大学生への仕送り相場、家賃を引いたら1日900円以下に。ブラックバイト問題も浮上。

実家を出て、一人暮らしなどをする大学生への仕送りが、10年連続で減り続けているんだそうです。

調査対象となったのは、首都圏の私立大学に通う大学生。早稲田や明治など14大学へ昨年2014年春入学した保護者にリサーチを行った結果、1ヶ月の仕送りは「8万8,500円」ということがわかったとのこと。

  • 1994年 – 12万4,900円 / 月
  • 2005年 – 10万1,400円 / 月
  • 2014年 – 8万8,500円 / 月

 

一人暮らしの大学生への仕送り推移(グラフ)

 

家賃の平均は6万1,600円。

また、家賃の平均は6万1,600円という結果も出ています。

毎月の仕送り8万8,500円から家賃を引けば、残りは2万6,900円。これを30日で割れば1日あたり「900円」以下になる。

もちろん、電気代、ガス代、水道代、テレビがあればNHK受信料。そして20歳を超えれば国民年金へも加入しないといけない。仕送りだけで生活をまかなうのは不可能といえそうです。

■参考記事
→ 首都圏私立大生への仕送り、10年連続最低更新:読売新聞(【追記】記事公開終了しました)
→ 首都圏下宿私大生の仕送り、過去最低に 1日の生活費が初めて900円割る:J-CAST

大学生のブラックバイト問題。

先日、TBSラジオ「荻上チキ Session22」で、大学生のブラックバイトに関しての特集が行われていました。

ブラックバイトとは、「バイトが休めず授業やテストが受けられない」「バイトが休めず就職活動の面接に行けない」など、本業の学生生活が送れなくなるバイトのことです。

背景としては、近年、非正規雇用が増え、雇用主が学生バイトに依存しすぎている。昔は、社員がいて、その補強としてのバイトだったが、今やバイトが主戦力になっているとのこと。バイトリーダーと呼ばれる、バイトをまとめる責任者もおり、まるで正社員並の仕事量と責任を負わされる場合も多いようです。

また、昔は交際費や娯楽費などの小遣いとしてのアルバイトだったのが、今や生活費として欠かせないアルバイトとなっているので、雇う側もその弱みにつけ込む(甘える)という部分もあるようです。

この番組はポッドキャストで聞くことができます。近年の社会問題として注目しておくべきキーワードですので、ぜひ聞いてみてください。

学資保険、入るか入らないかを悩み中……

わたくし事ですが、2月に近所の郵便局へ行った際、ついでに「学資保険」の説明を受けました。まぁボチボチと学費用に貯金をはじめないとな、と思っていたので前向きに検討。しかし、2〜3月期が学資保険加入の繁忙期なのか、その後熱心な営業を頂き、逆に気分が盛り下がってしまいました。

改めて学資保険を調べてみると、郵便局以外にもたくさんあるんですね。じっくりと比較検討をしてから加入したいと思います。まだ息子0歳なのに、大学生って想像つかないなぁ。笑



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