夫の家事・育児参加率、低すぎることが判明。家事をする時間、妻4時間40分・夫49分

我が家に長男が誕生したとき、僕は「この子が大きくなったら料理を教えたい。まずは、ホットプレートでホットケーキから。次は小さなお好み焼きかな」と口にしていました。と言うのも、料理は一石二鳥ならぬ、一石三鳥があると考えたからです。

  1. 調理そのものが楽しい。
  2. 家のお手伝いになる。
  3. 自分でつくったもので人を喜ばせる事ができる、とわかる。

料理はすべてお母さん(奥さん)がやってくれる家庭もあると思いますが、うちでは時には家族みんなで料理をする日があっても良いなと考えています。まだ生後三ヶ月半なので想像の域ですが、3年後には子供向けのマイ調理器具をプレゼントしたいです。

しかし、これからは男性も料理するのが当たり前の時代になってきそうです。

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イクメンも増加!育児・家事する夫の割合が過去最多

テレ朝newsにて、「子育てをする男性、いわゆる『イクメン』や、家事をする夫の割合が過去最多になりました」というニュースが報じられていました。

■関連リンク
→ イクメンも増加!育児・家事する夫の割合が過去最多:テレ朝news

イクメンも増加!育児・家事する夫の割合が過去最多

調査対象は全国の既婚女性6,500人。女性側からみての調査結果です。

  • 【育児全般】夫が負担 20.2% / 妻が負担 79.8%

 

イクメンも増加!育児・家事する夫の割合が過去最多

  • 【家事全般】夫が負担 14.9% / 妻が負担 85.1%

 

イクメンも増加!育児・家事する夫の割合が過去最多

妻の家事時間についての調査は、1日平均「4時間40分」と10年前から横ばいなんでそうです。

上記の男女の割合から計算してみると、夫の家事時間は1日平均「49分」となります。

 

イクメンも増加!育児・家事する夫の割合が過去最多

夫の育児・家事参加率が過去最高とはいうものの、世界と比べるとまだまだ少ないようです。

専業主婦が多いってこと? いいえ、6割は共働きです

夫が負担する家事や育児の割合は『2割以下』ということは、「専業主婦が多く、土日など休日に旦那さんが参加しているのかな」と思ったら、そうでは無さそうです。別の記事によると、2012年時点で共働き世帯の割合は59%。年々増加傾向と書かれていました。

仕事に掛ける時間の割合は違うかも知れませんが、「仕事はシェアしているのに、家事や育児は奥さん任せ」となっているように感じます。

日本国内の共働き世帯の割合は59%(2012年総務省労働力調査。※農林業を除く)と半数以上となっています。さらに共働き人口は毎年増え続けており、親世代(専業主婦家庭)とは違う生活を送り、価値観も様々となっています。

共働き世帯では、夫が担当する育児、「保育園・幼稚園への送迎」 が専業主婦世帯の4.4倍。共働きを続けられる理由、「自分の頑張り」 が夫50%に対し妻60%:日経BPより一部引用(【追記】記事公開終了しました)”

スーパーの宅配や家事代行、楽できる部分は楽しよう!

我が子が生まれた数日後、病院で同じ日に出産された方同士数名で話をしていたのですが、そのうちの一人が「ウチは買い物はすべて宅配にする」とおっしゃっていました。それを聞きながら、僕たち夫婦は「セレブだなぁ〜」という印象を受けました。

しかし、いざ赤ちゃんが家にやってくると、ちょっとした時間をつくるのが大変!思いのほかてんやわんやな日々が始まりました。

家事の大きなカテゴリーとしては「掃除」「洗濯」「買い物」「料理」がありますが、時短できるもの、楽できるものは、どんどんそっちへ持って行った方が良いなと認識を改める結果に。「スーパーの買い物は宅配」も全然アリだと感じるようになりました。

ウチは幸いすぐ近所にスーパーがあるので助かっているのですが、お米、お水、お酒、醤油、お酢、トイレットペーパー、テッシュペーパーなどの大物は宅配で注文しています。また、子ども用のオムツもAmazonで注文。その他、抱っこ紐(エルゴ)やベビーバスもAmazonで注文。チャイルドシートはネットでレンタルしました。

世の男性は、もっと家事や育児に参加したいと思っていても、社会の仕組みや風潮がそうなっておらず、家庭と会社の狭間で悶々としている方も多いのではないでしょうか。夫が圧倒的に家事・育児の時間を増やすには、転職や独立など、根本を変えないとどうしようも無いでしょう。

そこで、せめてもの方法として、家事の時短です。

ネットで買うより近所のスーパーやドラッグストアで買った方が安いと思う方もいると思いますが、そんな事は決してありません。僕はAmazonが気に入っているのでいつも使っているのですが、大半は数百円単位の買い物でも送料無料です。安い上に便利です。

また、こちらは経済的に余裕があるご家庭のみになりますが、食洗機や自動掃除機の導入、高性能洗濯機への買い換えなどで、家事の時間を短縮することができます。

夫の家事・育児参加率が過去最高とはいえ、内情は8割以上が奥さん負担。とにかく、奥さんの負担を楽にする方法を考えてみると良いかも知れませんね。

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