パソコンが故障して、家族の写真と動画が全部消えました。パソコンのバックアップを取っていなかった僕が悪いんです。ついついあとで……と怠っていたら、その日が突然やってきました。
パソコンに限らずスマホもですが、故障や紛失は突然やってきます。バックアップは絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、絶対に……とっておいてください。(号泣)
故障したのは、今使っているMacBook Pro。そこには、息子・鼓太郎の成長記録、生後8ヶ月から1歳6ヶ月までのデータが入っていたのですが、それがすべて一瞬にして消え去ったのです。
なぜ、バックアップを怠ったのか。
僕は、昨年末まで2011年モデルのデスクトップパソコン、iMac 27インチをメインで使っていました。据え置き型ですので、常にUSBで外付けハードディスクにつなぎ、そこに自動でバックアップを取っていたのです。Macのタイムマシンという機能を使えば、何の苦労もせずにハードディスクの中身をそのまんまバックアップしてくれる超便利機能です。
これまで、2度iMacが故障し、その度にタイムマシンでクリック一つで、デスクトップの散らかり具合やゴミ箱の中身まで、完全復旧できました。
そして昨年2014年末、「MacBook Pro / 15インチ Retinaディスプレイモデル」を新たに購入し、こちらをメイン機として使用するようになりました。今度はノートパソコンです。
ノートですので、外付けハードディスクにつなぐのがわずらわしく、「バックアップは、また今度でいいや」と、これまで約11ヶ月間、バックアップをせずに使い続けていたのです。
また、今度やろう……。
この甘えが完全に失敗でした。これまで快適につかっていて、不具合が一切なかったので、ほんと油断していました。故障は突然やってきたのです。
SSD、いわるゆハードディスクが故障。
故障の状況を書き残しておきます。データのバックアップやMacについての専門的な話になるので、以下は、関係ある方、興味がある方のみどうぞ。
「アレっ?」から、故障確定までの経緯。
- MacBookのSafariでサイト閲覧中、レインボーカーソルに。
要は処理に時間がかかっていて、フリーズに近い状態。ここで5分ほど待ってみたのですが、ずっとレインボーカーソルのままなので、電源ボタン長押しで強制終了することに。 - 起動時に「command + Rキー」。
昔のMacは、故障時、付属のCD-ROMで起動したのですが、今はレスキュー用のデータはMacに内臓されています。それで試みたのですが、起動せず。 - 起動時に「optionキー」。
今度はインターネットリカバリーを試みました。画面には「球体」と「Internet Recovery」の文字、そして「ネットワークの選択」が表示されます。ここで、自宅のWi-Fiを選び、Wi-Fiルーターのパスワードを入力します。すると、地球儀がまわりはじめ、しばらく待機。 - 内臓ハードディスク、SSDが認識されていない!
ディスクユーティリティでディスクの検証、Mac OS Xの再インストールを試しましたが、そもそもディスクそのものが見当たらない!(下記の画像参照) SSDが故障している可能性90%超に……。 - Apple Sroreに予約だ!
なんと1週間先まで埋まっていて予約が取れず。 - Appleのサポートに電話で相談。
お店で目の前で見てもらいたかったのですが、1週間も待てないので、サポートへ電話相談。Appleのありがたいのは、サイトで「電話サポート」をクリックすると、1分ほどで電話がかかってきます。すぐに相談できる上に、電話代も先方持ち。ありがたい。 - SSDの交換になるでしょう、とのこと。
Appleの担当者に電話越しに検証してもらった結果、「SSDの交換になるでしょう」との回答。バックアップをとっていなかったことに、すごく同情してもらえたのですが、データ復旧はほぼ99%ダメな状況に……。 - 最終手段! ThunderBoltでターゲットディスクモード。
昔のMacであればFireWire、ここ数年のMacであればThunderBoltというポートにオスオス・ケーブルで2台のMacをつないで、「T」を押しながら起動すると、外から内部にアクセスすることができます。USBではダメです。それを試してみたのですが……そもそも故障したMacBook Proのハードディスクがマウントせず、何も手出しできない結果に。ここで遂に、復旧できる可能性が0%になりました。
Macでタイムマシンを設定する方法は、超簡単!
僕の個人ブログ「Swingin’Thinkin’」で以前書いた、Macの自動バックアップ機能「Time Machine(タイムマシン)」の《設定方法》と《復旧方法》を書いた記事を紹介しまます。
こんなのを書いておいて、まさか自分が怠るなんて情けないです……。
消えたデータは、一眼レフの写真とデジタルビデオの動画。
ちなみに、MacBook Pro内に保存していた子どもの成長記録は、デジタル一眼レフカメラで撮影したデータ(RAWデータ)と、ビデオカメラで撮影した動画データです。
デジタル一眼レフカメラは、AdobeのLightroomというアプリで管理。そして動画は、そのままフォルダで管理していました。その最も真剣に撮影た大切なデータが一瞬で消え去ったのです。
本サイト、パパやるにアップした写真や動画が、まぁせめてもの跡形、というところでしょうか。オリジナルの高画質なデータは、もう戻ってきません。
余談ですが、仕事関係のデータは、ほとんどクラウド上に置いてあるので、これは助かりました。
- メールはGmail。
- メモはEvernote。
- 書類はDropBox、など。
スマホのデータは、ある程度バックアップを取っています!
ちなみに、スマホに入っている家族の写真や動画は、ある程度バックアップは取っています。
スマホはiPhoneを使っているのですが、写真と動画のバックアップには、Appleの「iCloud」と、ミクシィの家族アルバム「みてね」を活用しています。これらはクラウド上にデータが保存されるので、もしスマホが故障、盗難、水没などの被害にあっても、データはいつでも復旧できます。
「みてね」は、iOSとAndroid用のアプリがあるので、ぜひ使ってみてください。容量無制限で無料という、おそるべしありがたいアプリです。
しかし、後悔。この記事を書きながら涙が止まりません。あんなに大事に写真や動画をマメに撮っていたのに、そのバックアップを怠るなんて……。お金じゃ買えない、大切な思い出。あぁぁぁ……嫁よ、鼓太郎よ、ほんまゴメン!!!><
繰り返しになりますが、皆さん! バックアップは絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、絶対に、絶対に……とっておいてください。
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お金じゃ買えない、Money can’t buy!!(涙)
【追記】その後……。
→ バックアップを取らずに故障したMacBook Proが修理から返ってきました。当然初期化で……チーン。