「大阪で楽しい屋外プール行きたいな」
「公園の遊具でも遊びたいな」
「車でも電車でも行きやすい場所がいいな」
そんな方にぴったりの公園があります! それは浜寺公園。
南大阪の堺市・高石市の沿岸部にあり、電車の最寄駅は南海本線「浜寺公園」阪堺電軌阪堺線「羽衣」駅です。
今回はそんな浜寺公園をレビューします!
浜寺公園・浜寺公園プールへの行き方
浜寺公園へは、車・電車どちらでも行くことができます。
難波や梅田といった都心からは30分ほどの距離にあり、アクセスはとてもしやすいです。駅近だし、高速や国道の近くで駐車場も豊富!
住所・地図
最寄駅
- 堺市西区浜寺公園町
電車で行く場合
最寄駅
- 南海本線「浜寺公園」駅すぐ
- 阪堺電軌阪堺線「浜寺駅前」駅すぐ
- JR羽衣線「東羽衣」駅から北西へ徒歩450m
車で行く場合
阪神高速4号湾岸線・14号堺線、大阪府道29号大阪臨海線、旧26号線(大阪府道204号堺阪南線)、第二阪和国道など、様々なルートあるので、カーナビで「浜寺公園」でルート検索してみてください。
また、浜寺公園内には第1〜第5まで5つの駐車場があります。プールに近いのは第2駐車場、遊具エリアに近いのが第3駐車場となります。
個人的には、旧26号線沿いの「第3駐車場」に停めて、遊具で遊んで、公園内の松林や噴水を眺めつつ、プールに向かうのがおすすめです。
駐車料金は以下のとおり(本記事執筆時点)。
駐車料金
平日(3月~11月) | 平日(12月~2月) | 土日祝日 | |
1時間以内 | 390円 | 390円 | 390円 |
2時間まで | 510円 | 510円 | 510円 |
3時間まで | 630円 | 630円 | 630円 |
4時間まで | 750円 | 750円 | 750円 |
5時間まで | 870円 | 870円 | 870円 |
6時間まで | 990円 | 870円 | 990円 |
7時間まで | 1,110円 | 870円 | 1,110円 |
8時間まで | 1,230円 | 870円 | 1,230円 |
24時間以内 | 1,230円 | 870円 | 1,350円 |
詳しくは公式サイトをご覧ください。
難点は「浜寺公園プール」入場のための行列!
先にデメリットというか、嫌なことをお伝えしておきます。
浜寺公園プールは入場するのにすごく並びます。後述しますが、これは何十年も変わっていない気がします。
この日は、2023年8月16日(水)。夏休み&お盆休み最終日ということもあり、午後2時10分から並び始め、入場できたのは14時45分。
炎天下の中、35分も並びました。
これは券売機や入場システムに原因があるのだと思います。
券売機で使えるのは現金のみ。キャッシュレスには対応していません。
さらに2枚以上まとめて購入することができず、たとえば家族4人で行く場合は、「お金を入れて・ボタンを押して・お釣りを取る」を4回繰り返さないといけないのです。
また、「事前に予約をしておいて、スマホで入場できる」といったような予約システムもありません。
ただただ、ひたすら並ばないといけないのです。
浜寺公園プールは最高です! しかし、ここだけは本当にネックだと感じました。子どもを長時間並ばせるのは過酷です。水分補給・帽子・日焼け止めなど、炎天下対策をしっかりとして並びましょう。
浜寺公園プール 料金・営業時間など
浜寺公園プール 営業日・定休日
2023年度営業日
- 7月15日(土)~ 8月27日(日)
- 7月8(土)・9日(日)プレオープン
- 期間中無休
浜寺公園プール 営業時間
営業時間
- 9:30~18:00
- 入場は17:00まで
- 遊泳は17:30まで
- ※日曜日・祝日、お盆(8/13~8/16)は9:00開場
浜寺公園プール 入場料金
入場料金
- 大人 950円
- 中学生 520円
- 4歳~小学生 320円
ロッカー代
コインロッカー
- ロッカー使用料 100円(返却無し)
スライダー代
ウォータースライダー(すべり台)
- スライダー使用料 100円(現金のみ)
浜寺公園プールの感想
さて、前置きが長くなってしまいましたが、浜寺公園プールの感想は最高です!
小学3年生(9歳)の息子と行ったのですが、特に流れるプールがお気に入りで、ひたすら流れていました。プールで出会った少し年上のお兄ちゃんとも仲良くなって、一緒に楽しそうでした。
また、スライダーも1度挑戦しました。30分ほど並んでやっと1度滑ることができたのですが、息子は「思っていたより楽しかったね!」と嬉しそう。並んだ甲斐がありました。
スライダーは、速いコースとゆっくりコースがあるのですが、僕たちは速いコースへ。とはいえ、それほど速度がでるわけでもなかったので、速いコースでも全然余裕でした。
広々としていて、景色もきれいで、大満喫!
売店・軽食・自販機もあり
浜寺公園プール内には、軽食を食べたり、浮き輪などが買えたりする売店あります。また、自動販売機も設置されているので、ドリンクも購入可能です。
プール内はスマホ持ち込みOK
浜寺公園プール内へはスマホ持ち込み可能です。子連れのママ・パパは、お子さんの写真を撮って楽しんでいました。僕は持ち込まなかったのですが、写真を撮りたい方は撮ることができるので、防水ケースを持っていくのがいいですね!
プール全景、1日たっぷり遊べます!
浜寺公園プールはすごく広いプールです。プールの種類も豊富で、しっかり泳ぎたい方、遊びたい方、幼児とチャプチャプしたい方など、あらゆる方が満足できるようになっています。
料金は大人950円と市民プールなどと比べると割高ですが、その価値は十分あります!
うちは遅く行ったので3時間弱しか遊泳できなかったのですが、小3の息子は「もっと遊びたかった」と言っていました。1日たっぷりと遊べるプールです。
浜寺公園 遊具エリア(北児童遊戯場)
さて、続いては遊具エリア。
浜寺公園内にある「北児童遊戯場」をご紹介します。ここは、3〜6歳向けの遊具、6〜12歳向けの遊具エリアに分かれています。
浜寺公園内にはたくさんの松の木が植えられていて、景色も美しいです。
吊り橋。見た目は簡単そうですが、結構揺れます。
複合遊具。子どもたちは大好きですよね!
すべり台が長い! ただし、思ったほどスピードはでません。安心してチャレンジしてください。
ワイドなすべり台。距離は短いですが、こちらはスピードがでます!
うんてい。こちらも複合遊具です。
ターザンロープもありました。結構距離があったので「これはすごそうだぞ!」と思ったのですが、思いのほかスピードはでませんでした。
定番のぶらんこも。
浜寺公園の遊具は、全体的に多少年季が入っている感はありますが、多彩な遊具が揃っていて小学3年生でもたっぷりと楽しめました!
また、3〜6歳向けの遊具エリアも広々としています。背景にあるのはキノコ。小さなキノコは登ったり、大きなキノコはお家になっていて中に入れます。
【昭和の思い出】僕も両親に連れて行ってもらいました
最後に少し余談。個人的な思い出を。
僕は大阪出身で、16年ほど前から東京で暮らしています。
浜寺公園プールは僕が子どもだった頃、両親に連れて行ってもらった思い出があります。僕とひとつ下の妹がいて、家族で行きました。また、父親にだけ連れて行ってもらったこともあります。
僕たちは、浜寺公園からは10kmほど南の岸和田という街で暮らしていて、子どもの頃に連れて行ってもらった浜寺公園プールは特別な夏の遊びという印象でした。
当時は電車で行って、やっぱり今と同じくすごく並んびました。炎天下の中、「まだかなぁ……しんどいなぁ」と。入場するのに並ぶのは、今も昔も変わっていないんですね。
ただ、プール自体はすごく進化していて、昔は流れるプールやスライダーは無かったと思います。25mプールと50mプールがメインで、あとは幼児向けのジャブジャブプールだったような。
あと、なぜか覚えているのが、プールサイドで食べたカップスターがやたら美味しかったこと。
カップラーメンの自動販売機があり、父が買ってくれました。今思えば「炎天下になんで熱々のカップラーメンやねん!」と思うのですが、それが美味しかったんです。周りがギザギザになったカップを持って、フォークを使って、ふーふー冷ましながら食べました。
そんな妙な記憶が残っています。
僕が成長したあと、浜寺公園や浜寺公園プールへ自分で行くことはありませんでした。
数十年の時を経て、実家に帰省した際に「そうだ! 浜寺公園プールだ」と思い出し、9歳の息子を連れて行ったのです。
自分が幼い頃に親にしてもらったことを、わが子にしてあげるというのは、なんだか感慨深いものがありますね。来年の夏も帰省した際には浜寺公園プールに行こうと思います。今度は1日たっぷり遊べるように朝から。
来年の夏も、父も母も元気であることを願いつつ。
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