映画「青天の霹靂」 生きる意味を見失った男が、母親の愛を知り希望を見いだす

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母の日に観たい映画……かな。

2014年の作品ですが、僕はこれまで知りませんでした。Amazonプライムビデオで偶然見かけたので、なんとなく観てみたらすごく良い作品。94分のコンパクトな映画で、ゆっくりと時が流れる穏やかな短編小説を読んでいる気分になりました。

とはいえ本作品では、時間がビシバシと流れます。

なぜなら、昭和48年にタイムスリップするからです。

今回は、そんな映画「青天の霹靂(せいてんのへきれき)」のあらすじと見どころを紹介します。ぜひ子育て中の方に観てもらいたい、親の愛がテーマの珠玉の作品です。

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35歳独身、何もかも上手くいかず「生きる意味」を見失う

映画「青天の霹靂」の主役は、売れないマジシャン・晴夫(35歳)。マジックを20年も続けていますが、一向に売れない貧乏暮らしです。

そんな晴夫に、家族はいません。

正確にはいるのですが、母親は自分を産んですぐに不倫で蒸発。晴夫は、ラブホテルの清掃員をする父のもとで育ちます。しかし、そんな父親とも高校のときに家を出て以来会っていません。

そんなある日、警察から電話があり「父親が死んだ」と告げらるのです。しばらく会わなかった父親はホームレスになり、野垂れ死んでいました。

「生きるってむずかしいな」

春夫は、己のロクでも無い人生に絶望し、生きる意味を見失ってしまうのです。

昭和48年(1973年)の浅草が舞台 父と母に出会う

昭和48年の浅草の街並み
映画「青天の霹靂」より

まさに青天の霹靂!

晴夫は、昭和48年にタイムスリップします。場所は東京・浅草。

ここからが本題です。

昭和48年の浅草で、自分の出生の秘密を知ることになるのです。

これ以降は物語の核心に触れるので、内容は伏せます。ぜひ本編をご覧いただければと思います。

もし母親が健在なら、しっかりと話しておこう

5月10日 ひめくりカレンダー
映画「青天の霹靂」より

記事冒頭で「母の日に観たい映画だ」と書きましたが、それは母の子への愛がテーマだからです。

映画ではタイムスリップをして元気な母親会うことができきますが、僕たちが暮らす現実の世界ではそれはあり得ません。

もし、あなたのお母さんがご健在なのであれば、ぜひ話せる機会を大切にして欲しいです。そして機会があれば、自分が生まれた頃のことや、自分が生まれる前のことの話を聞いてみてください。

もしお互いに気恥ずかしくて話が弾まないのであれば、「当時はどんな暮らしをしていたのか?」「世の中では何が流行っていたのか?」など、周辺のことを話してみると良いかもしれません。

そんな話は、会えなくなってしまっては、もう出来ないのですから。

原作・監督 劇団ひとり

青天の霹靂

劇団ひとりが自らの書き下ろし小説で監督デビュー。売れないマジシャン・轟 晴夫は生きる難しさを痛感していた。追い打ちをかけるように届く父の訃報。惨めさに涙が溢れた時、青空から放たれた雷を受けて40年前にタイムスリップしてしまう。そこで、若き日の父と母に出会った彼は、父とコンビを組み、人気マジシャンになっていく。全てが順調に思えた中、やがて自らの出生の秘密を知ることになる。笑いと、たぶん一粒の涙の物語。(C)2014 「青天の霹靂」製作委員会

■監督
劇団ひとり
■主演
大泉洋, 柴咲コウ, 劇団ひとり

原作小説

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