iPhoneでタイマーをセットして、時間が来たら自動的にロック画面になる方法をお伝えします。
「約束した時間を守らない」
「自分自身のスマホ依存を治したい」
そんな悩みを抱えている方に、助けとなるノウハウです。
わが家には小学2年生の息子がいます。パパ・ママのiPhoneを使って、長時間ゲームをしたり、いつまでもYouTubeを見ていたりすることがよくあります。
そう時間を決めていても、なかなか難しい。夢中になっているものをスパッとやめるのは強い意志が必要です。そこで、子どもの意思だけに頼るのではなく、時間きたら自動的にiPhoneを使えなくしてしまうのです。
設定方法や注意点は以下のとおり。全アプリ対応、無料です!
iPhoneのタイマーで画面を自動ロックする設定手順
設定手順
- Apple純正アプリ「時計」を起動
- 画面下のメニューにある「タイマー」をタップ
- 「タイマー終了時」をタップ
- 画面の一番下にある「再生停止」を選択
- 画面右上の「選択」をタップ
- タイマーの時間を設定する(時間・分・秒)
- 「開始」ボタンをタップ
子どもには時計アプリの「一時停止」を知られないように!
タイマー終了時、実は音を鳴らせるだけではありません。
「再生停止」という意味深な項目がありますが、これを選んでください。再生停止と言われると音楽が止まるような印象を受けますが、実はiPhoneすべてのアプリが中断し、画面がロックされるのです。
時間を決めて「開始」ボタンを押すと、カウントダウンが始まります。
ちなみに、このとき「一時停止」ボタンを押すとタイマーは止まってしまいます。子どもに対してタイマーを使いたい場合は、お子さんにはこの時計アプリの存在や、タイマーをセットしているところを見せないようにしてください。
勝手に止められてしまいますので。
時計アプリは終了(スワイプ)してもタイマーは止まらない
時計アプリの存在を知られないようにするため、タイマーをセットしたら時計アプリをスワイプで終了させておきましょう。
そうするとタイマーが無効になってしまうのではないかと思われがちですが、タイマーは時計アプリを終了してもそのままカウントダウンされ続けます。アプリをスワイプしても、時間が来たらiPhoneはロック画面になるのです。ご安心ください。
ロック画面からタイマー停止可能! パスコードを知られている場合は注意
タイマーに関して、もう一点注意事項があります。
それは、タイマー作動中はロック画面にタイマーが表示されるということです。ここからタイマーを一時停止したり、完全に停止したりすることができます。
もし、お子さんがiPhoneのパスコード(パスワード)を知らないのであれば、問題ありません。なぜなら、タイマーを停止しても、ロック解除ができないからです。
しかし、パスコードを知っていてロック解除できるなら、タイマーを停止して、再びiPhoneでゲームやYouTubeが出来てしまいます。
お子さんにパスコードを知られている場合、可能であれば変更しておくと良いでしょう。
タイマーで強制停止された子どもは、どんな反応をするのか?
ここからは注意点や大切なことをお伝えします。
わが家でも、この手法をときどき活用しています。初めて使ったとき、息子は「なにこれ!」と怒っていました。ゲームやYouTubeを強制的にやめさせられるわけですからね。
そこで、タイマーをセットする際は、事前にこのように話しておくと良いでしょう。
「あなたは約束を守らないから、強制的に切れるようにしました!」とネガティブに伝えるのではなく、「20分間、好きなように使って良いよ。それが過ぎたら勝手に終わるから、それまで楽しんでね」とできるだけポジティブに伝えましょう。
メリットは親子喧嘩が減る
タイマーを使って良かったことは、親子のケンカが減ることです。
こうした不毛な会話が激減します。親が無理矢理やめさせると、子どもは反発します。ときには逆ギレも。これって、お互いにとってストレスですよね……。
でも、タイマーなら、無理矢理終了させたのはiPhoneです。タイマーをセットしているのは親なのですが、時間が来たときに親からガミガミ言われないので、比較的スムーズに終わらせやすいと感じます。
デメリットはセルフコントロールが育まれない
タイマーを使うのは、あまりにもひどい時期に限定しておきましょう。
なぜなら、強制的に辞めさせるというのは支配的だからです。自動で切れるとはいえ、子どもの心の中に反発心は芽生えます。毎日、毎日、タイマーをセットされるのは、もし自分だったらどうでしょうか? 「私は信頼されていないんだな……」と感じませんか。
ある程度したら、タイマーは使わずに壁掛け時計などを示して「30分間ね」「6時までね」「長い針が8にきたらおしまいね」など口頭で時間を伝えて、あとは子どもが自主的に終えられるよう応援してあげましょう。
「ちゃんと守れたね」
「3分過ぎちゃったね、惜しい」
「次はがんばろう」
など声かけをし、自己肯定感を高めてあげるといいですね。
それをすることで、子ども自身のセルフコントロールの力も育まれるはずなので。
\ 時計を習うのは小学1年生 /
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