象に乗れる動物園へ行ってきました!
只今シリーズでお届けしている、インドネシアの「バリ島旅行」。今回は、常夏のバリ島にある「Bali Zoo(バリズー)」をレポートします。日本の動物園にはない体験ができる、楽しい動物園です。
- 入園料
- 象に乗る料金
- 象に乗った感想
- 他の動物について
- 交通費、など
幼いお子さんと一緒の、バリ島旅行の参考になれば。
4歳・子連れ島バリ旅行
- (1)ガルーダインドネシア航空での過ごし方
- (2)パドマリゾートレギャンのプール、家族での楽しみ方
- (3)象に乗れる動物園「バリズー」
- (4)パドマ リゾート レギャンの朝食バイキングは最高!
- (5)4GB・1,400円! 日本のスマホをバリ島で使う方法
バリ島には3つの動物園がある。バリズーまでの往復タクシー料金(ワゴン車チャータ)は?
バリ島には、3つの動物園があります。バリ島の繁華街から「近い順」に以下のとおりです。
- 「バリズー」
日本の動物園に近い。象や馬に乗ったり、餌をあげたりできる。
クタ地区・レギャン地区から車で約25km・50分 - 「バリ・サファリ&マリン・パーク」
バスに乗ってガイドさんの解説を聞きながら、自然の中で暮らす動物を見学。
クタ地区・レギャン地区から車で約31km・1時間 - 「エレファント・サファリパーク」
ジャングルの中、象だけをしっかりと体験できる。
クタ地区・レギャン地区から車で約51km・1時間50分
わが家の息子・鼓太郎は、時々車酔いをします。象には乗りたいけど、できれば近い方が安心だろうと「バリズー」へ行くことにしました。
宿泊していたホテルは、レギャン地区「パドマリゾートレギャン(Padma Resort Legian)」。ここで半日1台のワゴン車をチャータしました。料金は5,000円。ドライバーさんは日本語が堪能な方で「円でもルピアでも、どちらでも良いよ」とのこと。
地元の話などを聞きながら、楽しいドライブができました。海外のタクシーは、地元事情を聞くには最適ですよね。今回僕たちを乗せてくれたのは、kitaさんという男性ドライバーです。
LINE IDを交換し、帰りは、動物園から出たらすぐに迎えにきてくれました(というか、出口でおよそ4時間待っていてくれました)。
バリズー、象に乗る料金は大人・子ども共に高い!
バリズーのチケット売り場には、日本語が話せるスタッフがいます。安心。
象の「定員は2名」だったのですが、「大人2名・子ども1名」で乗れるよう交渉しました。家族全員の体重を伝えて、スタッフさんは計算しながら電話で他のスタッフへ問い合わせ。
「大きな象を用意するのでOK!」
了解してもらえました。
ちなみに料金は……た、高い!
大人2名・子供1名で、23,500円です。
僕はクレジットカードで支払いました。VISAもJCBも使えます。
■入園料のみ(象に乗らない場合)
- 大人 39万5千ルピア(約3,100円)
- 子供 25万5千ルピア(約2,000円)
■入園料+象に乗る
- 大人 111万ルピア(約8,700円)
- 子供 78万ルピア(約6,100円)
バリズーで象に乗った感想
バリズー内は、大きく2つのブロックに分かれていて、園内には無料バスがピストン輸送しています。
2階建てバスです。景色を楽しむなら2階へ。でも暑かったので、僕たちは1階で。
4歳の息子、さっそく象さんとご対面! 象は東京の上野動物園で何度も見ていますが、こんなに間近で見たのははじめて。迫力満点!!
象さんに圧倒されていると、有料の餌を買ってあげていた他の白人の子どもが、「君もやってみなよ!」と、鼓太郎に餌を分けてくれました。優しい。
ここでは象に餌をあげることができるのです。これはインパクトがあるので、ぜひおすすめです!
象の背中に木製の椅子が備え付けられていて、ここに乗ります。象を操縦してくれる方も一緒です。
こんな感じで、象に乗り込みます。
よし! 鼓太郎、乗るぞ〜!
僕たちの前を歩いている象を撮影。前半は、山道を歩くのですが、後半は池に入っていきます。
こんな感じ! 広い池を、象さんがのっしのっし。
象に乗った感想ですが、実は乗っている間は、自分たちが乗っている象の姿はあまり見えません。背中の一部、耳、振り返ればお尻と尻尾。確かに象の上にいるのですが、乗っている本人は全体が見えないので、いまいちピンとこないのです。
ただ、ゆっさゆっさ揺れるので、「あぁ、今、象さん背中にいるんだなぁ」と実感できます。
乗車(乗象?)時間は、およそ20分。ちょうど良いくらいに堪能できました。
降りた後、大きく引き伸ばした台紙付きの写真を購入することができます。1枚入りと2枚入りがあり、それぞれおよそ千円と二千円。結構綺麗に撮ってくれていたので、僕たちは写真を購入しました。
うん、これは良いですね。
園内には、公園の遊具もあります。
旅のあいだ、日本の公園が恋しくなっているお子さんは、ここでひと遊びしましょう。
バリズーは餌やりが楽しい
それでは、象さん以外の動物たちもご紹介です。
これはリアルなワニの石像。
そして、こちらが本物のワニ。
こちらはイノシシ。暑いのか、ぐったりと疲れています。
みんな寝ています。
トラも寝ています。
ところで、これは「ホワイトタイガー」の説明書きですが、4ヶ国語で書かれています。
日本語もあるんです! バリズーに限らずですが、バリ島は日本語表記がとても多いです。
園内にはフードコートや売店がいくつもあります。
これは缶のスプライトですが、価格は250円ほど。バリズーは何かと高い。
園内を散策。
日本の動物園のようでしょ。
基本的に、檻に入った動物を鑑賞します。
お猿さん。
バリズーでは、象以外にも馬に乗ることもできます。小さいので馬というか、ポニーかな。
また、象以外にも、餌をあげられる動物がいくつかいます。これは鹿。柵の外からあげるのかと思っていたら、敷地内に入れてもらえました。
こちらはちょっとタイプの違う鹿。日本の鹿に近いです。鹿は奈良公園のように完全に放し飼い。自由に餌をあげられます。
餌は小ぶりのどんぶりサイズで、2万5,000ルピア(約200円)。さつまいも、人参、ピーナッツが入っています。
餌やりたい! と、せがむ4歳の息子。鹿たちにちゃんとあげられたかな?
バリズー、象に乗れるのは貴重だけど、動物園としては日本の方がクオリティが高い
最後に総括。
ひとことで言うと、「一度は行っても良いけど、2回目は無いかな」という感想です。理由はふたつ。
ひとつは料金が高い。たとえば東京の上野動物園の入園料は大人600円、中学生以上200円、小学生未満は無料です。いくら象に乗れるとはいえ、家族3人で23,500円は高いよ……。
もうひとつがクオリティ。「動物園として立派なのは日本かなぁ」という印象です。もちろんバリ島でしか見られない動物や鳥もあると思うので、そういう意味での貴重さはあります。ただ、日本の動物園に馴染みがあると、ちょっと見劣り感があります。
日程に余裕があって、お子さんが動物好きであるなら、ご検討を。
それと、バリズー内にプール「JUNGLE SPLASH WATERPLAY」もあります。遊具の上に大きなバケツが設置されていて、満タンになるとバシャーと水が降り注ぐ施設です。今回、僕たちは知らずに水着を持って行かなかったのですが、水着持参で行くのもいいですね!
最後にひとこと。バリ島の人全般に言えることですが、みなさん親切です。特に子どもにはとっても優しく接してくれますよ。
4歳・子連れ島バリ旅行
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