保育園からの毎日のお便りに、思いがけない「お願い」が添えられていました。
「今度、3歳児クラスで遠足に行きます。お弁当と水筒の持参をお願いします」……と。
おぉ、遂にキタ!
子育てには、いくつもの節目があります。この「子どものお弁当」は、ビッグイベントですよね。僕たち夫婦は、子どものお弁当作りは、まだまだ先だと思っていました。小学校とか中学校とか。
不意なお便りに、喜びと不安を覚えました。
何を作ろうかな?
大丈夫かな?
今回は、4歳6か月の息子が体験した、初めての遠足とお弁当についてお伝えします。
遠足前夜、4歳の息子がママとお弁当の仕込み
息子に持たせる、初めてのお弁当作り(*1)。今回は「皮切り」ですので、ママにその役目を担ってもらいました。
この写真は、遠足前夜。
息子の鼓太郎は、「こっちゃんがやる!」と張り切り、自分で踏み台を持ってきて台所に立ちました。
*1. 0〜1歳児の頃、病児保育で簡単な離乳食を持たせたことはありますが、あれは弁当とは言えないので除外。
ハンバーグ用のミンチを手ごね。ママと一緒に仕込みをしました。
遠足当日の朝
遠足当日の朝、ママはいつもより早く起きてお弁当を完成させました。お弁当箱は、鼓太郎が自分で選んだウルトラマンジード。
中身はこれ!
息子のリクエスト「タコのウインナー」と、息子が好きな「フライドポテト」と「おにぎり」。それに、ハンバーグ、玉子焼き、ほうれん草のおひたし、プチトマトが詰まっています。
おにぎりはふたつ入っていますが、「食べきれた方がいいよね。ちょっと多いかな?」と言うことで、おにぎりをひとつ減らし、代わりにミカンを詰めました。
お弁当を巾着に入れ、そして麦茶の入った水筒も用意完了。
それらをリュックに詰めこんで、いざ、保育園へ!
遠足先で、お弁当が嬉しすぎた息子
遠足と言っても、初めてなので行き先は近所の公園。保育中にも行くし、週末もよく遊んでいる公園です。
そんな馴染みのある公園ですが、息子たち園児にとってはワクワクの遠足!
翌朝、保育士さんから聞いたのですが、鼓太郎はお弁当が嬉しすぎて、ふたを開けたまま、ずーーっと眺めていたそうです。
遠足から帰ってきました。お弁当は食べたかな?
公園では、みんなでどんぐりをたくさん集めたそうです。帰宅後、パパやママにお土産として分けてくれました。
鼓太郎が持っているのは手作りのバッグ。保育士さんが作ってれたのです。いつもありがとうございます。かわいい!
さて、お弁当はどうだったのか。食べ終わったお弁当箱を見せてくれました。
どれくらい食べたのかな?
残したかな?
ほうれん草は苦手だったかな?
・
・
・
パカッ
なんと、完食!!
お弁当箱がビッカリン。残さずに全部食べてくれました。
そしてママには、大きな声で「お弁当おいしかったよ!」と。
ママは「えらーい!」と嬉しそうに、鼓太郎の頭をくしゃくしゃにしました。
息子が通っているのは、東京都世田谷区の公立の認可保育園。今回の遠足に限らず、いつも素晴らしい経験をさせていただき、本当にありがとうございます。保育士の皆さんには、感謝してもしきれません。