人はなぜ激しくキレるのか。車外に出ずにドアロック、窓ガラスは素手では割れない

世の中には、些細なことで『キレる』人がいます。

それに直面した方は、「えっ。そんなことで怒り狂うなんて」と面食らうでしょう。外部からの刺激に過剰反応して暴走するのは、ルノアドレナリンのせいである可能性が高いと、精神科医の片田珠美さんは言います。

片田珠美さんは、自身の著書「すぐ感情的になる人」で、人はなぜ感情的になるのか、怒っている人に対してどう対処すれば良いのかなどを伝えています。

激しい怒りは性格ではなく、病気である場合もあるのです。

たとえば、感情が非常に不安定な「境界性人格障害」、注目の的でありつづけたい「演技性人格障害」、些細なことで急に興奮する「間欠爆発症」、気分が高揚して驚くべき行動をとる「気分障害」など。また、「認知症」により感情の抑制が効かなくなることもあります。

感情的になった人に対して、やってはいけない対応として、片田珠美さんは以下の3つをあげています。

  1. 怒りを封じ込めようとする
  2. こちらに落ち度があっても認めない
  3. 相手の振る舞いを模倣する

怒りは押さえつけられても、消えて無くなるわけではありません。「気づかなくてすいません」と謝った方が、事態をこじらせなくて済むと言います。

また、「相手が感情的になって怒鳴っているのだから、こっちも同じようにやっても許されるだろう」と考え暴言を吐くのは、もってもほか。むしろ、「そんな言葉を口にしていたらいずれ破滅するでしょう」と心の中でつぶやきながら、冷ややかに眺めておくのが良いとのことです。

車を運転中に絡まれたら、車外に出ずにドアロック。窓ガラスは素手では割れない

夫婦死亡事故 トラブルで進路妨害されたか 男を逮捕:NHK NEWS WEB
画像参照元:NHK NEWS WEB

高速道路のパーキングエリアでトラブルになり、その後、キレた男に高速道路上で追い回され、死亡事故に発展した事件がありました。子どもふたりの目の前で両親が死亡した、凄惨な事故です。

ことし6月、神奈川県大井町の東名高速道路で、追い越し車線に停車していたワゴン車に大型トラックが突っ込み、ワゴン車に乗っていた静岡市清水区の萩山嘉久さん(45)と妻の友香さん(39)が死亡し、2人の娘を含む合わせて4人がけがをしました。

警察が捜査を進めたところ、別の乗用車が1キロ余りにわたって、萩山さんのワゴン車に極端に接近したり前に割り込んだりしたあと、追い越し車線でワゴン車の前に止まって進路を塞ぎ、停車させていたことがわかったということです。

夫婦死亡事故 トラブルで進路妨害されたか 男を逮捕:NHK NEWS WEB

 

画像:ベストカー ウェブサイト

この事件を受け、自動車情報誌の「ベストカー」が、ウェブサイトにてひとつの対処法を公開しました。

  • 挑発・脅迫にあっても、車外に出て交渉しない
  • ドアのロックを確認して、その場で警察に通報(110番、または道路緊急ダイアル #9910)

えっ、車の中にいたらガラスを割らるんじゃないの!?

と、不安を感じますが、ベストカーは自動車のガラスを素手で割るのは非常に困難だと言います。映画ではガラスを割るシーンがよく出てくるので簡単に割れるイメージがありますが、容易には割れません。プロの格闘家の最強の近接攻撃「肘打ち」でも大怪我をするレベルだそうです。

冒頭でお伝えしたように、キレてる人を相手にするのは非常に困難です。また、悪意を持って言いがかりをつけている場合は、口論で収めことはできません。さらに車を揺すられたり、蹴られたりすると、ついカッとなって出たくなると思いますが、ベストカーが言うように、車外から出ずに通報するのが良さそうです。

■関連リンク
「あおり運転」に遭遇した場合はすみやかにその場を離れて通報を!:ペストカー

素手で戦うときは、パンチより肘打ちが強烈!

最後に余談。ベストカーで「最強の近接攻撃・肘打ち」という表現がありましたが、人間が素手で戦ったり、破壊をしたりする場合は、パンチより「肘打ち」が最も強烈な衝撃を与えることができます。なぜなら、肘は人間のパーツの中でももっとも堅い部位にあたるからです。

これは、アメリカ海軍の特殊部隊である「SEAL」も実践しています。

どうしても敵から身を守らないといけないときや、自動車などに閉じ込められ脱出する際は、肘打ちが有効であると言うことを覚えておきましょう。

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