子宮の無い人限定、報酬無しなど、代理出産の法制化を議論。NHKクローズアップ現代。

自分は、代理出産(代理母出産)は、不妊治療の末、子どもを産めない夫婦のための医療だと思っていました。間違いではないのですが、本来は生まれつき子宮がないなど先天性の問題をために、40年前アメリカではじまった医療だそうです。

それが近年、結婚の晩婚化、出産の高年齢化にともない、本来の目的であった先天性の問題を越え、代理出産が増えているんだそうです。

しかし、日本では代理出産は認められていません。出産をした女性が母であり、我が子として迎える場合は、養子縁組として親子関係を組む必要があります。

そんな時代を背景に、NHK「クローズアップ現代」で、代理出産についての特集が行われます。

NHK、代理出産について特集。

NHK 総合

クローズアップ現代「急増 代理出産~規制と現実のはざまで~」
放送:2014年9月30日(金)19時30分~19時58分
再放送:同日深夜 24時10分~24時36分

番組内容

先月、日本人男性がタイで十数人の子供を代理出産でもうけたとする問題が発覚。本来は子宮のない人などのための技術だが、急拡大し想定外の事態も。内外の最前線に迫る。

詳細

先月、24歳の日本人男性がタイで16人の子供を代理出産でもうけたとする問題が発覚した。タイでは代理出産がビジネス化し、代理母への謝礼は約100万円。ある村では、20~30代女性の多くが出産を請け負うほどに拡大。日本人の依頼も多いという。

約40年前、生まれつき子宮のない人などのためにアメリカで始まった代理出産。今では出産適齢期を過ぎた女性やシングルファーザー希望者等からの依頼も増加。ビジネス化が加速する中、依頼主・代理母双方のトラブルも増えている。出産前に胎児の病気等がわかり、子どもの引き取りを拒否するケースも生じている。

日本でも去年、国会議員によるプロジェクトチームが発足、初めての法制化に向けた議論が進む。「子宮のない人限定」「報酬はなし」など厳しい条件付きで容認が検討されるが賛否が分かれる。

代理出産とどう向き合うべきか考える。

出演者

吉村 泰典 さん(日本産科婦人科学会 監事)

番組ホームページ「クローズアップ現代「急増 代理出産~規制と現実のはざまで~」

代理出産(代理母出産)関連サイト

番組を見逃した方のために、代理出産についての関連サイトを紹介します。





コメントを書く

ここにコメントを入力してください
ここにあなたのお名前を入力してください(本名でなくてもOKです)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください