宇宙戦隊キュウレンジャーが最終回を迎えましたね。リーダーのシシレッドがわが身を投げ出して宇宙を救うという展開は、僕が以前見て素晴らしいと感激した獣電戦隊キョウリュウジャーを彷彿とさせるものでした。
キュウレンジャー、1年間おつかれさまでした!
カジキイエローの名言から学ぶ、人生の道しるべ
ややネタバレになりますが、キュウレンジャーがドン・アルマゲを倒し、宇宙の平和を取り戻した後のエピローグで、カジキイエローことスパーダが、レストラン「グラッツェ!」を経営しているシーンが出てきます。
そしてそのレストラン「グラッツェ!」が、《宇宙レストラン連盟の9つ星》を授与するのです。
周りの仲間たちが「スパーダ、すごいね」と称賛するのですが、スパーダはこう応えました。
「最高の食材を使っても
最高の料理は作れない。
大事なのは、笑顔が見たいって気持ち!
それをみんなに教えてもらった。
だから9つ星はみんなのおかげだよ!」
かっこいい。
スパーダが言った《大事なのは笑顔が見たいって気持ち》は、すべてに通ずる真理なのではないでしょうか。時代や、国や、性別や、年齢や、立場を超えて、みんなに共通する人生の指標だと感じました。
スパーダの教えを、僕たちも生活に活かそう!
スパーダのこの心意気、僕たちも自分の生活に活かそうではありませんか。
どう活用するのか? ちょっと事例を考えて見ましょう。
夫婦関係も、大事なのは笑顔が見たいって気持ち
世の中には、夫や妻に対する不平不満が渦巻いています。ネット上には罵詈雑言の嵐です。毒を吐くことでストレスの発散になるかもしれませんが、一時的にスッキリするだけで、根本的な解決にはなりませんよね。
もし妻や夫が、あなたが理想とする、稼ぐ力や家事・育児の技術、見た目の美しさや心の優しさなど、高いスペック(能力)を持っていたら問題は解決するのでしょうか?
パートナーに対する不満が溜まってきたり、夫婦喧嘩をしてしまったときは、スパーダの言葉を思い出しましょう。
「最高のスペックを持っていても
最高の夫婦にはなれない。
大事なのは、笑顔が見たいって気持ち!」
そう、まずは「相手の笑顔を見たい」という気持ちで、パートナーに接したり、自分自身努力することが大切なのです。
子育ても、大事なのは子供の笑顔が見たいって気持ち
赤ちゃんの頃は育児の仕方で揉めたり、子どもが成長すると教育方針で張り合ったりなど、夫婦間で意見が合わずにイライラすることがあります。
でも、ちょっと待ってください。
子供の幸せを巡って、夫婦で揉めるってなんか変じゃないですか? こんなときこそ、スパーダの言葉を思い出しましょう。
「最高の教育を与えても
最高の大人にはなれない。
大事なのは、笑顔が見たいって気持ち!」
そう、迷ったときこそ「娘・息子の笑顔が見たい」ということを目標に掲げ、どうしたら子供が笑顔になるかを、夫婦で、そして親子で、考えれば良いのではないでしょうか。
僕たちもキュウレンジャーのように、かっこよくなろう!
スパーダの教えは、他にも職場や友人関係にも当てはまりそうですね。ぜひ僕たちも、《笑顔が見たいって気持ち》を心に秘めて、前向きに頑張りましょう。
スーパー戦隊シリーズは、子供を夢中にさせる要素が満載ですが、大人が見ても「あれ、今、めっちゃ良いこと言ってる!」なんて場面が出てきます。
もし、あなたのお子さんがスーパー戦隊に夢中になったときは、否定的に捉えずに一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。親子でヒーローたちの名言を叫びながら戦隊ごっこをするのも楽しいですよ。