0〜1歳の頃はよく病気になった息子ですが、2歳半頃から急に強くなり、ここ半年ほどは一度も病気で保育園を休んでいません。ありがたいことです!

そんな息子ですが、肌だけはちょっと弱いんです。

アトピー性皮膚炎ではないのですが、ヒザ・ヒジの裏、脇の下、陰部など皮膚がとくに薄い部分が荒れやすいのです。そのため、皮膚科だけはずっと通っています。かゆみ止めだけでなく、お風呂上がりや外出前の保湿クリームは欠かせません。

感染症の「水いぼ」ができてしまった

めちゃくちゃわかりやすい本:「はじめてママ&パパの0~6才病気とホームケア

……なんだこれ?
いつもの「かぶれ」や「あせも」とは違うぞ。

ボールペンの先のようなプツプツが、肘の裏と脇の下にできていました。各箇所に数個から十数個ほど。ぐちゅぐちゅという感じではなく、つるんとしたキレイな発疹です。

定期的に通っている病院(皮膚科)で相談したところ、「水いぼ」という診断でした。

ちなみに「水いぼ」という病名のとおり、発疹というよりイボです。水いぼは、正式名称を「伝染性軟属腫」といい、伝染性軟属腫ウイルスによって移る感染症だったのです。

伝染性軟属腫ウイルスが付着した、すぐに感染!発症! ……という訳ではなく、皮膚が弱かったり、荒れていたり、アトピー性皮膚炎だったりすると、感染・発症しやすいのだそうです。ですので、息子が日頃から荒れがちな肘の裏と脇の下にできたようです。

そんな水いぼですが、こいつがちょっとやっかいな感染症だったのです。

数ヶ月から数年で自然治癒するので、治療する派としない派がいる

皮膚科の先生いわく、「水いぼは、数ヶ月から数年で自然に治ります。ですが、放っておくと数がもっと増えたり、全身に広がったりすることがあります。また、水いぼに限らずですが肌トラブルは放置しておくと皮膚バリアが弱い状態が続き、アトピー性皮膚炎に発展する恐れもあります。それと、水いぼは人にも移してしまいます」とのことです。

息子が通っている皮膚科では治療を勧められましたが、医師や保護者の判断で水いぼを治療しないと判断する人もいるそうです。数ヶ月から数年とはいえ、放っておいても自然治癒するので。

ちなみに治療する場合は、ひとつずつピンセットでつまみ取るとのこと。それには「疼痛(強い痛み)」がともなうのだとか。治療の30分以上前に麻酔テープを貼りますが、それで多少は痛みが和らぐものの、やっぱり痛いそうです。

注射のように一度の「イテッ」で終わればいいのですが、ピンセットで次々と取るので「イタッ!イタッ!イタイーッ!」と疼痛が続くのです。

これは、治療すべきか自然治癒で良いか、悩みますよね。

水いぼで、保育園は休まなくて良いのですが……

世田谷区 保育のしおり「登園時に医師の許諾が必要な病気」一覧

息子は認可保育園に通っています。保育園では、厚生労働省と各自治体によって「登園時に医師の許諾が必要な病気」が定められています。

たとえば、インフルエンザの場合は「発症後5日を経過し、かつ、解熱後3日を経過するまで」であるとか、手足口病や溶連菌感染症は「症状が回復した後、全身状態がよく、医師が登園可能と判断するまで」というルールです(世田谷区「保育園のしおり」より)。

水いぼは感染症ですので、「保育園に登園できないの!?」と思ったのですが、水いぼは「通常出席停止の措置は必要ないと考えられる伝染病(登園許可証は必要なし)」とのことでした。……ホッ。

とはいえ、保育園は集団生活。息子は、どこかで誰かから伝染性軟属腫ウイルスをもらってきたから発症したのでしょう。今度は息子が感染源になり、お友達に移してしまうかもしれません。やっぱりそれは良くないと思い、治療を決断しました。

世田谷区 保育のしおり「登園時に医師の許諾が必要な病気」一覧

水いぼをピンセットで次々つまみ取る。どんどん血が出る!

治療前に貼る麻酔テープ「ペンレステープ18mg(マルホ)」と、治療後に塗る「ゲンタマイシン硫酸塩軟膏0.1%(富士製薬)」

皮膚科の先生からは、「病院へくる30分前に患部に麻酔テープを貼ってから来てください」と指示を受けました。いきなり全身の水いぼを取るのではなく、何度か通って少しずつ除去するとのことですので、まずは右手の肘裏だけに麻酔テープを貼り、病院へ向かいました。

週末土曜日でしたので、病院は混雑。1時間半待ちでした。

先生からは、「2時間も貼っていれば、麻酔はよく効いていますよ」と言われ、ちょっと安心。僕は息子を抱きかかえ、片手を看護師さんにおさえててもらい、先生がピンセットで水いぼをつまみ取ります。

結構早い! 2秒に1つくらいのペースで、どんどん取っていきます。

息子は「痛いー!」と泣き叫んでいます。「えぇっ、麻酔テープの効果は!?」と不安になりながら、僕は息子をギュッと抱きしめて「大丈夫だよ、大丈夫だよ」と励まし続けました。

しかし、患部からはどんどん血が吹き出し、あっという間に血だらけに。

その様子は僕も息子も見えていて、見た目からめちゃくちゃ痛そうでした。(泣)

治療数日後、傷口が痛々しく。さらに数日後ぐちゅぐちゅに

水いぼ治療3日後の患部

治療前はツルンとしたきれいなイボだったのですが、治療後は傷口になるので、ちょっと痛々しい感じになります。これは治療3日後のようすです。

ここからさらに2日後、息子が痒がるので見てみると、患部がグチュグチュになっていました。このまま放置する訳にいかず、再び皮膚科へ……。

水いぼは、今回と同じく右腕肘裏にまだ残っていますし、左手にも両脇にもあります。まだまだ何度か処置してもらう必要があるのです。あぁ……早く治ってほしいな。

水いぼの治療はお早めに。小学生になると減少

もし水いぼ見つかった場合、早めに治療するのがオススメです。なんと言っても、広がる前の方が治療回数が少なくて済むからです。

また、水いぼは幼い子供が感染・発症しやすく、小学生になるとほとんど発症しなくなるそうです。ちなみに大人も発症しません。未就学児がかかりやすい病気という訳ですね。

ちなみに、「水いぼができたらプールに入ってはいけない」と言う方もいますが、プールやお風呂などの水の中では感染しません。ただし、直接接触したり、ビート板やタオルなどを介して感染することはあります。道具やバスタオルなどは、共用しないようにするのが良いですね。

幼い子供は、何かと感染症になりやすいですが、今回は水いぼの話でした。パパやるでは、子供がかかりやすい病気やヒヤリハットな事故・怪我に関する記事もいくつか掲載しています。ぜひ読んでみてください。

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