妻よ、笑顔を下さい。夫よ、離婚を下さい。山田洋次監督・映画「家族はつらいよ」

なんというか、素朴な展開でありながらも、ジーンと思わず涙してしまう、良い映画でした。

Amazonプライムビデオに新たに大量の映画が追加されたので、面白そうなのがないか物色していると、知らないタイトルだけどふと目に留まった邦画、「家族はつらいよ」。

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そのときの僕は、激しいアクション映画や、難しいサスペンスなどは見たい気分ではなく、洗濯物をたたんだり、コトコトとシチューを作ったりしながら、ゆるりと観たかったので、この作品を選んだのです。

何気にみた映画でしたが、とても良いお話に巡り会えました。

三世代が同居する大家族

舞台となるのは、横浜市青葉区にある一戸建て。

その家では、

  • 祖父・祖母
  • 息子夫婦
  • 結婚を控えた弟
  • ふたりの孫

が、暮らしています。

とりたてて難しい内容ではありません。一家の日常のあるひとコマを描いた作品です。

ただし、そのひとコマというのが、家族の危機「熟年離婚」なのです。祖母が、自分の誕生日に「離婚届にサインをして欲しい」と、祖父(夫)に迫ります。

夫は青天の霹靂。

「なぁ、冗談だろ……?」と息を飲みますが、妻は「いいえ、本気なの」と。

そのことが息子夫婦にも伝わってしまい、家族が集まり、「どうしたらいいのか」を話し合う家族会議が始まるのです。

さて、どうなるのか。

核家族にはない、家族の原風景

家族会議でみんな深刻な顔に

日本で核家族が一般的になって久しいですが、近年は、20代後半で実家暮らしだと「まだ、一人暮らししないの?」と友人たちから言われる時代です。

そんななか、夫の実家と同居し、さらに未婚の弟(社会人)も一緒に暮らしています。しかも、いわるゆ玄関が別の二世帯住宅ではなく、おなじ玄関、おなじ台所、おなじお風呂を共有しています。

ありふれた家庭に描いた作品のように思いがちですが、現代においては、ちょっと珍しい家庭かも知れませんね。そのため、本作を通して、どこか懐かしい気分にさせれらるノスタルジーを感じました。

おじいちゃん・おばあちゃんがいつも大好きな孫。会社の愚痴ばかりの夫。家族のあいだをとり持つ嫁。口数少ない祖父。穏やかで上品な祖母。

そうした空気感に、ほっこりさせられました。

離婚の危機! 夫婦のすれ違いを修復する方法

本作には、面白いキャッチコピーがついていますね。

妻よ、笑顔を下さい。夫よ、離婚を下さい。

夫婦というのは、言わなくてもわかっているようで、実はすれちがいが多い。夫は「笑顔で接して欲しい」と心のなかで願っているのに、妻は「離婚して欲しい」と考えているんですよ。完全にすれちがっていますよね。

でも、そのすれ違いを修復する方法はあるのか?

映画「家族はつらいよ」には、そのヒントが隠されています。ぜひ、ご覧ください。

リビングではFire TV Stick、キッチンではKindle Fire

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子育て中は、なかなか観たい映画やドラマを観ることができません。ですので、何か家事をしながら観られると一石二鳥で便利ですよね。

僕は、台所で調理中はKindle Fireで観て、リビングでは洗濯物を片付けたりしながらFire TV Stickを使ってテレビで続きを観ています。いつでも、どこでも、続きが観られるのは、めちゃくちゃ快適! このスタイル、なかなか良いですよ。

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