自己犠牲って言うんですかね。
子どもができると、「自分が辛くても頑張らないと」って思う方、多いと思います。また夫婦間においても、妻や夫に負担が掛かりすぎてると感じていても、「子どもがいるのだから仕方がない」「俺も疲れているんだ」とパートナーの悲痛に耳をふさぎ、相手に無理強いさせてしまうこともありがちです。
そうした自己犠牲が習慣化すると、人によっては心身共に強靭な超人になる方もいると思いますが、やはり大抵の方はいつか身体を壊してしまいます。
今回は、パパやママの健康も大事だよ! という話をお伝えします。
自己犠牲(じこぎせい、self-sacrifice)とは、何らかの目的や他者のために、自己の時間・労力・身体・生命をささげること。
腰痛で寝たきり。パンツが自分で履けなくなってしまった
冒頭で自己犠牲と言いましたが、僕は自己犠牲というより、日頃の不摂生がたたってひどい腰痛をわずらいました。
- 4ヶ月前、腰痛が始まる。椅子から立つ時に、数分間腰骨が曲がったままになる
- 2ヶ月前、手足口病で処方された薬(ボルタレン)の副作用で、全身筋肉痛・腕が脱力
- 1ヶ月半前、満員電車で息子を抱っこし続け、脂汗がたらたら……
- 1ヶ月前、デスクワークに集中し、猛烈な腰の痛み! ほぼ寝たきりに
- 現在、完治には程遠いものの、日常生活が送れるようにまで回復
日常生活が送れるように回復したとはいえ、15分以上椅子に座っていると腰周りの筋肉が固まるので頻繁に立ち上がってストレッチをする必要があります。今は毎日一日累計3〜4時間、ストレッチをしたり、身体をほぐしたり(セルフモビライゼーション)しています。
回復前は、自分で寝返りが打てず、パンツや靴下が履けず、介助が必要な完全介護状態になってしまっていたのです。要は、でっかい新生児ですよ。自分で自分のことが何もできない。
家事が子育てが一切できなくなった上に、僕への負担が掛かってしまう始末。嫁さんには、大変な面倒を掛けてしまいました。ちなみに我が家は夫婦共働きで、嫁さんは会社員です。また、僕はフリーランスですので、この間の仕事を大幅に断り、家計にも負担を掛けました。
夫婦ふたりで、家事・子育てを切り盛りしていたのが、嫁さんがひとりで家事・育児。さらに夫の面倒まで……。
子育て中は、健康を蝕む自己犠牲はやめ、むしろ健康維持のために時間をかけるべき
僕は座りっぱなしや運動不足が原因で、腰痛に陥ってしまいました。改めて言いますが、僕は自己犠牲というより不摂生です。仕事の合間合間に、ストレッチをしたり、筋トレをしたりすれば良かったのです。
今は、腰痛改善のため、整体や鍼灸通いに加え、入念なストレッチや断酒を行なっています。お酒はこれまでほぼ毎日飲み続けていたのですが、現在断酒「38日目」です。
この腰痛について知りたい方は、僕のもう一つのブログを読んでみてください。
■関連リンク
Swingin’ Thinkin’ 「腰痛」関連記事一覧
仕事がテーマの僕の個人ブログです
さて、僕のことはさておき、この記事を読んでくださっている皆さんのことです。
パパやるの読者さんは、子育て中の方が多いと思います。育児・子育て中は、記事冒頭で書いた自己犠牲をしてしまいがちだと思うのです。
〇〇しないといけない。
〇〇しないといけない。
〇〇しないといけない。
自己犠牲なんてしたくなくても、そうせざるを得ない状況が続き、知らず知らずそうなっていることもあります。でも、その自己犠牲が続くと、いつかは心身に不具合を起こしてしまいます。
僕のように「腰痛」かもしれませんし、心に負担がかかり「うつ病」になってしまうこともあるでしょう。不調はいつやってくるかわかりませんし、すぐに治るとも限りません。
子育て中は、とにかく自分のことはおそろかになりがちです。
でも、パパやママのケアも忘れずにいて欲しいのです。
もちろん、自分自身で体調管理するセルフケアも大切ですが、夫婦お互いがチェックしあうことも重要です。どうか皆さん、大変なことになる前に、パパとママのケアもしっかりと行えるよう、生活習慣を見直してください。
もちろんシングルの方も同じです。何かおかしいと思ったら、できるだけ自分を休ませることを優先させましょう。そして、そうならないように日頃から用心を。
最後に男性へ。男性は妊娠・出産・授乳を行わないので、女性の身体にかかる負担がわからないことがあります。産前産後は特に、奥さんへの気づかいを忘れないようにしてください。
■パパやる関連記事
パパ「子供が生まれたし、よーしジムで身体を鍛えるか」← ママ激怒!