保険マンも知らなかった! 普通分娩でも医療保険からお金がもらえる簡単な方法

普通分娩での出産なのに、医療保険からお金がでた。月額2,500円程度の掛け捨て保険で20万円も! しかも、出産から期間が開いていたのに大丈夫だった。


 

今回のパパやるは特別企画! 知人から、そんな経験談を聞いたので、ぜひ具体なお話しを伺うべくインタビューへ行ってきました。

出産を終えた方、そしてこれから出産を迎える方へ、ほとんど知られていない役立つ情報をお伝えします。

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5年ぶりの再会! お互い2歳児のパパに

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山本博基さん(山本保険事務所株式会社 代表取締役)

育児世代の保険マン、山本さんです!(a.k.a. イチカワ)

山本さんと初めて出会ったのは、今から5年前。当時、僕はレゲエ専門の会社に勤めていて、仕事を通じてジャマイカ政府観光局で開催されたセミナーへ参加しました。山本さんは新婚旅行先として訪問したジャマイカから帰国したばかりで、セミナーでは「ジャマイカでの体験をご夫婦で語る」という役割です。

山本さんとは、しばらく疎遠になっていたのですが、Facebookで久々に再会。偶然にもお互い2歳児パパになっていたのです。偶然はそれだけではなく、自宅が徒歩10分ほどのご近所であることがわかったり、お互いの子供がお隣の保育園に通っていることもわかったりで、かなりニアミスな生活を送っていてビックリしました。

 


パパやる「うわー、おひさしぶりです! レゲエ、ジャマイカを通じて知りあって、5年ぶりの再会ですね。今ではお互い2歳児の父親になっていたという……」


山本さん「すっかりお父さんですよ。今年7月には、ふたり目も生まれる予定なんです」


パパやる「おぉ、それはおめでとうございます! 今、お子さんはどんな感じですか」


山本さん「2歳半の女の子なんですが、パパと一緒に寝てくれないのが悩みですね。すぐに「ママーっ」て、行っちゃう(笑)」


パパやる「それはうちも同じくです。パパも頑張ってるんですけどね〜」


山本さん「娘が2歳になる前、妻が友人と2泊3日の海外旅行へ行ったんですね。「僕が子供を見ててあげるから、たまには羽伸ばしておいでよ」って。そのときの娘は、さすがに諦めたのかパパと一緒に寝てくれました。でも帰ってきたら、やっぱりママ」


パパやる「えぇっ! 娘さんとふたりきりで3日間も過ごしたんですか? 凄すぎます!! それは、まだまだ僕には勇気が湧かない嫁さんへのプレゼントです……。めっちゃカッコイイですね」

早稲田大学のレゲエ研究会に所属。新婚旅行はジャマイカへ!

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ジャマイカ料理店「Good Wood Terrace」@ 渋谷・道玄坂


山本さん「事務所の向かいに、おいしいジャマイカ料理屋さんがあるので行きましょう!」


パパやる「いいですね〜。……っていうか、山本さん、いつの間にか着替えてるじゃないですか!?(笑) そういえば山本さんって、いつからレゲエが好きなんですか?」

 

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「Hey! Yo! Yallo!!」ジャマイカのトップアーティスト、ボウンティー・キラーのシャウトTシャツ


山本さん「きっかけは大学時代のサークルですね。早稲田大学のレゲエ・サークルに入ったのが、レゲエにハマったきっかけです。新宿にあるGARAM(ガラム)というクラブでも定期的なイベントを主催していましたし、いろんなイベントへも遊びに行きましたね。ちなみにサークル名は、早稲田大学レゲエ研究会 Reggaestarz(レゲエ・スターズ)」

 

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当時のイベントフライヤー(早稲田大学レゲエ研究会)


パパやる「早稲田ってエリートばかりのイメージですが、レゲエのサークルなんてあるんですね。しかしレゲエ研究会って、さすがそこは早稲田!」


山本さん「早稲田は音楽好きが結構いるんですよ。レゲエ・アーティストだとLECCA、ヒップホップだとライムスター、あと小室哲哉も早稲田出身です」


パパやる「山本さんと初めて出会ったジャマイカ政府観光局では、新婚旅行でジャマイカへ行ってきたとおっしゃっていましたが、奥さんとは大学のサークルで知り合ったのですか?」


山本さん「いえいえ。大学卒業後、西麻布にあったクラブ・ジャマイカで知り合いました」


パパやる「クラブ……ナンパじゃないですか!(笑) さすがっすね、山本さん。ところで、どういう経緯で保険屋さんに?」


山本さん「元々は政治家になりたかったんですね。そこで、まず国会議員の秘書になりました。ですがしばらくして、その国会議員が選挙で落選し、僕は秘書を首になってしまったんです」


パパやる「厳しい世界ですね……」


山本さん「無職になって就職活動をしているときに、保険会社のアリコジャパン(現在メットライフ)からスカウトされて、入社したんです。そこで『政治よりも保険の方が人の役に立てるんじゃないか』って気づいたんですね」


パパやる「え、政治家よりも?」


山本さん「はい。国会議員は人に迷惑を掛けることもあるし、まぁ……いろいろ学びました」


パパやる「これ以上聞いたら、ヤバそうですね(笑)」

出産で医療保険からお金がもらえる! 知られていない方法

分娩室にて。父と子。


パパやる「いよいよ本題の、「出産で医療保険からお金がもらえる、知られていない方法」を具体的に教えてもらえますか」


山本さん「出産すると、健康保険から『出産育児一時金』として、赤ちゃん一人につき42万円が支給されるのは、よく知られていますよね」


パパやる「そうですね。うちもいただきました」


山本さん「あと、『妊娠や出産は、病気じゃないから保険適応外』というのも、よく言われているじゃないですか」


パパやる「そうですね。妊婦の定期検診も全額自己負担だと医療費負担が大変なので、補助券が支給されますもんね」


山本さん「でも、僕の妻が出産し、退院後に受け取った領収書を見て、『……これは!』と気付いたんです」


パパやる「どういうことでしょう?」


山本さん「領収書の内訳に『保険給付外』『保険給付』があったんですね。妊娠・出産に関する医療は保険がきかないので全て『保険給付外』のはずなのに、『保険給付』欄にも金額が記載されていたんです。ちょっとこれを見てもらえますか」

 

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山本さん「この『入院料等』『手術料』に金額が入っていますよね。この詳しい内容は、こちらの資料に書かれています」

 

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山本さん「会陰(膣壁)裂創縫合術、と書かれていますよね」


パパやる「これって……?」


山本さん「要は、出産時にお股が裂けちゃったんですね。特に初産の方はよくあることで、産後すぐに縫い合わせる処置をします。これが保険給付内(健康保険適応内)の治療だったんです。ちなみに、裂けるのを防ぐために、事前にメスで切開しておくこともあるのですが、その場合も保険給付内になります」


パパやる「普通分娩だけど、予定外の処置が発生した、ってことですか」


山本さん「そういうことですね。そこで、健康保険適応内の治療ってことは、医療保険も適応されるんじゃないかと思い、保険会社へ問い合わせをしたんですね。すると……」

 

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パパやる「20万円! これが保険会社からもらえたお金ですか」


山本さん「そうです。普通分娩の部分については当然保険金は支払われませんが、会陰縫合については保険金が出たんです。今回の会陰縫合以外にも、妊娠出産時における保険適応内の治療や処置があれば保険金が出る場合があります。たとえば、早産、遅産、妊娠高血圧、妊娠糖尿病など、他にも不妊治療に対応できるケースもあります」


パパやる「でも、これだけもらったということは、高額な保険に加入していたんじゃないですか?」


山本さん「いえいえ、そんなことないですよ。月額2,500円ほどの掛け捨て保険です。女性特約のオプションも、それに含まれています」

自分自身が経験しなかったら、永遠に知らなかったかも……

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パパやる「これ、見逃している方、かなり多そうな気がしますね」


山本さん「そうなんです。自分自身が経験しなかったら、永遠に知らなかったかもしれません」


パパやる「保険金をもらうまでの手順を、具体的に教えてもらえますか」


山本さん「まず、領収書を確認してください。「入院」「処置」「手術」の項目に記載があれば、その上で、保険代理店の担当者、または保険会社へ問い合わせをします。保険会社によっては、病院の診断書が必要な場合があります。その場合は、病院へ診断書発行の申請をおこなってください。ちなみに、領収書をすでに破棄していても、自分の記憶があれば大丈夫です」


パパやる「これから妊娠・出産を予定されている方は、産む前に保険に入っておくと良いですね。でも、産んでから何年も経っている場合は、もうもらえないんでしょうか?」


山本さん「大丈夫です! 保険には3年の時効があるのですが、まずこれにひっかかることはありません。なぜなら、保険加入者本人が保険会社に問い合わせをしてから3年間という時効なので、今知った方は、これから手続きすれば間に合います。ただし、5年以上経過している場合、病院がカルテ(患者さんの履歴)の保管義務期間を過ぎて破棄している場合があります。その場合は診断書が出せないと言われるかも知れないので、お子さんが5歳を過ぎている方は、病院への確認が必要ですね」


パパやる「なるほど。それでは、ここ5年以内に出産した方は、かなりの割合でお金がもらえそうですね」


山本さん「出産を経験した方は、まずは領収書を確認し、もし対象になりそうだったら、ご自身が加入している保険会社や代理店の担当者に相談してみてください。なお、僕は『保険金の請求代行サービス』も無料で行っています」

SNS時代の保険マン。ゆる〜くつながっておくのがコツ

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パパやる「なんというか、知っているともらえるけど、知らなかったらもらえないお金って色々ありますよね。たとえば、自治体から支給される児童手当もそうですよね。出生届を出した子ども全員が対象なのに、申請を忘れていたらもらえない」


山本さん「そうですね。僕たち保険の代理店は、自分たちの存在価値をもっと示さないといけない。お客様が何か不安が疑問を感じたとき、いつでも相談してもらえるよう側にいる必要があるんですね。契約した後は全くサポートがない保険の担当者がいるのも現状ですが」


パパやる「保険に入る前は、じっくりと比較検討したのに、加入後は自分が何に入っているか忘れている……なんてこともありますもんね。もし、担当の保険マンが、『それ、保険対象になりますよ!』と言ってくれたら助かります(笑)」


山本さん「今の時代、SNSで、ゆる〜くつがっておくのが良いと思うんです。Facebookなどへの投稿をみて、『結婚されたんだな』『お子さん生まれたんだな』と、人生の節目節目がわかる。よほど親しくない限り、保険の担当者にわざわざ『結婚しました〜!』なんて報告しないじゃないですか。SNSを使ったゆるいつながりは、お客様にとって利便性を高めると考えています」


パパやる「山本さんは子育て世代の保険マンですので、自分自身もバッチリ当事者。親身になってもらえそうですね」


山本さん「Facebookでは、個人のアカウントと、保険ネタを中心としたFacebookページを用意しています。保険のこと、保険以外のことでも大丈夫ですので、何か疑問や不安があれば、いつでも声をかけてください。メーセージでも、コメント欄でも、どちらでもお気軽に」


パパやる「おー、僕も今度相談させてください。それでは、今日はありがとうございました!」


山本さん「ありがとうございました」

育児世代の保険マン、山本博基さん!

パパやるは、僕の体験談やリサーチに基づく記事が中心ですが、やはり専門家の話は良いですね。パパやる初の取材企画、僕自身もかなり勉強になりました!

山本さんは、とっても気さくな方ですので、何か聞いてみたいことがある方は「パパやる見ました〜」とバンバン声を掛けてみてくださいね。

以下、山本さんのFacebookアカウントです!

■関連リンク

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