梓みちよ「こんにちは赤ちゃん」 原曲はお父さんの曲「俺が親父だ」だった

赤ちゃんをテーマにした曲で、日本中に旋風を起こした大ヒットは、僕はこの2曲だと思っています。

  • 中尾なかおミエ「可愛いベビー」
  • あずさみちよ「こんにちは赤ちゃん」

中尾ミエさんの「可愛いベイビー」は、アメリカの歌手で女優のコニー・フランシスが歌う「Pretty Little Baby」のカバー曲ですが、本国ではヒットせず、日本でレコード売上100万枚を超える大ヒットとなりました。カバー曲ではありますが、日本を代表する歌謡曲といっても過言ではありません。

余談ですが、中尾ミエさんは当時20歳。「可愛いベイビー」で一躍スターの座に輝いた彼女は、両親へ都内に一軒家をプレゼントしたそうです。

この曲に関しては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください(我が子を見つめながら中尾ミエ「可愛いベイビー」を聴いたら幸せMAXに♪

今回はもう一方の、梓みちよさんが歌う「こんにちは赤ちゃん」をご紹介します

 梓みちよ 「こんにちは赤ちゃん」レコードジャケット 赤ちゃんとママが向き合っている
画像参照元:Amazon

【訃報】梓みちよさん

本題に入る前に、「梓みちよさんが急死した」と、多くのメディアで報じられました(2020年2月3日)。

これまでお元気で、少し膝を悪くしていた程度だったそうですが、マネジャーさんが打ち合わせのため梓みちよさんのご自宅を訪ねたところ、そこで倒れていたそうです。

死因は心不全。
享年、76歳でした。

ご冥福をお祈り申し上げます。

ご経歴(略歴)

  • 1946年6月4日 福岡県で生まれる
  • 1960年 宝塚音楽学校に入学、中退
  • 1962年 デビュー曲「ボッサ・ノバでキッス」リリース
  • 1963年 「こんにちは赤ちゃん」リリース。第5回レコード大賞を受賞。紅白戦歌合戦に初出場(生涯で10回出演)
  • 1964年 昭和天皇の前で「こんにちは赤ちゃん」を披露
  • 1971年 「新婚さんいらっしゃい」の2代目アシスタントに
  • 1974年 「二人でお酒を」が大ヒット
  • 2002年 40周年記念コンサートで、長年封印していた「こんにちは赤ちゃん」を披露

梓みちよ「こんにちは赤ちゃん」 歌詞が泣ける!歌声が素晴らしい!

「こんにちは赤ちゃん」がリリースされたとき、梓みちよさんが20歳でした。

この映像は、お亡くなりになる半年前だそうです。70代半ばにして素晴らしい歌声ですね。

 

北野
「こんにちは赤ちゃん」がリリースされてから、今年で57年。この年に生まれた赤ちゃんは、今、56歳か57歳です

 

歌詞

 梓みちよ 「こんにちは赤ちゃん」レコードジャケット ベビーベッド
画像参照元:Amazon

ところで、この「こんにちは赤ちゃん」は、歌詞が泣けるのです。1963年の曲ですが、現在でもなお、ママ・パパの心に響くであろう言葉が、丁寧に紡がれています。

 


こんにちは赤ちゃん
あなたの笑顔
こんにちは赤ちゃん
あなたの泣き声
その小さな手
つぶらなひとみ
はじめまして
わたしがママよ

こんにちは赤ちゃん
あなたの生命いのち
こんにちは赤ちゃん
あなたの未来に
この幸福しあわせ
パパの希望のぞみ
はじめまして
わたしがママよ

ふたりだけの愛のしるし
すこやかに美しく
育てと祈る

こんにちは赤ちゃん
お願いがあるの
こんにちは赤ちゃん
ときどきはパパと
ホラ ふたりだけの
静かな夜を
つくってほしいの
おやすみなさい
おねがい赤ちゃん
おやすみ赤ちゃん
わたしがママよ


 

北野
泣く……。こんなん泣くわ。赤ちゃんに「こんにちは」と挨拶したり、赤ちゃんの泣き声でさえ愛おしく思ったり、歌詞にある「ふたりだけの愛のしるし」「ときどきはパパと静かな夜を」という妻の夫への愛であったり、隅々まで心打たれるポイントがぎっしり詰まっていて、胸熱が止まりません!

 

「こんにちは赤ちゃん」の原曲は「俺が親父だ」

BSテレ東の番組「武田鉄矢 昭和は輝いていた」の映像の一部がYouTubeにアップされていて、そこで紹介されていた昭和52年の映像で「こんにちは赤ちゃんの誕生秘話」が語られていました。

この曲は元々、中村八大なかむらはちだい中村八大さんに長男の力丸くんが授かったとき、作詞家の永六輔さんがプライベートで贈った詩だったそうです。中村八大さんは、「こんにちは赤ちゃん」「上を向いて歩こう」などの作曲を手掛けた作曲家です。

中村八大さん「永さんがお祝いに詩をくださって。本当はあの歌は、発表しない予定だったんです。だけど他の曲が間に合わなくて……(笑)」

個人的に贈られた曲なので、発表時は詩が書き換えられたとのことです。

なんと原曲は、「俺が親父だ」というタイトルだったのです。

「親父の曲より、お母さんの曲の方が番組(*1)に合うな」ということで、お母さんの曲に変更されました。

*1. NHK「夢であいましょう」 今月の歌コーナー

 

原曲「俺が親父だ」(作詞:永六輔)

 


こんにちは赤ちゃん
お前の笑顔
こんにちは赤ちゃん
お前の泣き声

その小さな手
つぶらな目玉

はじめまして
僕が親父だ


北野
まさか親父の曲だったとは! この曲もいいですね。むしろ、今の時代にピッタリ合うような気がします!!

 

令和時代でも心にささる、昭和の名曲

今回ご紹介した「こんにちは赤ちゃん」は、いかがだったでしょうか。なんとなく曲は知っていたけど、きちんと聞いたことが無かった、という方も多いと思います。

そういう僕も、梓みちよさんの訃報に接し、久しぶりにじっくりと聞きました。

今や父親となった僕としては、とても心に刺さる素晴らしい曲だと感じます。古い曲ですが、内容は普遍的なもの。これからも聞き継がれて欲しいですね。

中村八大さんも、永六輔さんも、梓みちよさんも、みんな亡くなってしまいました。大切にしたい昭和の名曲、いや、日本の名曲です。

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