僕は素人の手探りながらも、わりと率先して育児に参加している方だと思うのですが、この時だけは「大丈夫かな?」と不安になるタイミングがあります。それは……。
嫁が半日いない土曜日。ふたりっきりで大丈夫?
日中、嫁さんから「仕事がおわんない! 明日は土曜日だけど出勤しないとダメっぽい。鼓太郎をお願いしていい?」とメッセージが。
ここで選ぶことができる返答は、大きく分けると以下の3パターン。
- えぇ〜、それは無理だよ。(NG)
- なんとかやってみるけど……(相手に気を遣わせる微妙なOK)
- 大丈夫! 仕事がんばって。(OK)
僕は、土日に仕事をしたくて嫁さんに息子をまかせっきりにすることが度々あるので、1のNGは無し。気持ち的には2だったのですが、結果的にOKなんだったら、気持ち良く答えた方が良いだろうと思い、3の「オッケ〜!まかしといて」と返答。
実は、心中不安でした。
息子は、今1歳1ヶ月ですが、まだママのおっぱいに頼っています。食事は、3食ふつう食を食べているのですが、精神安定剤のように眠るときやグズったときは、パクッとくわえる訳です。僕の場合、その最大の武器「おっぱい」が使えません。
授乳以外のことは何でもできるのですが、授乳ができないために「嫁さんが長時間いない」というタイミングに直面すると不安になるのです。
お父さんとふたりっきり。半日レポート。
こんなレポート誰が見たいんだよ? と思えるのですが、自分の奮闘日記として書き記します。
はい〜、いきなりの泣き。
朝、嫁さんのお見送りしたのが失敗でした。バイバイ〜、バイバイ〜、と見えなくなるまで手を振っていたのですが、ママの姿が見えなくなったとたん、無表情に。家のなかに戻るなり、ワーッと泣き始めました。
マンナという子供用ビスケットをあげました。なんとなく不満そうですが、とりあえず泣き止んでくれました。
この日は、朝11時から、自宅から2kmほど歩いたところにある英語教室「おうちdeえいごスタジオ」の日です。ベビーカーに乗せて、ふたりで道中歩きました。が、息子はまだご機嫌良くないようで……。
英語の教室では気分転換になったのか、とても楽しいひととき。1時間のレッスン後、皆さんともワイワイしたかったのですが、午前中のうちに小児科へ行かないといけなかったので、そそくさと退散。
息子が産まれた頃からお世話になっている小児科。先生も看護師さんもみんな優しくて、いつも可愛がってくれます。先日の高熱からの風邪(?)もすっかり治っているようでした。よかった!
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さて、帰ってきてからは昼食です。最近いろんなものをパクパクと食べるので、見ていて気持ちがよく、今回もしっかり食べてくれました! ひとりでみそ汁飲めるようになったんです。
食後は寝かしつけ。当然のことながら、そんな簡単には寝てくれません。なんせ僕にはオッパイがないですから。まずは、ふたりで絵本を読みました。しかし一向に寝る気配はなく……。
無理矢理寝転ばせたらギャン泣き! しまった!! ママが着ていたシャツをもって、激しく泣き出しました。
寝ないものは仕方がない。気分を変えて、洗濯をすることにしました。鼓太郎には「ハンガーを持ってきてお父さんに渡す」という重要な任務を与えました。
そして、ふたたび寝かしつけにチャレンジ! 絵本を読んでから、今度は抱っこで家じゅうを歩き回りました。以前NHKの「すくすく子育て」でやっていた輸送反応を試してみたら、今度はバッチリ! 15分ほどでス〜ス〜。やった!
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が、しかし! 40分ほどで起きてしまいました。また泣きはじめたので、ふたたび輸送。笑 今度も15分ほどで寝てくれました。これめっちゃ効果ありますね! そして、息子のとなりでつい僕も寝てしまい、気づいたら帰宅した嫁さんに起こされ、すっかり日も暮れていました。
ということで、半日ふたりきり育児の奮闘記。改めて「こんなもん誰が見たいねん」といった内容ですが、ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。笑
絆が深まるよ!
今回もそうですし、先日高熱が出て保育園へお迎えに行ったときもそうですし、子供とふたりっきりの時間を過ごすと、なんというか「ふたりで力を合わせて乗り越えた」という感覚になり、絆の深まりを感じます。子供も、お父さんを頼ってくれるようになります。
大変ではありますが、悪いものではありませんよ。機会があれば、ぜひ《3》の「よし、俺に任せておけ!」で頑張ってみてください。