自我が芽生え始める2歳頃のイヤイヤ期は、成長過程のひとつなので、「まぁ、仕方がないのかなぁ」と微笑ましく受け入れることができるでしょう。
でも、3歳、4歳になっても、イヤイヤ、わがままが続くと大変です。
わが家の息子は、ただいま4歳3か月。イヤイヤ期はずいぶん前に落ち着いていますが、その代わりに、怒ったり、いじけたり、すねたりすることが時々あります。
たとえば、食事中。嫁さんが立ったついでに「ごめん、マヨネーズ取って」などとお願いして、マヨネーズを取ってもらうと、息子が怒るのです。「なんでパパだけに優しくするの!」と。
いやいや、いやいや。
それ、むしろパパが言いたい言葉やで。「ママはなんで、こっちゃんにばかり優しくするの」と。
でも、一旦怒ると、なかなか収まりがつかないのが、今の息子です。
ゆび相撲をしよう! 子どもの気持ちの切り替えになるよ
子どもに限らず大人も同じだと思いますが、腹が立ったり、悲しくなったりすると、結構ひきづってしまいますよね。夫婦喧嘩をしたあとは、1週間ほど口を聞かない夫婦もいるようです。
大人の方が、ややこしいのかも知れませんね。
その点、子どもは単純です。些細なことで怒ったり、いじけたりすることはありますが、案外あっさりと気持ちを切り替えることができます。
ただし、自分一人で乗り越えるというより、何か別のことに興味が惹かれると、それまでのことをケロッと忘れるような感じです。
そこで僕がおすすめなのが、指相撲です。
よし、それじゃぁパパと指相撲で勝負や!
これが、僕と4歳の息子とのバトルです。
まだ指相撲歴1か月ほどなのですが、作戦を立てたり、フェイントをしたり、がっちり押さえ込んだりと、なかなかのスキルです。
指相撲は不機嫌なときに教えるのではなく、事前に機嫌が良いときに教えておきましょう。子どもの性格にもよると思いますが、戦いごっこが好きの子はハマると思います。
僕はこの他にも、尻相撲や押し相撲もよくやっています。
指相撲ができる年齢は4歳から(早ければ3歳)
息子に指相撲を教えて数週間後。朝、保育園へ息子を送りに行くと、息子の仲良しの男の子から、「こっちゃんパパ、指相撲しよう!」と、勝負を挑まれました。
その子は、うちの息子より半年ほど月齢が下です。
指相撲はなんとなくはできたのですが、押さえ込みの力が弱かったり、10秒数えられなかったり(まだルールを知らなかったかも)しました。
もちろん個人差はありますが、4歳頃が指相撲の始めどきなのかな、という印象です。
お子さんが4歳になったら、ぜひ指相撲を始めてみてくださいね。家でも、外出先でも、暴れずに戦えるので便利ですよ。