家では歯磨きを嫌がるのに、なぜ歯医者さんでは自分から「あーん」と素直なんでしょうか。先日の散髪屋さんでも大人しかったし、どうもプロにはちゃんと従うようだな。鼓太郎。
さて週末土曜日、2歳10ヶ月の息子を歯医者さんに連れて行ってきました。
特に虫歯というわけではないのですが、3ヶ月ごとに定期検診とフッ素塗布をしてもらっています。検診や治療は医療費助成で無料なのですが、フッ素塗布は実費で1,000円です。
今回、先生に子供の歯について色々教えてもらい、へぇ〜と思うことがあったので、少しお伝えします。
乳歯(子供の歯)。生え始めは、生え揃うのはいつ?
乳歯に生え始めと生え揃いは、かなり個人差があるそうです。
まず生え始めですが、生まれた時から生えている赤ちゃんもいれば、1歳を過ぎてから最初の1本が生えてくる子もいるそうです。多くは6〜9ヶ月頃。
うちの息子は、生後8ヶ月で最初の1本が生えてきました。
そして、先生に診察してもらいながら、「まだ一番奥の歯が生えていないので……」と言われ、「えっ! まだ全部生えていなかったのですか!?」とビックリ。すっかり生えているものだと思っていました。
乳歯が生え揃うのは2〜3歳が多いようです。
乳歯(子供の歯)は20本、永久歯(大人の歯)は28本
鼓太郎がまだ生えていない歯を、先生は「E」と呼んでいました。
Eって何だろ? と思い質問すると、乳歯はABCDEと数えるのだそうです。ちょっとわかりにくいかもですが……
【上】EDCBAABCDE
【下】EDCBAABCDE
これが「上の歯」と「下の歯」の並びです。AA・AAの部分が前歯で、Cが犬歯(牙のように尖っている歯)です。
まだ生えていない「E」というのは一番奥の歯になります。
ちなみに、新しい歯が生えている時期は、虫歯になりやすいとのこと。「新しい歯が生えてきているな」と気づいたら、その期は特に丁寧に歯を磨いた方が良いそうです。
乳歯がすきっ歯なのは問題なし! むしろ間が詰まっている方が心配
子供の歯をよく見たことがある方は、歯と歯の間に隙間があることに気付き、心配になっている方はいるでしょう。
もしかして、歯並びが悪いのでは? ……と。
でも、先生の説明によると、乳歯は隙間が開くものなんだそうです。というのも、永久歯の方が歯が大きいので、その歯と入れ替わって出てきやすいように、あえて歯と歯の隙間があるのだそうです。
むしろ、隙間がない方が、ちょっと心配だということです(それについては詳しく聞いていませんが、歯並びが悪くなるのかも知れません)。
フッ素って効くの?
診察の最後で、「フッ素を塗っているし、歯磨き粉にもフッ素が配合されているので、毎日歯磨きをしていたら、今はほとんど虫歯にならないんだけどね」とのこと。
たしかに歯磨き粉には、大人用も子供用もどちらにもフッ素って書いていますね。
歯に詰まった食べ残しや歯垢を取るのも大切ですが、フッ素が歯に行き渡るのも虫歯予防に効果的なのだそうです。
次回も3ヶ月後の検診を予約
そんな感じで、一度も嫌がることも、泣くこともなく、とてもスムーズに歯医者さんで診てもらうことができました。
まだ虫歯になったことはないし、歯を削ったり、抜いたりしたことがないので、本当の歯の治療をまだ知らないだけかと思いますが……。
大人も子供も歯は大切に。しっかりと丁寧に磨きましょう!
パパやる関連記事
ライオンからくねくね曲がるすごい子供用歯ブラシと、親子で歯磨きソングが出ました! クリニカKid’sハミガキ
子供の歯みがき、転倒でのどに歯ブラシが刺さる事故多発! 1〜2歳が全体の75%を占める。