InstagramやFacebookを運営するMeta社から、無料の動画編集アプリ「Edits(エディッツ)」がリリースされました。iOS版・Android版が同時配信で、価格はなんと無料! 字幕・BGM・エフェクトなど凝った編集ができるにも関わらず、追加の有料オプションもありません。映像の中に透かしでロゴが入ったり、最後にロゴがドーンと表示されたりすることもありません。
ふつうにすごく良い動画編集ソフトが、完全無料で使えるのです。
しかも、操作も簡単で、動画編集の未経験者・初心者であってもすぐに使いこなせるようになります。
ただし、動画編集に慣れていない方は、アプリを起動しても「えっ、どこからどう始めればいいの?」と迷いがちです。そこで、未経験者・初心者の方に向けて、動画編集アプリ「Edits」の使い方を解説しました。

この動画と記事を見れば、Editsが使えるようになります!
Editsの使い方を解説したのは、僕が運営するYouTubeチャンネル「りんごの学校」の動画と、僕のネタ帳ブログ「Swingin’ Thinkin’」での記事です。
このふたつを見ていただければ、動画編集をまったく経験したことがない方であっても、「アプリの起動 → 動画編集 → 映像書き出し」の一連の流れがわかり、さらにアプリにある様々なボタン(機能)の意味がやりたい編集ができるようになります。
無料アプリで動画編集にチャレンジしたい方、ぜひ以下の2つをご活用ください。
【動画で解説】実際に使いながら、Editsの使い方を解説
■YouTube「りんごの学校」
Instagram公式の動画編集アプリ「Edits」の使い方! 無料なのに凝った編集ができてすごい
【ブログで解説】ボタン・機能の意味を解説。Editsのメリット・デメリットも
Editsは無料なのに高機能のはなぜ? その理由を解説
Editsの使いやすさの秘訣は、ショート動画作りに特化しているという点です。「何でもできる」ではなく、ショート動画用として機能を限定しているので、使いやすさがグッと上がっているのです。
ちょっと裏話になりますが、Edits誕生の経緯には、CapCut(キャップカット)があります。CapCutとは、TikTokを運営するバイトダンス社による動画編集アプリです。
TikTokは、言わずもがなショート動画の人気を爆発させた動画共有SNSなのですが、この動画編集アプリCapCutとセットで展開することで、クリエイターと視聴者の両方を増やしてきたのです。近年、ショート動画はますます盛り上がっています。面白い! 楽しい! だけでなく、本格的なドラマも多数でてきています。
そんな中、Instagramもショート動画を強化すべく、このEditsをリリースしたのです。タイミング的には、トランプ大統領が「アメリカ国内でTikTok禁止」を掲げたタイミングでした。これを機に、Instagramはショート動画の覇権をとるべく巻き返しを図っているのです。
ユーザーを増やしたいという思惑があるため、初心者でも使いやすい動画編集アプリを無料でリリースしたのです。
Editsは縦動画専用の編集アプリ、Instagramのリールなどショート動画作りに最適です
Editsは、縦動画専用の動画編集アプリです。
画面を横にする設定はなく、横向きに撮影した動画を編集しようとすると、縦動画の真ん中に小さく表示されます。縦動画専用だと割り切って使いましょう。
ちなみに、Editsで編集して書き出した動画には、Editsのロゴは一切入りませんでした。
Metaは、Editsを通じてInstagramとしてはリールやショートに投稿して欲しい考えているわけですが、ロゴが入らないのでEditsで編集した動画をTikTokやYouTubeショートにも違和感無く投稿することが可能です。
また、SNSに投稿しない場合であっても、プライベートで撮ったお子さんの成長動画、友人間でシェアしたい動画など、個人用途にも使えます。
つまり、「ただただ、縦動画が編集できる良いアプリが無料で配信された」ということです。ありがたいですね! iPhoneとAndroidどちらでも使えますので、ぜひみなさんチャレンジしてみてください。