夫が子育てをしない対策。夫へ「育児ハイを体験しないのはもったいない」、妻へ「旦那さんを信頼して」

赤ちゃんの誕生をきっかけに、夫婦生活はガラッと一変します。

子育てがはじまる前は夫婦円満だったのに、産後、妻(夫)に対してイライラと怒りが渦巻いている……。そんなご夫婦は多いようです。そういう僕もそのひとりで、出産をきっかけに夫婦の愛はさらに高まり、これまで以上に幸せな毎日がやってくると思っていました。

でも、そんな単純には行かないですよね(笑)。

僕は、夫婦でスヤスヤと眠る赤ちゃんを眺めながら、「可愛いね〜」とゆったりとすごすのが育児だと思っていたのです。しかし実際は、そんな暇はほとんど無い! 夜泣きがひどいので夫婦そろって不眠不休におちいり、仕事や家事ができる時間があるだけで「ありがたい!><」と必死。

心身ともに疲れているからか、僕がつい余計なひとことを言ってしまい、夫婦ゲンカになることもありました。子供が生まれるまでは、たったの一度も口論にすらなったことが無かったのに。

某SNSコミュニティで、「旦那が何もしない」問題に関して着火!

僕は、某SNSの子育て系コミュニティに参加しています。ベビ待ちのワクワクを伝えたり、出産の喜びを報告したり、育児の悩みを相談したりする場です。

参加者は若い方が多そうなので、僕は書き込みは遠慮しています。他人の投稿にコメントをして「どんなパパなんだろな〜?」とプロフィールを見たら40代のオッさんだったらギョッとするじゃないですか(笑)。なので、基本的にはイイねをするくらいです。

さて、本題。

そんなコミュニティで「夫が育児をしない!」という問題で、議論が高まり、やや炎上気味になっています。具体的には……

  • 夫がスマホでゲームばかりして、赤ちゃんが泣いてもバウンサーを揺らして終わり。
  • 「育児はママの役割でしょ? 家事なら手伝うよ」と言う。
  • 旦那の言い方が暴力的。バカ、アホ、脳みそ足りない。

 

こうした、育児に非協力的な夫や、妻への思いやりが足りない夫のことを愚痴る、妻の投稿がいくつか続きました。

それに対して、「旦那が何もしないという投稿見てるとイライラするから、コミュニティを退会します」という、反論(?)へと発展。

さらに、「愚痴ってはいけないのか?」と、そもそも論へと論調が拡大しているのです。

新米パパへ「育児ハイを体験しないのはもったいない! 損してるよ」

そんな書き込みを見て、僕はとっさに「もったいない!」と感じました。育児って、超絶幸せを感じることができる瞬間があるのに、それをみすみす捨てるなんて……。

たとえるなら、好きな女の子に告白してOKをもらえた時とか、リゾート地でのんびりして極上気分を味わっている時とか、仕事で大成功した時とか、脳内にアドレナリンがどばとば出て「うぉぉぉーーっ! うひょーっ!」って瞬間があるじゃないですか。

育児もそれに劣らず、いや、それを上回る最高の幸せを感じる瞬間があるんです。

あぁ〜、可愛いなー。
あぁ〜、幸せだな。
あぁ〜、この瞬間が永遠に続けば良いのにな。

心がジーンと温かくなり、「こんな幸せがあったとは知らなかった!」と、極上の多幸感に包まれる瞬間です。そのタイミングは人それぞれかと思いますが、ふとした時にそれはやってきます。

僕は心のなかでそれを、ランナーズハイならぬ「育児ハイ」と呼んでいます。この育児ハイ体験は、育児に積極的に関わることでやってくるのです。

ポイントは積極的。

これはぜひ体験してもらいたいです。「あ〜面倒だな。疲れてるのになぁ」という気持ちがあるのをグッとこらえて、気持ちを切り替え、「よっしゃ、やるぞ!」と積極的にやってみるのです。

せっかく我が子を授かったのであれば、これは絶対に体験すべきです。しかも今の時代であれば、夫が積極的に育児をしていても恥ずかしくないじゃないですか。自分自身が幸せになれて、妻にも喜んでもらえる。一石二鳥です。

新米ママへ「旦那さんを信頼して、思い切って赤ちゃんと二人きりにしてみて」

うちの旦那は育児をまったくしない! と不満を持っている女性へアドバイス。

男という生き物はプライドが高いので、妻から「あなたは何もしてくれない」と烙印を押されたり、「あなたもやってよ」と批難されたりすると、途端に気が重くなります。面倒くさいですよね(笑)。

ですので、何かしらの理由を考えて、「一日、パパに育児を任せる日」を作ってみてください。

たとえば、週末に美容室へ行きたいとか、休日にどうしても休めない仕事が入ったとか、そういう理由。旦那さんは「え……どうしよう。なんとかならないの?」と、きっと思うでしょう。

でも、そこは「ほんとゴメン!なんとかお願いできないかなぁ……一日だけ(半日だけ)でいいの。頼れるのはあなたしかいないの!><」と、押し切ってください。男は頼られると弱いので、なかなか断りにくいものなのです。

そして、いよいよ当日。

旦那さんは自分で頑張るしかなく、子供もパパにしか頼れない。そうした時間を過ごすことで、パパは育児に自信がつき、子供もパパのことが好きになります。二人きりの時間は、父と子の絆を強くさせるのです。

そして、帰宅したあなたは、旦那さんに精一杯の感謝を伝えてください。褒めて、褒めて、奮闘話を聞いて、褒めましょう。妻から頼りにされて、そのミッションをこなすことができて、夫はきっと充実した気持ちになるでしょう。

それが次の育児参加のきっかけになり、妻への思いやりにもつながるのです。

決して「私はこれを毎日していて、当たり前なんだからね……」と、ネチネチと責めないでくださいね。その気持ちはグッと抑えるのが大切です。

やっぱり男は面倒ですよね(笑)。

気の持ちようで、夫も妻も気持ちが楽になる

父親は、苦手意識を乗り越える努力をしてみる。
妻は、夫を頼り、褒めておだててみる。

たとえは悪いですが、これをコスパ換算してみると、とても効率がいいんです。だって、気の持ちようを変えるだけで、イライラや怒りが収まり、逆に幸せになれるのですから。

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