2014年生まれが最後の100万人世代かも? 日本の少子化、歯止めがきかず。

世界の人口が増え続けているなか、日本の人口は減りはじめています。

その背景には、長らく問題視されています「少子化」があります。厚生労働省が発表した、昨年2014年の出生数は、100万3,532人で戦後過去最低数でした。

赤ちゃんの数が、ピーク時の半分以下。

では、この数は過去と比べてどれくらい少ないのでしょうか? 戦後、日本では2度のピーク(人口爆発)がありました。

  • 第一次ベビーブーム(団塊の世代)
    1949年 – 約270万人
  • 第二次ベビーブーム(団塊ジュニア)
    1973年 – 約209万人

最初のベビーブームは、1945年、戦争が終わって召集をとかれて兵役から大勢が戻ってきたのがきっかけでした。そして、第二次ベビーブームは、その子供たちというわけです。

しかし、第三次ベビーブームは起きませんでした。「バブル崩壊後で先行き不透明」「女性の社会進出が増加」「子供を持たない結婚生活、DINKS流行の余波」「育児と仕事の両立が難しい社会構造」など、様々な時代背景が重なりあい、結婚や出産に疑問を感じる若者が増えたからです。

さて、過去最低の出生数となった2014年。今後、出生数が伸びることは無さそうなので、もしかしたら、2014年が「最後の100万人台」の年になるかもしれません。

ちなみに女性ひとりが産む子供の数を示す出生率は、2014年度は「1.42」でした。過去最低だった2005年の「1.26」からはいくぶん回復しています。しかし、そもそもの分母が減ってきているので、出生率がアップしても出生数の増加にはつながらないのです。

世界の国別出生数は?

日本が100万人なら、世界はどうなんだろ。少し調べてみました。


世界最多は中国

約1,687万人。
日本の約17倍もの赤ちゃんが生まれています。一人っ子政策が緩和され、今後さらに伸びてゆくようです。


アメリカは世界第2位

約400万人。
日本の4倍の赤ちゃんが誕生。ちなみにアメリカの人口は日本の約2.5倍ですので、子供は日本の倍近く生んでいることになります。


日本とほぼ同数は南アフリカ

約100万人。
日本とほぼ同じ数の赤ちゃんがいるのが南アフリカ。ちょっと意外でしょうか。ただし、南アフリカの人口は約5,000万人。日本の人口の半分以下です。


韓国は日本の半分

約50万人。
日本のお隣、韓国の赤ちゃんは日本のちょうど半分です。ちなみに韓国でも、少子高齢化が問題になっています。つい先日「ソウルで、65歳以上の高齢者人口が初めて、15歳未満の幼少年人口を上回った」とニュースで報じられていましたが、日本では上回るどころか2倍以上高齢者の方が多く韓国の少子高齢化とは比べものになりません。

世界における、日本の競争力は落ちてゆく。

世界中がもっとも注目している、アジアの国は中国でしょう。「今はバブルで、いずれ崩壊する」との見方もありますが、そもそもの人口や出生数が多いので、まだまだ注目は続きます。

日本は、今後どうなるのでしょうか?

未来はわかりませんが、ソニーやシャープといった日本が世界に誇っていた企業が凋落してゆく姿を目の当たりにすると、明るい未来は描きにくいですね。さらに、人口も今後ますます減少してゆくので、内需も減少します。

幸いなことに、近年、日本にやってくる外国人観光客が増えています。2020年に開催される東京オリンピックでさらに日本を知ってもらう機会が増え、「観光地としての日本」はしばらく成長してゆくのではないでしょうか。

物やサービスを売る、観光客を相手にする。いずれにせよ、国際力や語学力は必要になってきそうです。

最後に私ごとの余談ですが、テレビCMなどでおなじみの「DMM英会話」さんのブログにて、海外で活躍する日本人を取材して記事にさせてもらっています。最新記事は、Mighty Crownさんです。ぜひ読んでみてください。世界に舞台を移して活躍しよう!

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