待機児童数の数え方にズル!世田谷区はワーストワンでは無いかも?とはいえ全然保育園が決まらない…。

子どもの保育園が全然決まりません!「保活(子どもを保育園に入れる活動)は大変だ」と噂には聞いていましたが、これほどまでに深刻だとは思っていませんでした。

認可保育園への入園希望は既に3ヶ月前に区役所へ申請済みですが、最初に落選の通知が来て以来、音沙汰がなく待機状態です(合否の結果)。そこで2ヶ月程前から認可外保育園のリサーチを始め、ここ数週間はうちの奥さんが毎日1〜2件ペースで「入園申し込み」と「見学の申し込み」を行っています。

そこで直面したのが、保育園に入るのがいかに難しいかという実態です。認可外保育園であっても、0歳児枠が数名しかないところに、100名を超える申し込みがあったりなど、かなり熾烈な状態です。さらに、保育園の見学に関しても順番待ちという状況。各保育園の競争率は数倍から数十倍といった印象です。

さらに言えば、認可外保育園は高額な場合が多く、月謝が10万円〜15万円程度の保育園もいくつかありました。そんな高額な保育園であっても、変わらず高い競争率です。

【追記:9/19夕方】今、月額14万円のある保育園が、もしかしたら入れるかも?といった状況に。高額っぷりに悶絶しそうになりながら悩み中。

待機児童数全国1位の世田谷区だから…?

待機児童数の全国ワーストは、2年連続で東京・世田谷区

自分たちが暮らす東京都世田谷区は、全国で待機児童数が最も多いと言われています。

■関連リンク
→ 待機児童数4年連続で減少 全国ワーストは世田谷区:テレビ朝日

僕は大阪からの上京者で、東京へは2006年に、世田谷区へは2010年に引っ越してきました。地元のことを知ろうと、世田谷区長である保坂展人(ほさかのぶと)さんのTwitterをフォローし、世田谷区事情や、区長が考えていることを垣間みています。

保坂区長は、以前より「待機児童数は数え方によって変わる」と言った事をツイートしていました。どういう意味かよくわからなかったのですが、今日具体的なツイートをされていたのでご紹介します。

待機児童は行政によってカウントの仕方が違う!

これは衝撃的です。「育休中は待機児童に含まない」「自宅で休職中もカウントしない」など、市町村によって待機児童数の数え方が違っているんだそうです。

多くの方は、認可保育園に申し込みをしているにも関わらず、入園できずに待機している状態の子どもの総数だと思っているのでは無いでしょうか?自分もそのうちの一人です。まさか、待機状態なのに育休中はノーカウントとしている地域があるなんて。これでは実態が全然わからず。待機児童の解決にもつながりません。

ズルいカウントをしている地域には暮らしたくないですね。

厚生労働省は、2015年度からこういった曖昧な定義を見直し、さらに2017年度には全国の待機児童数をゼロにすると掲げています。こんないい加減な状態から、たった3年で解決なんて出来るのでしょうか?

余談:保育園の見学予約すら取れない!

ちょうどこの記事を書きながら、世田谷区にある某認証保育園に来月度の見学の申し込み電話を掛けていました。予約開始から何度も何度も掛けまくった結果…。

保育園に入れる気が全然しない!>< 皆さん、どうされているんでしょう?不安です。

AERA 2014年9月1日 世田谷区長保坂展人さん対談出演。
AERA 2014年9月1日号の男の育児特集で、世田谷区長が対談に出ていました。区長は、もっと長く保育園で預かって欲しいという親御さんの要望に懸念を示す。子どもが病気になっても仕事を抜け出して迎えにすら行けない風潮に、「企業は変わらなくていいのか?」と問題提起。ハッとさせられました。

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