保育園が決まりません。いわゆる保活(保育園入園活動)を始めて、ちょうど4ヶ月が経ちました。出産前のリサーチから含めると、半年以上の保活となります。あと2ヶ月少しで、嫁さんが職場復帰する予定ですので、それまでには何としてでも預け入れ先を見つけないと行けません。
上の写真は、認可保育園不採用の通知書です。
これまでの保活歴。
現在、息子は「生後6ヶ月と2週目」。保育園に向けてのこれまでの活動は、ザックリと以下の通りです。
- 2014年2月 – 世田谷区役所へ相談。(関連記事)
- 2014年4月 – 赤ちゃん誕生
- 2014年6月 – 世田谷区役所へ認可保育園の申し込み。(関連記事)
- 2014年7月〜現在 – 認可保育園の見学。認可外保育園の見学、申し込み。
こう書けば、すごくシンプルなのですが、実際はかなり過酷です。嫁さんに頼りっぱなしなのですが、この3,4ヶ月は、ほぼ毎日のように保育園の見学予約、見学、申し込みを行っています。見学へ行った保育園は余裕で2桁を超えています。
「通える範囲にそんなに沢山の保育園があるのか?」と思われるかも知れませんが、リサーチをしながら驚きました。園庭があって子ども達の声が聞こえてくる、なんてのは大抵認可保育園。「えっ!こんなところに保育園があったの?!」と、ビックリするような場所にも保育園がたくさん存在していました。ビルの一室であったり、民家であったり。
認可外は園庭がない保育園がほとんどで、普段通っていた場所にもあって、完全に見逃していました。
見学予約すら取れない認可外保育園への殺到!
「保活、保活って言ったって、まぁそんなに教育方針等にこだわらなければ見つかるんだろ」と思っていたのですが、その安易な考えは日に日に打ち砕かれて行きました。
数十件まわって、今、可能性があるのは「月謝16万円、70歳の保育ママ」の1件のみ。恐ろしく高い…。保活当初は、月謝7,8万円でも高すぎると思っていたのですが、今や10万円以下だと「安い!」と錯覚してしまう程になりました。事実、今、月謝10万円以下で近所の保育園があれば、即決めたいです。
しかし、月謝10万円以下のお値ごろな保育園は、数百人単位での予約待ちなのです。しかも、予約する前の見学予約すら取れないのが現状。
保育園は毎日見学を受け付けている訳ではありません。大抵、月に1度の見学日を設けてあり、その見学予約の開始時間も決められています。その時間になると電話が殺到し、全くつながりません。電話2台を駆使して、延々リダイアルをしまくっても、予約に辿り着けるのは半々といったところでしょうか。まるで人気コンサートの先行チケットの予約をしているような様相です。
保活の疲労度は想像以上。
我が家は現在嫁さんが育休中なので、保活ほとんどを嫁さんがやってくれています。
男性からすれば、仕事の方が大変かと思われるかもしれませんが、この保活の精神的ダメージは結構なものです。というのも、仕事であれば頑張れば成果が出ますが、保活は決まるまで何の成果も無いんです。延々ゼロ。何も得る事がないまま、時間を浪費し続けるのです。
これって精神的にタフでないと、なかなか耐えられないのではないでしょうか。
我が家のタイムリミットはあと2ヶ月。
認可保育園は、毎月入園の審査があり、一度の申し込みで半年間有効。それがまもなく切れるので、近日再申請します。
しかし、ここまで保活が大変というのを目の当たりにすると、認可保育園へ入れるという気力は完全に削がれました。
恐らく最前のパターンとして、「まずは現状可能性がある月謝16万円の保育ママに預け、4ヶ月の学年が繰り上がるタイミングで、月謝10万円以下の認可外保育園への転園をする」というのが現実的な気がします。
我が家が、夫である自分はフリーライターという不安定な職種、嫁さんは会社員ですが、現在育休中。決して裕福ではありませんが、このように保活の重圧がのしかかってきます。
本来、近所や見学先の保育園で出会う、赤ちゃん連れの親子とは仲良くしたいのですが、保活中の身としては、それぞれが熾烈なライバルとなるわけです。なんなんでしょうね、コレは。