歌舞伎役者・市川海老蔵さんの妻、小林麻央さんが亡くなったとメディア各社が報じています。
小林麻央さんは乳がんの闘病中でしたが、前向きに治療に取り組み、その様子をご自身のブログに綴っていました。また、夫である市川海老蔵さんも献身的に奥様に尽くしておられました。
そんな様子を見ながら、僕は「きっと良くなるだろう」と思っていました。幼いふたりのお子さんを残しての訃報に驚いています。
歌舞伎俳優、市川海老蔵さんの妻で、乳がんの治療を続けていることを公表していたフリーアナウンサーの小林麻央さんが亡くなりました。34歳でした。
(中略)
芸能活動を控えて2人の子どもの子育てに専念していましたが、去年6月、夫の海老蔵さんが会見し、麻央さんが乳がんと診断されて2年近く治療を受けていることを明らかにしました。
(中略)
ブログによりますと、麻央さんは手術や放射線治療を受けたあと、ことし1月には退院の報告をしていましたが、4月に再び入院したことを明らかにしていました。その後、先月29日に退院し、在宅医療を続ける様子をつづっていました。
小林麻央さん亡くなる:NHK ニュース
(【追記】記事公開終了しました)
小林麻央さんのご結婚後の略歴は以下のとおりです。
- 【27歳】2010年3月、市川海老蔵さんと入籍
- 【29歳】2011年7月、長女の麗禾(れいか)ちゃんを出産
- 【30歳】2013年3月、長男の勸玄(かんげん)くんを出産
- 【33歳】2016年6月、乳がんを患っていると発表
- 【34歳】2017年6月、ご逝去
乳がんを公表した時点で、すでに2年近く治療を受けているとおっしゃっていたので、3年間の闘病生活を経てのご逝去となったようです。
「口内炎の痛さより、オレンジの甘酸っぱさが勝る」と、ブログに綴った3日後に
小林麻央さんは、お亡くなりになる3日前に最後のブログを更新されていました。
がん治療をご存知の方であれば知っていると思いますが、治療の副作用として口内炎ができやすくなります。そうした状況でありながらも、明るくて、逆に読者を元気づけるようなメッセージを届けてくれているのです。
おはようございます。
ここ数日、
絞ったオレンジジュースを
毎朝飲んでいます。正確には、自分では絞る力がないので、
母が起きてきて、絞ってくれるのを
心待ちにしています。今、口内炎の痛さより、オレンジの
甘酸っぱさが勝る最高な美味しさ!朝から 笑顔になれます。
皆様にも、今日 笑顔になれることが
ありますように。
人生で一番泣いた日です。
マスコミの方々も
お察しください。
改めてご報告させていただきますので、
近隣の方々のご迷惑になるので
ひとまずおかえりくださいませ、宜しくお願い致します。
命は当たり前じゃない、と改めて思い知らされる
私ごとになりますが、ここ数年、近親者でがんを患う方が続出しました。
亡くなった方もいますし、闘病中の方もいます。年配の方もいますし、子育て中の若い方もいます。
いるのが当たり前だと思っていた人が、命の危機に瀕したり、居なくなったりするのです。本当に怖ろしいことだと痛感しました。でも、この世からがんを根絶することはできないし、一切の病気を無くすこともできない。できることは現実を受け入れることだけだったのです。
人は生まれて、そして死ぬ。
この当たり前のことに気づき、「生きるとは一体なんなのか」と考えるようになりました。自分なりの答えは出ていませんが、「命は当たり前じゃない」と考えながら一日一日生きています。
小林麻央さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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