キャベツを食べる4歳男の子

4歳1か月。野菜嫌いの息子が、遂にキャベツが食べられるようになりました。

野菜が苦手という子どもは割と多いと思うのですが、反面、野菜が大好きの子もいます。保育園の保護者会などで皆さんと話したときも、野菜嫌いと野菜好きに分かれました。野菜が好きだなんでうらやましい!

先日、子連れの家族と遊んだときのことです。2歳の女の子が、きゅうりを一本丸ごとボリボリとかじっているではありませんか。その姿にびっくり! その子のママいわく、「何にもつけずに、洗ったきゅうりをそのまま食べちゃうんです」とのこと。

わが家の息子は、特に緑系の野菜が苦手。どうも草っぽい苦味が嫌なようです。ふつうに食べられる野菜は、この4品種くらいかな。

  • じゃがいも
  • さつまいも
  • トマト
  • にんじん

葉物野菜は、とにかく避けます。キャベツをフードプロセッサーでかなり細かなみじん切りにして、カタチがわからないようにして混ぜ込んだお好み焼きなら食べられますが、野菜のカタチが見えていたり、野菜そのものを食べるなんて絶対無理! そんな感じです。

4歳、キャベツの千切りサラダが食べられるようになった

育児本や育児系サイトでは、「食べなくても食卓で出し続けるのが大切」なんてことが書かれた記事をよく見かけます。わが家もそれを続けていたのですが、断念しました。

野菜を出しても一口も食べず、毎回残し続けられるとさすがにめげるし、もったいない。なんだか意地の張り合いのようで嫌になったからです。ですので野菜は、僕と嫁さんの分のみお皿に盛り、息子には用意しないようになりました。

「どうせ、食べないでしょ」と。

そんな4歳のあるとき、息子は新しく買ってきたドレッシングに興味が惹かれていたので、何の気なしに「キャベツ食べる?」と聞いてみたら、「うん」と。

「え、食べるの!?」。

べーっと出して残すんだろうなと思いつつも、小皿にキャベツの千切りを盛ってドレッシングをかけたのです。そして、「どうぞ」と。

キャベツの千切り

自らフォークでキャベツを取り、

 

キャベツの千切りサラダを頬張る4歳の男の子

がぶり、と大きな口で食べました。

おぉぉー!
キャベツを食べるなんて!!

 

美味い! と、サムズアップ

「美味しい!」

息子は、キャベツが食わず嫌いだったことよりも、苦手なキャベツを克服したことが嬉しかったようです。

以来、キャベツを食べるようになりました。ときには気分で食べない日もありますが、それでも全然オッケー。大きな進歩です。

無理やりでは食べない、自分から食べるまで待つ

好き嫌いの克服を振り返ってみると、息子の場合は「無理強いをしない」が、成功の要因だったかなと思います。

これはわが家の息子に限らずと思いますが、親がいくら声を荒げても子どもは動きません。子どもがやってみたくなるよう誘導するか、待つしかないと思うのです。

  • 「早くお風呂入りなさい」
    「お風呂でプールごっこしようか?」
  • 「ちゃんと歩きなさい」
    「あそこまでパパと競争しよう」
  • 「野菜をしっかり食べなさい」
    「野菜食べたら、めっちゃ強くなるよ」

そうです。息子には「野菜を食べると、力持ちになる」と教えていました。「別に食べても、食べなくてもいいけど、食べたら強くなるよ」と。

息子が自らの意思でキャベツを口に入れるまで、長い月日がかかりましたが、キャベツをちゃんとごっくんしたあとは、ガッツポーズで「うぉぉー!」と叫んでいました。ほんとに強そうです。

好き嫌いを無くして、何でも食べられる子にする

PHPのびのび子育て 2018年6月号
PHPのびのび子育て 2018年6月号

僕が愛読している月刊誌、「PHPのびのび子育て 2018年6月号」では、子どものごはんの悩みが特集されています。その中に、子どもの味覚から考える、好き嫌い克服の方法が書かれていました。

 


子どもの味覚は、生まれたときにはすでに備わっています。赤ちゃんは自分で食べものを選んで取ってくることができませんから、口に入れられた食べものが、自分の生存にとって必要がどうかをしっかり判断する必要があるわけです。

ですから、味覚は生まれたときが一番発達しており、この時期には味の違いに対して敏感に反応します。たとえば母乳から粉ミルクに替えたり、粉ミルクの銘柄を替えたりするとすぐに気づきます。

フードアナリスト とけいじ千絵

PHPのびのび子育て
2018年6月号より引用


 

  • 【生後6か月頃】離乳食開始。ミルク以外の味を受け入れる
  • 【1歳前後】何でも口に入れて味わう
  • 【1歳半頃】好き嫌いがではじめる

本記事によると、「生後6か月から1歳半」が、比較的何でも食べてくれる時期とのこと。それをすぎると、好き嫌いが出てくるのです。

たしかに、「離乳食の頃は『ほうれん草のペースト』でも『かぼちゃの煮物』でも、比較的何でも食べてくれていたのに急に食べなくなった」なんて話はよく聞きますし、わが家の息子の場合もそうでした。

好き嫌いは、小学生頃から徐々に克服できるようになってくるそうです。ということは、2〜6歳くらいいの子どもに好き嫌いがあるのは、ごく自然なことと言えそうです。