先日、息子が久しぶりに風邪ひきました。病院の帰り「今夜はおうどんにしようねー」と話しつつ、ローソンで何か良さそうなものを買って帰ることにしました。
僕は「ポカリスエット」を選び、息子が選んだのが「ウイダーinゼリー プロテイン」と「フルーツ・ミックス・スムージー」です。
なんでプロテインやねん、と思いましたが……
- うどん(炭水化物)
- ウイダーinゼリー プロテイン(タンパク質)
- フルーツ・ミックス・スムージー(ビタミン、ミネラル、食物繊維)
おぉっ、何気に栄養バランスが取れてるじゃないか! 鼓太郎、ナイスセレクト!
旦那にイライラする!
さて、今回のテーマは「夫婦のイライラ問題」。ネットに書き込まれた子育ての悩みを見ていると、「夫の育児への口出しにイラッっとする妻の悩み」をよく見かけます。夫の帰宅が遅く、育児・家事の大半は妻がやっているにも関わらず、夫は妻に「ああしろこうしろ」とうるさく指示する訳です。
ところで、僕は本屋さんが大好きです。新刊をチェックしたり、本を買ったり、思考を巡らしたりするために足を運んでいる訳ですが、ヒェェ……と背筋が凍る本に出会うことがあります。
夫に死んでほしい妻たち
妻の「してほしい」と、夫の「しているつもり」の差から生まれる……殺意。怖すぎでしょ!
妻の病気の9割は夫がつくる
夫が原因の病気を、夫源病(ふげんびょう)と言うそうです。特に「外づらのいい夫」の場合、妻は病気になりやすいのだとか。他にも「子どもの悪い部分をすべて妻のせいにする」「今日あった出来事を話しても上の空」「自分は夜遊びするのに妻には許さない」なども危険サインとのこと。ドキッ!
夫は犬だと思えばいい。
ワン!ワンワンッ! ご飯のとき、真っ先にパパにおいしいものを出してあげる。ほとんどそれだけで喜んで忠誠を誓うんだワン!
愛し合って結婚したはずなのに、いつの前にか、夫にイライラするようになり、夫のことが嫌いになり、夫のせいで病気になり、夫に殺意を抱く……。これ、ホントに!?
子供の栄養バランスが気になる夫と、口うるさい夫にイライラする妻
《夫婦のイライラ問題》というか、《夫が嫌い問題》の原因のひとつに、「子供に栄養バランスを考えて食べさせているのか」という夫の発言があるようです。
母親は、どうしても子供にかかりきりになりがちですが、父親は、自分の時間が取りやすいと思います。
例えば、母親はトイレすらゆっくりできません。トイレに入った途端、幼い子供が「ママッ!」とやってくるからです。でも、父親はトイレでゆっくりスマホを触ったり、本を読んだりできます。
そのため、男性の方が子育てに関する《知識》は多くなりがちではないでしょうか。ネットで子育ての記事を複数読んで比較したり、育児本を何冊も読んだりできる余裕があるからです。だから、「うちの子はきちんと出来ているのか?」と気になり、奥さんに「子供に栄養バランスを考えて食べさせているのか」なんてついつい言ってしまう訳です。
栄養バランスを気にするのは、とても大切なことです。
でも、ここで夫がすべきことは、妻に指示したり注意したりすることではありません。妻は、そんなことは重々承知です。子供は、お母さんが栄養を考えて一生懸命作ったものでも、「いらない」と一口も食べないことが良くあります。とても良くあります。
ですので、そんな苦労の最中に夫が「栄養バランスを……」なんて言っても、何のアドバイスにもなりませんし、何の助けにもならないのです。
【解決方法】夫は「お腹ペコペコ作戦」を実行しよう!
いよいよ解決方法です。
子供の栄養バランスが気になった時、妻にそれを言うのは解決にはならないことは先に言った通りです。では、夫は何をすべきか?
子供とたっぷりと遊んであげて、お腹をペコペコにしてあげたら良いのです。
お腹が空いているときのごはんは格別! ふだんなかなか食べてくれないものでも、お腹が空いていると食べてくれる可能性はグンと上がるでしょう。そして子供は「あれ、意外と美味しいぞ!」と気づいてくれるかもしれません。
子供としっかりと遊ぶ。
そうすることで、気がかりだった「子供の栄養バランス問題」が解決へと進み出すのです。
たくさん遊んで、お腹がいっぱいになった子供は、きっと夜も早く寝てくれるでしょう。子育てにおける夫婦問題は、妻へ指示する前に「自分に何かできないかな?」と、一歩立ち止まって考えてみるのがコツです。
お父さん、口にする前に一旦停止ですよ。お互い頑張りましょう!