去年の秋、息子が通う保育園のお友達宅から、カブトムシの幼虫を分けてもらいました。
越冬し、春が来て、梅雨が明け、世間の小中学生たちが夏休みシーズンに入ったその頃、カブトムシが成虫になって土の中から出て来てきました。透明のケースに入れて飼っていたのに、サナギになった様子が見えなかったので、「ダメかなぁ……」と半ば諦めていたのですが、立派に成虫となって再び姿を現してくれたのです。
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梅雨明け、7月23日にカブトムシが成虫になりました
昨年2016年10月2日、保育園のお友達のご家族から、カブトムシの幼虫を3匹分けてもらいました。
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およそ10ヶ月後
土の中から、成虫になったカブトムシが出て来てくれました。
羽化(うか)したばかりのカブトムシを、早速つかむ息子。
ちょうどそのとき、僕は手足口病のピークで39度を超える高熱にうなされていました。そこで、嫁さんがカブトムシの成虫を飼うための道具を買って来てくれました。
- 虫かご
- 昆虫マット(土)
- のぼり木(朽木)
- 昆虫ゼリー(餌)
- 霧吹き
カブトムシを飼育するための準備をする3歳の息子。カブトムシの餌ってカップゼリーとして販売されているんですね。知りませんでした。
息子は自分もゼリーが大好きなので、カブトムシも同じくゼリーを食べるというのがちょっと不思議なようす。開けるのは手馴れています。
カブトムシのアップ。ツノがないので、これはメスですね。
あとで分かったのですが、ゼリーはカップから出してあげた方が食べやすいみたいです。半日で1個をペロッと食べちゃいます。
虫かごを嬉しそうに眺める息子。初めての生き物の飼育です。
カブトムシ(成虫)の飼い方
カブトムシの飼い方は、ホームセンター「コーナン」の動画がわかりやすかったのでご紹介します。
<虫かごの準備>
- まずはプラケース(虫かご)を用意。サイズはMかLで。
- プラケースの底に保水用品を敷く。これは昆虫マットの乾燥と匂いを防ぐため。
- その上に昆虫マットを入れる。
- のぼり木、木の葉などで、自然環境を再現する。
- ゼリーが食べやすいエサ皿などを入れよう。
- 隅に昆虫ウォーターを入れて、昆虫マットの乾燥を防ごう。
- 中身はこれで完成! カブトムシを入れる。
- コバエの侵入を防ぐ虫除けシートをかぶせたら、プラケースのふたを閉めて完了。
<日ごろのお世話>
- カブトムシのえさのゼリーは、1匹に対して1日一個あげよう。
- マットが乾いたら、霧吹きで湿らせよう。
- マットの交換は2週間が目安。保水用品と合わせて交換しよう。
カブトムシを飼って良かったこと
カブトムシは夜行性だそうで、日中は土の中に潜って寝て(?)います。夜になるとガサゴソ出てくるのです。息子の鼓太郎は、夜、カブトムシのようすをしばらくじっと見ています。そして餌のカップゼリーを与えたり、霧吹き土を湿らせたりなどお世話をしているのです。
今回、初めて生き物を飼ったのですが、ペットがいないわが家にとって、生き物を飼うという行為は鼓太郎になんらかの刺激を与えているんじゃないかなぁと思います。
今は、保育園から帰って来てカブトムシを見るのを楽しみにしていますが、カブトムシは夏が終われば死んでしまうでしょう。そのとき鼓太郎は一体何を感じるのか。カブトムシは色んなことを教えてくれるのではないかと思っています。
ところで、カブトムシの幼虫はあと2匹は土の中。どうなんだろなぁ……。