母の日とは、「日頃の母の苦労を労り、母への感謝を表す日」と、Wikipediaにはあります。幼い子どもには難しい表現ですので、子どもに教える際は……
「お母さんに『いつもありがとう』と伝える日だよ」
くらいで良いでしょう。
でもこれ、母親から子どもには教えづらいですよね。「私に感謝しなさい」と強要しているみたいなので。
だからと言って、保育園や幼稚園にも頼るのは期待外れに終わるかもしれません。なぜなら、シングルファーザーの家庭や、祖父母の家で育てられている子どもに配慮し、「お母さんの似顔絵を描きましょう」「母の日のプレゼントを作りましょう」といったことをしなくなって来ているからです。
では、誰が「母の日」を子どもに教えるのか?
それは父親です。
本サイト「パパやる」はパパ向けですので、父親がいるという前提でお答えしますが、母の日のことは父親が子どもに教えましょう。
わが家では息子が4歳の頃に、初めて「母の日」を教えました。そして今年は5歳。2度目の「母の日」です。
【4歳】はじめての母の日。ママの似顔絵にチャレンジ!
これは1年前の様子。
父親である僕が、4歳の息子に母の日を教えることにしました。
父「母ってなんでしょうか?」
子「ウルトラの母!」
そもそも母という言葉を知りませんでした。
また、母の日のプレゼント「ママの似顔絵」も失敗に終わっちゃいました……(当時描いたママの似顔絵を見たい方はこちら)。ギリギリのところで、ママへの「ありがとう」の言葉は伝えることはできたかな。
【5歳】初めての母の日プレゼント。おこづかいで花の鉢植えを買いました
こんどは今年の様子。
母の日は5月第2日曜日ですが、その前日に息子と花を買いに行きました。
今、息子は5歳。
父「母って、何か知ってる?」
子「わかんない」
考えてみれば、日ごろ「母」って言葉を使わないのでわからいですよね。でも、母の日については理解してくれているようで、「ママにありがとうと言う」と言ってくれました。
そこで僕は息子と相談し、「おこずかいでママに花をプレゼントしよう」ということになったのです。息子はじいじからもらった小銭をためていて、そこから1,400円を持って出かけました。
自転車に乗って向かった先は、家から少し離れたガーデニングショップ。
息子は、ママにあげたい花をかなり真剣に選びました。時間にして15分はあれこれ悩んでいたと思います。ふだん買い物の際は勢いがよく、スパッと物を選ぶのですが、このときはいつもと様子が違っていました。
父「カーネーションはどう? 母の日の花なんだよ」
子「うーん、でもなぁ」
そうして決めたのは、ブーゲンビレアです。
「これ、あげたい!」
しっかりと考えて、これに決まりました。花は1,250円なので予算内です。
でも、鉢植えに刺さっている「おかあさんありがとう」のプレートより、他のプレートが気になったので、それに交換してもらいました。ちょっと高くなって、お会計は1,360円。おぉーギリギリだ。
花を買った後は、公園へ立ち寄って乾杯!
瓶入りラムネで喉を潤してから帰宅し、ママに母の日のプレゼントを渡すことができました。
これが、はじめての母の日のプレゼントです。
ママは喜んでくれたし大成功。やったね!
母の日のことは、パパが教えてあげよう。楽しいよ!
今回は花の鉢植えでしたが、母の日のプレゼントは何でも良いと思います。
「ママ、いつもありがとう!」
感謝を伝えるのが主なので、プレゼントは補足のような物です。カーネーションに限らず、パパと子どもとで「ママにどうやってありがとうを伝えようか?」「ママに何をあげたいか?」などを自由に考えみると良いと思います。
そうやって、ママのことを考えながら父と子で過ごす時間も、とても幸せを感じることができますよ。
個人的には、大好きなママを喜ばせようと真剣になっている花を選んでいる息子に姿に、僕はグッとさせられました。
世田谷区野沢のガーデニングショップ「山手苑」
最後に、今回お花を買ったお店です。
種類が豊富で、店員さんも親切。とっても良いお店です。ローカル情報ですが、お近くの方はぜひ足を運んでみてくださいね。
■住所
東京都世田谷区野沢3-29-10
■電話
03-3424-8254
■営業時間
Weekday 9:00~17:00
Holiday 10:00~17:00
仕入れなどにより開店時間に変更有
■ホームページ
https://yamateen.com/
ウェブサイトをみると、お店の会長・田中耕次さんはすごい方でした!
- 東京都知事東京都優秀技能者賞
- 現代の名工(厚生労働大臣表彰)
- 観葉植物開発普及協会会長就任
- 黄綬褒章受賞