長野県信濃町にある野尻湖ナウマンゾウ博物館へ、小学生・未就学児の子ども達と行ってきました。
目的は、小学2年生の息子の同級生が東京から野尻湖の近くへお引越ししたので、会いに行くため。ご家族総出で現地をいろいろとガイドしていただき、信濃町をたっぷりと堪能してきました。
わが家の息子は、これまであまり博物館へは行ったことが無かったのですが、野尻湖ナウマンゾウ博物館では大盛り上がり! 子ども達が楽しめる工夫があり、子ども達が率先して学べる魅力的な博物館でした。
今回は、子ども達と訪れた野尻湖ナウマンゾウ博物館をレポートします(訪問日:2022年7月の情報です)。
野尻湖ナウマンゾウ博物館、住所・料金・営業時間など
野尻湖ナウマンゾウ博物館
- 開館時間:午前9時~午後5時
- 休館日:年末年始、月の末日
- 入館料:一般(高校生以上) 500円 / 小・中学生 300 円
*小学生未満(未就学児童)は無料です。
*障がい者手帳をお持ちの方は半額となります。(介護者1名にも適用) - 駐車場:無料駐車場完備
- 住所:〒389-1303 長野県上水内郡信濃町野尻287-5
- 電話番号:026-258-2090
- 公式ホームページ:nojiriko-museum.com
詳しい内容・最新情報は公式ホームページをご確認ください。
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割引料金
- 一般(高校生以上)
500円 → 450円 - 小・中学生
300円 → 260円
スマホでスクショやダウンロードした画像を見せるだけでOKですので、ぜひ事前にゲットしておきましょう!(印刷も可)
野尻湖ナウマンゾウ博物館とは
ナウマンゾウとは、氷河期時代に日本列島に生息していたゾウの一種です。諸説ありますが36万年前から生息し、2万8,000年ほど前に衰滅したと言われています。その化石は日本や中国の一部で見つかり、長野県の野尻湖周辺でも多く発掘されています。
野尻湖周辺では、1962年(昭和37年)からナウマンゾウの化石発掘が行われ、出土したナウマンゾウ化石や野尻湖人と呼ばれる旧石器人類の石器や骨器などが、ここ野尻湖ナウマンゾウ博物館に収められているというわけです。
館内には当時をイメージした親しみやすい絵も展示されています。大勢の野尻湖人がナウマンゾウを捕らえて、それを食糧などにしている様子が描かれていて、「1970年代のテレビアニメ『はじめ人間ギャートルズ』みたいだなぁ」と思いながら、僕は楽しんでいました。アニメに出てきたのはマンモスですが。
野尻湖周辺での発掘活動は地元の小学生・中学生の子ども達によっても行われていて、地域で大切にされているのだなぁと感じました。
試験問題(クイズ)があって、小学生が盛り上がる!
館内の入り口では、2種の試験問題の用紙が置いてあります。クイズ形式で、館内の展示物をしっかりと見ることで答えがわかります。
小学生の子ども達にとっては、ゲーム感覚で楽しむことができるのです。これ、すごく良い工夫ですね! 同行した小学2年生の男児は、めちゃくちゃ盛り上がっていました。
また、保育園児の子はまだ字の読み書きができないので、大人と一緒に問題に挑戦しました。目をキラキラさせながら「僕、わかった!」など声を上げてくれたり、大人と一緒に鉛筆を握って答えを書いたりして、とても楽しかったです。
ナウマンゾウの折り紙コーナー
館内には他にも子ども達が楽しめる工夫があり、こちらは折り紙です。折り方の解説をみながら、ナウマンゾウの折り紙をつくることができます。
結構、可愛いんです。
ほらっ!
ナウマンゾウ、折り紙の折り方。器用な子なら、年中・年長さんでもできると思います。可愛いですよ。
野尻湖人になれるコスプレ衣装も!
子ども達が楽しめる工夫は、他にもまだまだ。こちらはナウマンゾウの発掘を体験できるコーナーです。隣には骨のパーツをパズルのようにつないだり、骨を石器で砕く体験ができる一角もありました。
面白いのがこれ!
野尻湖人(原始人)になりきれる衣装や小道具があり、撮影スポットも用意されています。
ナウマンゾウの毛皮を着て、ナウマンゾウの肉にかじり付く、小学2年生の息子。
僕もかつらをかぶってみました。これは……原始人というより(笑)
とにかく、野尻湖ナウマンゾウ博物館はとても楽しかったです! 子ども達がイキイキと積極的に学べると工夫がたくさんあるのが良いですね。
野尻湖観光とあわせて、ぜひどうぞ! 野尻湖での遊泳やランチなどのレポートは、以下の記事をご覧ください。