【カーシェアとレンタカー比較】どっちが得?チャイルドシートは借りられる?

子どもが生まれたら、車はあった方が良いのでしょうか?

マイカーを持たないご家庭にとって、車を持つかどうかは悩みどころだと思います。ただ、東京、横浜、大阪、名古屋など都心部で生活される方は、交通機関の充実により車がなくても不便を感じない方は多いでしょう。

しかし、まだ歩けない赤ちゃんや幼い子どもを子育てしている間は、「子どもを病院へ連れて行くとき」「荷物が多い(大きい)買い物をするとき」「遠方へ旅行するとき」など、いくら都心部であっても車があった方が便利な場面は多々出てくるかと思います。

今回は、子育て家庭における、カーシェアとレンタカーについてお伝えします。

もっとも手軽なカーシェアを活用

最近、レンタカーよりも手軽なカーシェア(カーシェアリング)が人気を集めています。

もし、あなたがお住まいの地域でカーシェアが充実しているのであれば、これを活用しない手はありません。マイカーを持たずに生活できているご家庭にとって、わざわざ赤ちゃんのために車を購入するのは不経済です。

まずは、レンタカーとカーシェアを駆使してみて、車の購入はそこから検討すると良いでしょう。

レンタカーとカーシェアの違いは?

レンタカーの特徴

  • レンタカーショップの店頭で借りる(有人)
  • 6時間、12時間、24時間、1週間などの単位
  • ガソリン代は自己負担
  • 長い時間(長い日数)借りるとお得!

 

カーシェアの特徴

  • 街のパーキングステーションで借りる(無人)
  • 10分、もしくは15分単位
  • ガソリン代は不要
  • 短時間サクッと借りるのがお得!

 

主な特徴は、ざっと上記の通りです。

レンタカーは店頭へ行き、書類の記入など手続きを行い、車を借ります。カーシェアの場合は、パソコンやスマートフォンから予約し、パーキングステーションパーキングステーションに駐車してある車にそのまま乗ることができます。

カーシェアは、面倒な手続きをせずに、まるでマイカーを乗るように借りられるのが特徴です。しかも、10分や15分単位で課金されるので、先に心配していた「買い物」や「病院」といったちょっとしたシチュエーションでバッチリ活用できそうです。

それに対してレンタカーは、半日、1日、数日間など長時間借りるのに適しています。旅行をする、帰省など遠方へゆくなどの際に選びたいですね。

チャイルドシートは、レンタカーやカーシェアでも借りられるの?

画像参照元:オリックスレンタカー(チャイルドシート価格表)

ところで、子どもを車に乗せる際、必要になってくるのが乳幼児用のチャイルドシートや子ども用のジュニアシートです。これに関しては、レンタカーに軍配が上がります。

レンタカーはお店で車両を管理しているので、様々なオプション用品が用意されています。そのラインナップの中に、チャイルドシートやジュニアシートがある訳です。もちろん、それらを借りるのには追加料金が必要で、1日あたり500〜1,000円が相場です(税抜き)。

一方のカーシェアに関しては、大手3社(タイムズ、オリックス、カレコ)は全車ジュニアシートは標準装備されています。しかしながら、チャイルドシートは搭載されていないのが現状です。赤ちゃんから3、4歳までちいさな子ども乗せる場合は、自前のチャイルドシートを用意する必要があります。

また、カレコは最近チャイルドシートに力を入れ始めていますが、まだまだかなり少ないのが現状です。


会員の皆さまの声にお応えし、小さなお子さま連れのご家族にも、より一層カーシェアリングがご利用し易くなるように、12月1日よりチャイルドシート搭載車両を従来の4台から19台へと増車いたします。

カレコ・カーシェアリングクラブが子育て世代の要望に応え、12月よりチャイルドシート搭載車両を増車。

カレコ:子育て世代の要望に応え、 12月よりチャイルドシート搭載車両を増車 より一部引用(【追記】記事公開終了しました)


 

カーシェアを利用したい方や、頻繁にレンタカーを使う方は、事前にチャイルドシートをレンタルするか購入しておくと良いでしょう。レンタルの場合は、ダスキンレントオールなどがあります。また、ジュニアシートは安いので、買っておいても良いかもですね。


チャイルドシートやジュニアシートを使わないのは違法になるの?

2000年4月より、道路交通法で「6歳未満の幼児補助装置(チャイルドシート)」が義務づけられました。幼児用補助装置使用義務違反は、点数1点で反則金はありません。

マイカーはもちろんのこと、レンタカー、カーシェア、友達の車に乗る際も、チャイルドシートは必要です。

また、ジュニアシートに関しては、シートベルトの着用ができない子どもは必要です。チャイルドシートは、体重が15kgになると大きくて使えなくなります。そんなときは、ジュニアシートシートを使って、シートベルトをしめる必要があるのです。

シートベルトは、大抵身長140cm以上の人を対象に作られているので、140cm未満の子どもにはジュニアシートがないとシートベルトが使えないのです

バスやタクシーに乗るときにも必要?

バスやタクシーに乗るときにも、チャイルドシートやジュニアシートは必要なのでしょうか。これに関しては、使用義務は免除されています。

ただし注意点があります。お産を終えて病院や助産院から自宅へ帰る際、タクシーでの帰宅であればチャイルドシートは不要ですが、レンタカーやカーシェアを使う場合は必要となります。レンタカーやカーシェアを使う予定の方は、出産前にチャイルドシートを用意しておくと良いでしょう。

特徴を活かした使い分けを

レンタカーとカーシェアは、それぞれ特徴があり、用途に応じて使い分けるのが良いでしょう。

遠距離で車を使いたい

  • レンタカーがおすすめ
  • チャイルドシートは追加オプションで

 

送迎や買い物などで日常的に使いたい

  • カーシェアがおすすめ
  • チャイルドシートは自前で用意しておきましょう

注意! カーシェアは、事前の会員登録が必要です

これは筆者も迂闊で、先日「西松屋へ出産準備用品を買いに行きたい。さぁカーシェアを使おう!」と思い立ったとき、使えなかった苦い思い出があります。

レンタカーはお店へ行って、その場で借りる事ができます。しかし、カーシェアは事前に会員登録しておかないと借りられないのです。しかも最短で、WEBからの申し込みで1週間掛かります。いざというときにガッカリしないよう注意してください。

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