マタ旅(またたび)という、妊娠中のマタニティー旅行が流行っています。家族に赤ちゃんが加わると夫婦ふたりの旅行は10数年お預けということもあり、その思い出作りとして出産前に旅行をする夫婦が増えているそうです。

マタ旅の最適な時期は、流産の危険性が減る安定期に入った妊娠12週目(4ヶ月)から、早産の可能性が低い妊娠7ヶ月目辺りが最適と言われています。自分たちも、少し早めでしたが妊娠10週目(3ヶ月)の頃、飛行機で沖縄旅行へ行きました。

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→ つわりが全然なくて逆に不安。先生からアドバイス頂きました。

ハワイ旅行中に緊急出産。1億円を超す出産費用に!

ニュースサイトTech Insightに、妊娠中にハワイ旅行へゆき大変な目にあったご家族の事例が紹介されていました。

“カナダ・サスカチュワン州在住のジェニファー・ハクラックさんは妊娠6か月であった昨年秋、Blue Crossという米大手保険会社の健康保険に加入し、医師の許可を得て夫とともにハワイ・マウイ島に旅行した。

だが現地で破水してホノルルの大病院に空輸搬送され、早産の末に赤ちゃんはNICU(新生児集中治療室)へ。その出産および入院、超低体重で誕生した赤ちゃんの2か月にわたるケア、空輸などもろもろを合わせた費用はなんと95万ドル(約1億1400万円)

しかし保険会社は支払いを拒否した。ジェニファーさんは妊娠中に膀胱感染症で治療を受けたことがあり、「ハイリスク妊婦でありながら海外旅行に出かけた」とみなしたのである。

【海外発!Breaking News】妊娠中の海外旅行“まさか現地で”に保険は? ハワイ緊急出産で1億円の請求に泣いた例も。:Tech Insight より一部引用”

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日本の出産費用はおよそ45万円程度ですが、アメリカではおよそ100万円は掛かると言われています。アメリカは医療費そのものが日本よりはるかに高額で、出産時に治療が発生するとその額は膨大に膨れ上がります(例えば、盲腸の手術・入院で200万円程度)。

1億円以上を請求されたこの夫婦は、現地アメリカの大手保険会社と契約していたにも関わらず、過去の治療歴を理由に保険適応外の判断を下しました。

マタ旅。商業的な流行なので、妊娠中の旅行には注意を!

マタ旅という、いかにも商業的に流行らせようという思惑が見え隠れするネーミング。その裏では、旅行会社、広告代理店、雑誌、テレビなどのメディアが、新しい市場を開拓しようと画策しているのでしょう。

もちろん、出産前に夫婦で楽しいひとときを楽しむのは賛成です。僕たちも飛行機に乗って旅行へ行って、とても楽しかったので。

ただ、妊娠中のマタニティー旅行は、健康面だけでなく、金銭面でもリスクがあるということを知っておいた方が良いでしょう。特に、ブームにのって海外旅行を検討されている方は、くれぐれもご注意を!