40代の僕も、スクリーンに釘付けになったのです。

絵本は読んでいないし、そもそも西野亮廣さんも好きじゃなかったのに……

父
実は、観るつもりではありませんでした

映画「えんとつ町のプペル」の原作は、絵本。

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絵本「えんとつ町のプベル」は、お笑い芸人のキングコング・西野亮廣さんがクラウドファンディングで資金を募り、完全分業制でつくられた作品です。

出版は、2016年10月21日(幻冬舎)。

当時、クラウドファンディングが注目され始めていた頃だったので、育児中の親御さんだけでなく、IT業界でも大きな話題になりました。

しかし僕は、西野亮廣さんの立ち振る舞いや、周囲で賞賛する方々の雰囲気が、どうにも鼻につき、絵本を読んだり、その話題に注目したりすることはありませんでした。加えて、西野さんが『不倫』についてご自身の音声番組(*1)で話されている内容を聞き、僕は「ゲスい人だなぁ……」と、完全に敬遠するようになったのです。

*1. 女の子とエッチするときに「僕以外に男いるの?」と野暮なことは聞かない。

 

ボイスメディア・Voicyで配信中の番組「西野亮廣エンタメ研究所」(2020年1月25日放送回)より

 

つまり僕は、西野亮廣さんに苦手意識を持っていて、絵本「えんとつ町のプペル」も読んだことが無いのに、映画「えんとつ町のプペル」を観に行ったのです。

 

きっかけは2つ。

ひとつは、保育園に通う息子です。保育園で覚えてきて、映画「えんとつ町のプベル」の主題歌を口ずさんでいたことです。

鼓太郎 6歳
ハロハーロ、ハロ、ハロウィン、プベプップー、プペル〜♪

保育園では、この絵本の読み聞かせがあり、また、保育園児のあいだでもテーマ曲が流行っているようです(ロザリーナ「えんとつ町のプペル」)。

もうひとつのきっかけは、妻です。

ママ
プペルの映画観に行こうよ! コロナで年末年始の帰省もできないし

2020年末は、新型コロナウイルスの第三波が起き、政府・自治体が「年末年始の帰省の自粛」を広く伝えました。例年、僕たち家族は実家がある大阪に帰省しているのですが、今年は結婚以来初めて帰省をとりやめ、東京で静かに過ごそうと決めたのです。

とはいえ、およそ1週間の冬休み期間中、じっと家にこもっているのも辛いので、「家族だけで映画に行こうよ」と妻が提案しました。

 

そんなこともあり、僕自身はなんの前知識もありませんが、映画館へ観に行くことにしました。

ドラえもんの新しい映画様式(TOHO シネマズ 六本木)
ドラえもんの新しい映画様式 @TOHO シネマズ 六本木

映像と音がすごい! いや、めちゃくちゃ凄い!

TOHO シネマズ 六本木 入り口
TOHO シネマズ 六本木

映画館は、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ。

スクリーンサイズと音響が都内トップレベルの劇場(*1)ということもあったのですが、映像と音の迫力が凄まじかったです。

  • ゴミ人間、誕生のシーン
  • 主役の少年・ルビッチとゴミ人間が、焼却炉から脱出するシーン
  • 煙突にのぼる恐怖感と、てっぺんからの見晴らし
  • 煙に覆われた薄暗い街並みと、そこで暮らす人々

……など。

クライマックスだけでなく、冒頭から終わりまで、寸分抜かさず極上のクオリティーで製作されているのです。

終始圧巻!

これに尽きました。

*1. スクリーンは、座席数が521席+車椅子用2席の「スクリーン 7」。都内で3番目に大きなスクリーンです(最大は池袋のグランドシネマサンシャイン)。音響は、パワフルでドラマチックなシネマ音響 「ドルビーアトモス」「ヴィヴ・オーディオ」が導入されています。

飽きる箇所がまったく無い。絵本が原作とは信じられない!

絵本「えんとつ町のプペル」の表紙
絵本「えんとつ町のプペル」の表紙

原作は、絵本です。
絵本ということは、ストーリーがとても短い。

父
間延びする展開なのでは……

僕は、そんな疑念を抱えていました。

案の定、映画が始まってほんの数分経ったあたりで、ミュージカル風に歌い・踊るシーンがありました。「歌を多用して時間を埋めるのかな?」と僕は思ったのですが、歌のシーンはそれっきり。

そこからのストーリーは、テンポよく展開しました。

原作の絵本は読んでいないのですが、おそらく映画用の脚本として、新たなキャラクターやエピソードがふんだんに加えられているのだと思います。

観る前の想いとはまったく真逆で、話がすごく面白くて、瞬きする間も惜しいほどだったのです。

冒頭3分が無料公開されています

町の通貨・L(エル)の秘密が面白い!

プペルの巨大広告を見入る6歳に息子

えんとつ町のプペルは、ファンタジーです。

街並みは大阪・道頓堀のような雰囲気があるのですが、登場人物は全員カタカナ名で日本人ではありません。また、主役のルビッチは子どもなのですが、大人と混じって過酷な現場で働いています。そして、町を取り締まる異端審問官という謎の機関もあります。

身近な町のようで、空想の世界なのです。

そんななか、町で使われている通貨・L(エル)の存在が、とても面白かったです。

これはストーリーの要にもなる部分ですので、詳しくはここでは書きませんが、L(エル)誕生のエピソードは、大人にとっても思わずハッとさせられると思います。

「なるほど、それには気づかなかった。その発想やポリシーは素晴らしい!」

僕は驚き、思わず興奮させられました。

 

えんとつ町のプペルは「善と悪」に分かれているように思えるのですが、町が誕生した歴史を振り返ると、単純な善悪では割り切れないな、と気づかされるのです。

深い……。

ラストの一瞬まで満喫! しばらく座席から立てないほどに

映画館のシートに座る6歳の息子

映像と音の迫力、小気味よいストーリー展開、そして魅力あるキャラクターの数々。

あっという間の、100分間の上映時間。エンドロールもじっと見入ってしまい、お別れが寂しくなるほどでした。

終わったあと拍手をしそうになったのですが、誰もしていなかったので思わず手を引っ込めました(拍手すればよかったな……と、すぐに後悔)。上映後「あぁ余韻が〜」と、しばらく席から立ち上がりたくなかったほどです。

僕は、事前に予告編すら見ず、むしろネガティブな気持ちでスクリーンを前にしたのですが、最高にいい映画でした。

予告編はこちら

【注意】お父さんがキーパーソン

すこし補足。映画「えんとつ町のプペル」の主役は、ルビッチという子どもで、ゴミ人間のプペルとの冒険物語です。

しかし作品全体をとおして、ルビッチの父親・ブルーノがキーパーソンとして大いに登場します。

父から子への愛

これを感じる場面が、幾度となく出てくるのです。

父と子で観に行くには、最高の選択かと思います。

しかし、もしご家庭の何らかの事情により、「今、子どもに父の愛情を強調されては困る」という方は、ちょっと注意しておいた方がいいのかな……と感じました。

気にしすぎかもしれませんが、念のため書き添えておきます。

西野亮廣さんのことを、僕は勘違いしていたのかもしれない

僕は、色々こまなかことが積み重なって、西野亮廣さんに対して失礼ながら苦手意識を持っています。

しかし、映画を拝見し、

「こんな素晴らしい作品を生み出した方なんだ」

と感激させられたことで、僕はこれまで西野亮廣さんのことを勘違いしていたのかも知れない、と思えてきました。

父
あれ? もしかしたら、僕は勘違いしていたのかな

勝手に嫌いになって、勝手に賞賛して、僕は一体……(笑)

このブログ記事を西野さんに読まれることは無いと思いますが、大変失礼しました! また、西野さんのファンの方々に対しても同様ですね。すいません。

まずは、西野亮廣さんのVoicyを拝聴させていただくところから、再開してみようと思います。

とにかく、映画「えんとつ町のプペル」は、最高でした! 親子で観ても楽しめますし、大人だけで観てもグッとくる作品だと思います。

ちょっとでも気になった方は、ぜひ映画館のスクリーンで体感を。すごいんです。

 

【追記】サウンドトラックの配信もはじまりました

映画「えんとつ町のプペル」SOUND TRACK
全29曲・1時間1分

北野

Apple Musicで、アルバム「映画 えんとつ町のプペル SOUND TRACK」の配信がはじまりました。これでいつでも世界に浸れる!

3か月も無料体験期間があるので、会員じゃない方はこの機会にぜひ。

Apple Musicは、音楽が聴き放題なだけでなく、カラオケのように曲に合わせて歌詞を表示する機能もあるんです。楽しいですよ!

6 コメント

  1. うーん。音楽のシーン3回もありましたけど、泣かせにかかってるなって思いませんでしたか?挿入歌ふたつも入ってて、しかもプペルの雰囲気にあってないし、さらには、そういうことを言い難い空気を作られてて、何だか気持ちが悪いです。ブログの筆者さんも本当は西野さんのファンなんじゃないですか?逆に私はずっとサロンメンバーで応援してきた立場ですが、今のこの雰囲気には、息苦しい感じがします。否定したい訳じゃないのに、肯定派の意見で城壁を築いてる感じが。

    • もずくさん、はじめまして! 本サイト「パパやる」を運営する北野です。

      音楽のシーン、3度もあったんですね。序盤の「ゴミ人間と町の人とのダンスシーン」が印象深かったので、それ以降は気になりませんでした。もずくさんは、長らくサロンメンバーとして活動されてきて、そういった印象を抱いたわけですね。なるほどです……。クラウドファンディングやオンラインサロンなど、大勢の方の応援で成り立っている部分があると思うので、そうした構図になりがちなのかなぁ。

      貴重なお気持ちを教えてくださりありがとうございます!

      ちなみに僕は、記事中に書いた1月25日のVoicy以降、西野さんのコンテンツは敬遠してきました。SNSのフォローもしていませんし、著書は1冊も読んだことがありません。ファンでは無いですね。^^;

  2. わたしはこの記事を読んで、とても感動しました!
    大人でも、良いと思うものに触れたら変化できる柔軟さはとても大事だし、かっこいいです*
    映画にしろ、西野亮廣さんにしろ、嫌いなひとや嫌いな事象はあって当然だと思います。
    好みやタイミング、価値観も人それぞれですし、、。
    でも、ひとの言葉やむしろ敬遠していたひとの作品を観て、良いと変われる心がある事を、素晴らしいと思います。
    わたしはこの作品をきっかけにゴミ人間という西野亮廣さんの本を読み、西野亮廣さんをとても尊敬するようになりました。
    西野亮廣さんの言う、知らないことを嫌いという人間の心も身をもって経験しました。
    だから、北野さんの柔軟さにとても感動しました。
    ひとは良い悪いを自分で感じて、知って決めるべきだし、良い!とも悪い!とも思ったり、言ったりしていいと思います*
    だから知らないのに悪い!と言ってしまう大人にはなりたくないです(*ˊᵕˋ*)

    • うさみみさん、はじめまして! 本サイト「パパやる」を運営する北野です。

      記事を読んでくださり、さらに「とても感動しました……」とは恐縮です。映画を観た素直な気持ちを、元旦の深夜にひとりポチポチと書き綴りました。うさみみさんがおっしゃってくださるように、僕は自分でもビックリしたほど、西野さんに対する気持ちが変わりました。映画、めちゃくちゃよかったので!!^^

      うれしいコメント、ありがとうございます。

  3. よい記事をありがとうございます。キンコン西野大嫌い!

    超漫才好きな旧知の親友がまさにアンチなんです。
    わたしはそちらには関心なく疎いので西野さんの作品や言動を伝えるもけんもほろろに彼女のとめどない何故キライか列挙マシンガントークに玉砕されていました。おっしゃるようにまさに鼻につくそうで。

    それが断られると思いきや映画に誘うといいよ。同じ時間歌舞伎町では西野さんが舞台トークショーをしていたのでそちらにする?と聞くとそれは無理という。で映画のみ観させて頂きました。

    わたしは隣の友の反応が気になりすぎ、カジサックさんのYouTubeをみていたので町人Aも気になるし愛菜ちゃんをはじめとする声優さんもお見事で泣いたり忙しくで再度観なくては!ってですが、が、

    泣いてただろお前!です。はいアンチ西野泣いてました♫

    終了後どうだった?と聞くと、エンドロール最後に1人でかく名前でてイラっとキタわ!とアンチぶりを出しながらも、実に沢山の方が支え関わり映画になるのねと超細かく感動トークが続きました。
    私ガッツポーズ✌なんとなくシメタ成功したって感じ。きっとアンチ西野は変わらないけど西野さんが表現したいことは彼女なりに受け取ったんだなと思いました。
    北野さんの発信は良いことだけしか言えない風潮より有難いことです。人の数だけ想いも違い二つに分けることでも○✖️することでもなく違うから論破することでもなく、そう思ったんだねと言い合えるような発信でした。多謝!

    • ロックちゃん、はじめまして! パパやる運営者の北野です。

      そう、そう、そう!
      まさにロックちゃんのご親友さんのお気持ち、僕はめちゃくちゃわかります。うちの嫁さんが僕とは逆で、西野さんが好きで時々話題に上がります。でも僕は「ふーん、そうなんだ」といつもスルーしていました。

      でも、映画を観て印象が一変。

      まさにロックちゃんのご親友さんがおっしゃる「実に沢山の方が支え関わり映画になるのね」の部分に、僕も気づかされ、心打たれました。プベルは、ほんと良い映画。

      先日、Voicyの西野さんの番組を聞くのを1年ぶりに再開したり、あと昨日、宮迫さんのYouTubeチャンネルに西野さんが登場する回を見ました。

      うーん、映画のおかげでポジティブな気持ちで見られる。正直、面白い!

      ロックちゃん、熱いコメントありがとうございました。

      あと最後にこの部分。笑いました〜!^^

      >「同じ時間歌舞伎町では西野さんが舞台トークショーをしていたのでそちらにする?と聞くとそれは無理という」

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