これは、僕がこれまで読んだマンガの中で、最高に爆笑したマンガです。とにかく、1、2ページ読む度に「くぅーっ!」と笑いをこらえながら、いや、吹き出しながら読みました。
読んだ後、嫁さんにあげたら、同じく大爆笑! このマンガ「東京ひよっ子3人暮らし」は、育児中の方にとっては、とにかくツボること間違いなしです!
生後0ヶ月から1歳半まで。夫婦ふたりの育児奮闘記に爆笑!
たかはしみきさん著「東京ひよっ子3人暮らし」は、我が子が生後2ヶ月の頃、はじめての実家に帰省中にホッと一息ついたタイミングで書店で見掛けて買いました(この時期の日記)。
書店で見掛けたこの本にはビニールのカバーが掛かっていて中身は読めなかったのですが、なぜだか気になって、Amazonなどで何のレビューも調べる事なく、惹かれるようにレジへと。そんな偶然の出会いが、最高の笑いをもたらしてくれた訳です。
タイミングも良かったんだと思います。たった2ヶ月ですが、慣れない育児に夫婦ふたりで奮闘し、夜泣きも激しくて疲労困憊しているところに、他の家族のようすが垣間みれた。
あれ、他の家でもまったく同じやん!って。笑
赤ちゃんの名前は、のっすん。男の子です。
この、のっすん君の動きがうちの子の動きと一緒で、全身をピーンと伸ばして「いやー!」ってするところなど、「あるある〜」なんて場面が次々と展開しました。
旦那さんは会社員のデザイナー。仕事が深夜に及ぶことも多いので、出産後、奥さんは生まれたばかりの赤ちゃんを連れて、しばらく実家で生活をします。
月に2〜3回、週末に旦那さんは子供に会いにくるという生活。
生後2ヶ月を過ぎた頃、いよいよ東京に戻ってきて、家族3人の生活がはじまります。
もうねー。何がたまらんって、のっすん君が超可愛いんです! 動きや表情がまさに赤ちゃんそのもので、うまくとらえてるなぁ、っと。
お話は、のっすん君が保育園にも入って、1歳半になった頃までです。作者のたかはしみきさん、ぜひ続編読みたいです。お願いします!のっすんく〜〜ん!
育児は考え方次第で「どんより暗め」「あかるく奮闘」どちらにもなる。
「産後うつ」という言葉があるほど、育児は思っている以上に大変。
「みんなやってるから大丈夫だろう」なんて考えていても、いざ我が子を授かると、毎日続くエンドレスな育児に体力が消耗しきってしまいます。しかも、「みんなもやってるから」というのが逆にプレッシャーになり、体力に加え、精神的にも疲労困憊してしまう訳です。
でも、考えようによっては、そんなドタバタ劇は今のうちだけで、年々親の手を離れてしまいます。
深刻に考えすぎずに楽しい育児マンガでも読めば、「みんな苦労しながらも何とかやってるんだなぁ〜」とわかって、ちょっとは気持ちが晴れると思います。この本は、1,000円(税別)でしたが、その分以上の笑いと安らぎと知恵を頂きました。
これから育児をはじめる方、まだお子さんが0歳児〜1歳児の方、ぜひ読んでみてください。タイトルには「東京」と書かれていますが、内容的にはほぼ東京は関係ないので、どの地域の方でも大丈夫です!