可愛さのピークって、いつなのだろう?
わが家の息子は、ただいま5歳。
いまだに、毎日、毎日、可愛くて仕方がありません。
特に、保育園へお迎えに行ったときの可愛さは格別です。
今回は、そんな保育園からの帰り道におきたエピソードをお話しします。
あっ、カミナリ! 慌てておへそを隠す5歳児
保育園へお迎えに行くと、息子は窓越しにパパを見つけて、ハッと笑顔になります。遊んでいたオモチャをそそくさと片付けて、パパに向かって駆け寄ってくれるのです。
まるで、映画のワンシーンですよ。
感動の再会。
走ってくる息子を両手でガシッと受け止め、高く抱え上げて、お互いで喜び合います。
保育士さんから一日の様子を伺い、「今日もありがとうございました。さようなら」を伝えて保育園を出ます。
そんなときです……。
ゴロゴロ、ピカッ!
突然、カミナリが鳴り響きました。
5歳の息子は立ち止まり、
シャツをズボンに入れて、
おなかを両手で押さえて……
おへそを、とられないようにしないと!
そ、そうだね(やベー、めちゃくちゃかわえぇ!!)
5歳児は、子どもっぽさとお兄ちゃんが共存
このエピソードをTwitterに投稿したところ、おなじく男の子を育てるパパ・tk-ikさんがこんな返信をくださいました。
よく分かります。ビックリするような、お兄さんっぽいことを言ったかと思うと、えらく、かわいい話をしたりしますしね。今はそのあたりが共存してるのがたまらんですね。
— tk-ik (@moreik) 2019年9月3日
あ、たしかに! 2〜3歳の頃は「赤ちゃんと子どもの間」だったのが、4〜5歳は「子どもとお兄ちゃん(お姉ちゃん)の間」ですね。どちらの顔も見せてくれるって、めっちゃ可愛いですね。大事な時期だ〜。
5歳児には、叱りすぎないで
この《雷鳴って慌てておへそを隠す》を目の当たりにし、「息子は今、こういう世界に住んでいるんだなぁ……」と、僕は再認識させられました。
大人の常識は、子どもにとって非常識。
日頃、イライラしてすぐに叱るのではなく、「おおらかに接してあげないとな」と思いました。
できるだけ寄り添うぞー!(できるだけ)
雷が鳴ると、臍(へそ)を押さえる理由
最後に、雷と臍(へそ)に関しての補足を。
「雷が鳴ると臍が取られる」
こう言われるようになった経緯は、諸説あります。
1946年、東京生まれ。早稲田大学文学部仏文学科卒。歴史ミステリーや発想クイズの分野で活躍されている、作家の平川陽一(ひらかわよういち)さんの解説がわかりやすかったのでご紹介します。
雷は、昔「神鳴り」だった
科学で解明される以前は、雷は神の怒りとされていた。すなわち「神鳴り」である。稲光が走り、大きな音がして、時として落雷すれば火事を引き起こす。
豪雨にしても、台風、地震にしても、あるいは大雪にしても、自然災害はどれも恐ろしいものだが、とりわけ雷のすさまじさは、その正体を知らない人たちにとっては恐怖以外の何ものでもなかっただろう。そこで人々は、畏敬の念をもって雷を「雷神」として祀り、崇めたのである。
雷って、神様が怒っているんだって!
ママのカミナリも怖いよね…… (*1)
*1. こんなこと言っていません。僕の捏造です。
おへそを出していると、雷様に取られるよ
幼い子どもたちに向かって、大人たちが決まっていう台詞が「おヘソを出していると、カミナリさまにおヘソをとられるよ」というもの。
子どもたちからすれば、稲光も雷鳴も、そしてカミナリさまも怖いが、おヘソをとられるのはもっと怖い。そこで、あわててお腹をおおうわけだが、もちろんカミナリさまがおヘソをとりにくることはない。
神様が怒って、おへそを取りに来たらどうする?
たたかう!
お腹を手でおおう、科学的根拠もある
だが、夏の夕暮れ、それまで暑かった一日が暮れようとしているときに夕立があると、気温は急激に下がり、体温を奪われる。その結果、腹部を露出させていた子どもはお腹を冷やして、体調を崩しやすい。そこでお腹をこわさないように注意するために、大人は子どもに「おヘソをとられるぞ」と言うわけだ。
雷が鳴ると、涼しくなったり、寒くなったりするんだって
こっちゃんも、カミナリ鳴らしたい〜
ということ、今回はささやかな子育てエピソードをご紹介しました。
こういう日常の出来事って、どうして年月が経つと忘れてうのでしょうね。思い出に残したいことは、ブログやSNSに書いたり、日記に残しておいたりするのがおすすめですよ!
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