勉強しない子供。「お母さん、うるさ過ぎ」

NHK Eテレ「ウワサの保護者会」の前回の放送、テーマ「自分で勉強する子に育てたい」はなかなか興味深かったです。小・中学生の子供を持つ親たちが、子供にあの手この手で勉強をさせようとするんだけど、なかなか上手くいかない。

  • 子供の帰宅前、親が2時間も掛けて教え方を準備(予習)する
  • 今度のテストで80点以上とったらご褒美を買ってあげる、と物で釣る(ケーキやiPhone 7など)
「いつ勉強するの?」「今やるとこ」

時間もお金もかかるし、めちゃくちゃ大変! ただ、これだけ親が苦心しても、子供たちがなかなか勉強を始めようとしません。遂にお母さんは「いい加減にしなさい!」と怒りの叫びをあげてしまうのです。

「叱っても、物で釣ってもダメ。どうしたらいいの〜」と、保護者で話し合う番組でした。

これを見ながら僕は、わが家の3歳の息子の「歯みがきをしない問題」と似ているなぁと感じました。世の親たちは、子供は何歳になっても「早くしなさーい!」と叫んでいるんだな、と。

自分から進んで勉強する子供を育てるためには?

勉強に集中する女の子

経済・株式の最新ニュースを伝える「財経新聞」のウェブサイトに、「自分から進んで勉強する子供を育てるためには?」という記事が掲載されていました。

子どもが自分から進んで勉強をするようになるには、まず幼少期に生活習慣や好奇心といった学びに向かわせる必要があり、小学校に上がったら「ほめる」「学習の環境を整えてあげる」という親の行動が大切だということがわかった。

子どもが勉強しないとついつい叱りがちだが、ほめながら気長に見守ることが重要だと言える。

自分から進んで勉強する子供を育てるためには? | 財経新聞

■関連リンク
自分から進んで勉強する子供を育てるためには? – 財経新聞

これ、まさに「ウワサの保護者会」の結論と同じでした! 番組で司会をつとめる尾木ママは、「叱るのではなく褒める」「結果ではなく過程を評価する」と言っていました。

財経新聞でも、同じく「褒める」重要性を説いています。また、まだ未就学児の場合、生活習慣(生活リズム)や好奇心が大切だと言っています。

幼児期に身に付けたい、生活習慣と好奇心とは?

お片付けをする子供

勉強する子に育てるには、幼児期の生活が大切だとしています。財経新聞で紹介している、そのプロセスは以下の通り。

■自分から進んで勉強する子供になるプロセス

  1. あいさつ、片付けなどの「生活習慣」を身につける
  2. その習慣が「好奇心」や「頑張る力」につながる
  3. これらは「学びに向かう力」に影響を与える
  4. 「文字・数・思考」が身につく
  5. そして小学校での「学習態度」につながる

ここで言う学習態度とは、親などに言われなくても自分から進んで勉強したり、終わるまで集中して取り組んだりできる力のことです。

このときに大事なのが、親がガミガミと叱るのではなく、褒めること。子供の意欲を尊重することが重要ということです。

これって、幼児も大人も一緒じゃないか

ふむふむ、と読んでいたのですが、これってよく考えたら大人もまるで同じですね。

大人なので「自分から進んで勉強する子供に育てるには?」ではなく、「仕事ができる大人になるには?」として当てはめてみます。

■仕事がデキる大人になるプロセス

  1. あいさつ・片付けを、自分の気持ちや都合に左右されず「習慣化」する
  2. その習慣が「頑張る力」「すぐやる力」につながり、さらに「好奇心」も掻き立てられる
  3. これらは「仕事に向かう力」に影響を与える
  4. 「集中力・時間管理力・チームコミュニケーション能力」が身につく
  5. そして職場で「仕事がデキる奴」になる
  6. 【注意】このとき上司は、部下のプロセスを評価しよう。結果は必ず付いてくるから、まずは意欲を見守るべし。絶対にやってはいけないのは、立場を利用して事細かく指示・命令すること。これは部下のモチベーションを下げてしまうので逆効果だ。

どうでしょう?
ピタッと当てはまりますよね。笑

大人の場合は、挨拶・片付けだけではなく、もう少し踏み込んだ項目を加えたいですが、「習慣化」が大切というのは同じでしょう。また、職場だけでなく、家庭内における夫婦関係・嫁姑関係や、スポーツや英会話などの取り組みにも応用できるでしょう。

ぜひ、やってみてください。

要は人間って、3歳児も30歳も根本的には大して変わらない、と言うことですね。