自分達の夫婦関係、30年先、50年先を見据えてますか?

このサイトをご覧になっている方の大半は、妊娠を考えている、妊娠中、育児中など、20代から40代を中心に比較的若い方でしょう。また、既婚の割合も高いと思います。

そんな皆さんに質問です。

自分たちの、
30年後の夫婦生活を想像できますか?

どうでしょうか。
年齢は、50代から70代。お子さんは、ご結婚されていたり、もしくは独り暮らしをしていたりで、すっかり自立しているでしょうか。早くもお孫さんがいて、おじいちゃんおばあちゃんになっているかも知れません。

では、そのときの夫婦のようすはどうですか。幸せそうですか?

心が通わないで同居するくらいなら、一人の方が寂しくない。

若い夫婦にも観てもらいたい、映画「31年目の夫婦げんか

31年目の夫婦げんか [DVD]
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今回のオススメ映画は、アメリカの熟年夫婦の恋愛危機物語です。主演は、妻役のメリル・ストリープと、夫役のトミー・リー・ジョーンズ。

夫婦関係に関して「何も問題は無い」と言い放つ夫に対して、妻には、心中に秘めたる積年の寂しい想いが……。それは夫からの愛が感じられない、夫婦の触れ合いがない、セックスレスが何年も続いているということ。

妻は意を決して、1週間の集中カップルカウンセリングに申し込みます。夫との愛を取り戻すために。

この映画は、熟年夫婦をメイン・ターゲットにつくられた作品なのだと思います。しかし、若い夫婦もいずれは、子育てを終え、歳を重ね、夫婦ふたりの生活へと突き進んで行きます。今は想像できないかも知れませんが、自分たちも熟年夫婦になるのです。

いや、むしろ離婚をせずに熟年まで辿り着けたのなら、「おめでとう」とも言えるでしょう。

でも、そこに待ち受けているのは何でしょうか。妻役メリル・ストリープは言います。

人は、何かを楽しみにして生きる

私はほんとうに孤独。

夫婦の絆は、出会って恋が始まった瞬間から、永遠に紡いでゆく

映画を観ながら、夫役のトミー・リー・ジョーンズに共感して「これはバカバカしい!」と思う方と、妻役のメリル・ストリープに共感して「わかる……」と涙を浮かべる方に分かれるのではないでしょうか。

さて、そんな夫婦が、出会った頃の激情を取り戻すために努力したことは何でしょうか?

日本では馴染みが薄いカウンセリングですが、カウンセラーは現状の夫婦の問題点を洗い出すのはもちろん、出会ったころの初々しくも情熱的な思い出も処方箋として活用します。この夫婦の機微を見ながら、きっと世代を超えて切なく突き刺さってくるでしょう。

夫役のトミー・リー・ジョーンズは一旦オフにしたらオフのまま。オフなんだと言いました。パートナーへの愛情を一旦オフにすると、再構築するのは大変です。

「恋は永遠」という言葉がありますが、これは愛は自動的にいつまでも続くという意味ではなく、「永遠を見据えて相手を愛しなさい」という教えなのでは、と本作品を観て感じ入りました。素敵な映画でしたよ。ぜひご夫婦でご覧下さい。

妻の大切さを思い出した夫。