保育園って、本当にすごいんです! 4歳児クラス(年中)でマフラー、5歳児クラス(年長)でニット帽を手編みで作ってきました。
えぇっ、何これ! めちゃくちゃ凄いやん
僕は、編み物が一切できません。もっと言えば、洋裁がからきしダメです。保育園の息子に完全に負けました……。
幼児に編み物を教えられる保育士さんも、頑張って作る園児たちも、とにかくすごい!
今回は、保育園で作ってきた手編みの品々と、作り方をご紹介します。
【年中】手編みマフラー(5歳)
手編みマフラー
- 年齢:5歳
- 保育園 年中クラス(4〜5歳児)
まずはマフラーです。幅は細いのですが、幼児の首に巻くにはちょうど良い感じ。動きやすさが大事だしね!
また、マフラーは1本だけではありません。ひと冬に10本以上編みました。
いろんな色を切り替えたカラフルなマフラーもあれば、ツートーン、単色といったシックなデザインもあります。
保育園では、4歳児・5歳児がこんなのを作っているんです。ほんと驚きました!
【年長】手編みニット帽(6歳)
手編みニット帽
- 年齢:6歳
- 保育園 年長クラス(5〜6歳児)
翌年、今度は手編みのニット帽を作ってきました。ぼんぼり付き。
これはさすがに想像を絶する出来栄えで、保育園児が作ったとは、にわかに信じられません。
さらに、もうひとつ作ってきました。
……泣いた。
先生、子どもだけで作れるんですか!?
あまりに衝撃的だったので、保育園の先生に「これ、本当にこたろう(息子)が作ったんですか?」と聞きました。
すごい……すごいよ先生!(涙)
保育園が無かったら、息子はこんな経験をすることは無かったでしょう。息子本人は何も言いませんが、周りが驚いている様子を目の当たりにし、自信になっているようです。
何日でできるの?
このニット帽、なんと2日で作ったそうです。
保育園では、体操の時間や、外遊びの時間。他にも給食、お昼寝もあります。その合間をぬって、帽子を編んだそうです。
なんという集中力と早さ!
家では、いつもアホなことばかりやっているので気づかなかったけど、君はすごい集中力があったんだね。
【リリアン編み】紙コップ、ティッシュ箱、割り箸を使って編み物
ところで、保育園での編み物は、棒針やかぎ針で編むわけではありません。
なんと、紙コップ、テッシュ箱、割り箸を使って編み物をするのです。手法としては「リリアン編み(*1)」と言います。
マフラーは紙コップ(もしくはウエットディッシュの空ボトル)、ニット帽はティッシュ箱を使います。
口頭で説明するのは難しいので、上の動画を見てみてください(僕が撮影したものではありません)。
*1. リリアン編み – 英語表記はLily-yarn。リリヤン編みとも言います。
リリアン編みができる 手あみくん
リリアン編みが手軽にできるキットも販売されていました。毛糸付きで1,000円ほどで買えるので、これで手編みにチャレンジしても良さそうですね。
今回は以上です。
いろんな経験をさせてくれる保育園には、心より感謝です。ありがとうございました!