iPhoneを使っているパパ・ママ、お子さんにせまがれて親のiPhoneを使わせてあげているご家庭は結構多くいらっしゃるでしょう。幼い頃は、動画コンテンツや幼児向けゲームで遊ぶ程度ですが、成長につれて、だんだんiPhoneを使いこなせるようになってきます。
我が家の息子は、現在小学5年生です。通っている東京都世田谷区の小学校では、ICT教育・GIGAスクール構想に基づきiPadが採用されているので、児童全員に1人1台のiPadが支給（貸与）されています。学校では親が思っている以上に高度な使い方をするので、各アプリケーションだけでなく、iOSの操作もかなりレベルが上がっています。
もちろん、友達同士で「こんな使い方があるよ」「この設定がいいよ」などと盛り上がることもあるでしょう。
そんな環境下で育っている子供たちですので、当然親のiPhoneも相当使いこなせるようになります。
先日、息子が僕たち両親のiPhoneを使っている様子を見ていたら、かなりきわどいキーワードでiPhone内を検索していたり、プライベートなアプリまで見られそうになって、結構焦りました。
幼いうちは、与えられたアプリのみを楽しんでいるかもしれませんが、いつの間にかものすごく使えるようになっているわけです。
特にLINEやメッセージアプリは、子どもに見せてはいけない！
僕が特に「子供に見せるべきではないと考えているアプリ」は、Apple純正のメッセージアプリやLINEアプリなどのメッセージ系アプリです。また、メールアプリも同様です。
こうしたアプリを使って、夫婦間で子育ての悩みなどを相談・報告していることは多々あるでしょう。またママ友やパパ友とのやりとりの中で、子育ての愚痴をこぼしたり、誰かのことを悪く言っていたりすることもあるかもしれません。悪気はなくても、子どもがその文章を見たときにショックを受けてしまう可能性があります。
子育てに関するやりとりは、子ども本人には見せるべきではないと僕は考えています。自分自身のことをあれこれ書かれているのは気分が悪いですよね。しかも、まだ社会経験も乏しい子どもにとって、親が自分のことを悪く書いていたり、不安に思っていたりすることがわかったら、一生消えない心の傷をつけてしまうかもしれません。
こうしたトラブルを防ぐためにも、iPhoneを使っているお父さん・お母さんには、ぜひ行ってもらいたい設定があります。
詳しくは僕が運営しているYouTubeチャンネル「りんごの学校」でわかりやすく解説しています。動画をシェアしますのでぜひご覧ください。
子どもに見られたくない！ iPhoneのアプリをロック・非表示にする設定方法
動画では2つの方法を解説しています。「アプリのロック」と「アプリアイコンの非表示」です。
アプリのロックに関しては、これを設定すると、アプリを起動するたびにFace IDが求められるようになります。通知やアプリ切り替えの際にチラッと見られるのも防げます。
アプリアイコンの非表示をすると、アプリアイコンそのものがホーム画面から消え去りアプリの存在そのものを限りなく隠すことができます。
これにより、子どもに思いがけず見られるリスクを大幅に減らすことができるのです。
余談ですが、うちの小学5年生の息子は、母親のiPhoneでiPhone内検索「Spotlight」を活用して、浮気・不倫のキーワードで検索していました。これはかなりどきっとしますよね！ なぜこんな検索をしたのかの理由や顛末についても動画内で話していますので、お楽しみいただきながら見てもらえたらと思います。
それでは今回は以上となります。
皆さんも、お子さんにマズいものを見られそうになった、もしくは見られてしまったなんてエピソードがあれば、書ける範囲で結構ですのでコメント欄なんかで教えてもらえたら嬉しいです。また、「このアプリもロックや非表示の設定をしておくと安心だよ」と言うご意見もありましたら、ぜひアドバイスをお願いします。
