4人にひとりが抵抗あり。他人が握ったおにぎり食べられないのは何故? 入念に手を洗っても雑菌は残るんだそうです。

1歳0ヶ月の息子は、ふつう炊きしたごはんを、そのまま食べられるようになりました。

これまでを振り返ってみると、生後5ヶ月目におも湯(お粥の上澄み)からはじまり、生後7ヶ月のころにはお粥、そして生後12ヶ月でふつうごはん。半年ちょっとで、おも湯からふつうごはんまでたどり着きました。

ちなみに、息子が好きなのが「つかみ食べ」。1枚のお皿に、数種類のおかずを乗せて、自分で好きなものを選んで食べています。ごはんは小さなまんまるの、おにぎりです。これをつぶさないように上手に手づかみし、大きな口を開けて、パクッと。

いつも「まんまー!」と大きな声をあげながら、とても幸せな顔をするので、僕たちも嬉しい気分になります。

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息子のおにぎりをつくるついでに、嫁さんは僕にもおにぎりを握ってくれます。ごはんって、おにぎりにすると、また違った美味しさがありますよね。おにぎり大好きです!

小学生の4人に1人は、他人の作ったおにぎりに抵抗あり。

ところで皆さんは、他人がつくったおにぎりを、食べられますか?

2014年、ベネッセが「小学生に聞きました。他人の作ったおにぎり、食べられますか?」という調査を行いました。それによると、4.7%が「とても抵抗がある」、20.4%が「まあある」と答えました。およそ4人に1人は、他人が握ったおにぎりに抵抗があるという結果になったそうです。

その理由は、「なんとなく汚い感じがするから(小6女子)」という不潔不安派から、「自分の好き嫌いが他人にわからないから(小4男子)」といういう、味覚派の可愛い意見までさまざまです。

また、「家族ならOKだけど、家族以外はNG」という意見もあり、おにぎりは信頼関係の上に成り立っている食事とも言えそうです。

入念に手を洗っても、雑菌は完全におちない。塩も殺菌効果なし。

おにぎりを握る際、汚れたままの素手で握る方は居ないでしょう。入念かどうかは程度の差はあれ、手を洗ってから握ると思います。

日テレ系列の生活情報教養番組「所さんの目がテン!」の過去の調査によると、いくらしっかり手を洗っても、爪やシワに落ちきらない雑菌が残っているということがわかったそうです。

“そこで実験!調理学校の校長先生に、入念に手を洗ってもらい(中略)「塩あり」と「塩なし」の2つのおにぎりを作り、同じように観察すると2日目にはどちらも黒くなってしまいました。そこで、塩の殺菌効果について専門家に伺うと…「おにぎりに使う程度の塩では、カビや雑菌に対する殺菌効果は全くない」とバッサリ!実は、塩に殺菌効果がないわけではないのですが、普通に食べられる程度の濃度ではほぼ意味がないそうです。そして、おにぎりが腐りやすい原因を専門家に伺うと…「素手で握るから」とのこと。

所さんの目がテン! 第1098回(2011年9月17日)ライブラリーより(【追記】記事公開終了しました)”

ということは、「家族が握っても、他人が握っても、雑菌は入る」ということです。ただし実験では、おにぎりを握ってから2日間置いておくなど比較しやすいよう長時間かけていますので、つくったおにぎりは早めに食べるということで、雑菌の繁殖はかなり防げるのではないかと思います。

というか、ハイハイなどで子供の手は汚れまくってるし!笑

「幼い子供が食べるものだし、清潔にしないとな」。

そう考えていたのですが、肝心の子供をみると、ハイハイで床の上を這い回るし、あっちこっちに手を突っ込むし、よだれで手はベタベタだし……。いくら親が意識してもキリないやん!笑 と、最近思う訳です。

少し前に話題になった本、東京医科歯科大学名誉教授・藤田紘一郎氏の著書「脳はバカ、腸はかしこい」によると、このようなことが書かれています。

落ちたものは拾って食べましょう

“消毒したお皿で、無菌に近い食品を赤ちゃんに食べさせているのは人間だけです。パンダは生まれたらすぐに土を舐め、お母さんのウンチを舐めます。そうしないとパンダになれないからです。笹を消化する酵素をパンダ自身は持っておらず、腸内細菌が消化酵素を持っているので生まれたらすぐにパンダの赤ちゃんは腸内細菌を増やそうと土を舐めているのです
(第3章 生まれたての赤ちゃんがなんでも舐めらがるワケより引用)”

“私は生まれてからすぐの、アトピー性皮膚炎に悩んでいる赤ちゃんの腸内細菌を調べたことがあります。驚いたことに、それらの赤ちゃんの40%が便から大腸菌がまったく見つからなかったのです。生まれた直後の赤ちゃんの腸内細菌が一度大腸菌だらけにならないと、赤ちゃんはその後の正常な発育を望めないのです。一度腸内細菌が大腸菌に占領されないと、免疫力をつけることができずアトピー性皮膚炎を発症し、それが一生治らなくなるのです。
(第3章 人間の腸の中で繰り広げられる生物史より引用)”

ちょっと極論かなとも思えますが、「無菌は逆に危険」ということは理解できました。潔癖性になりすぎる必要はなさそうです。

ただ、大腸菌でもO-157など危険な細菌もあるので、不潔にしても良いという訳ではないでしょう。我が家では、掃除はマメに行い、時々アルコールスプレーで床や家具などを除菌しています。

まとめ。

息子がおにぎりを食べられるようになった、と書きたかっただけなのに、ついこんなに長く書いてしまいました。「おにぎり論」は奥が深そうです。

知っておきたいポイントとしては、今回の記事をまとめるとザッと以下のとおり。

  • 他人のおにぎりが食べられない子供(おそらく大人も)がいる。
  • 入念に手を洗っても雑菌は残る。
  • 友達とピクニックなどでおにぎりを共有する際は、ラップを使って直接手が触れないように握るとマナー的に良いかも。
  • 実は、赤ちゃんにとって細菌は必要。無菌だと免疫力がつかない。

 

最後に、ぼく個人的には「他人が握ったおにぎり」は、あまり気になりません。多分、幼いころからそういう環境にいたからだと思います。小さかった頃の記憶はあまりありませんが、地元のお祭り(岸和田だんじり祭り)では、婦人会の皆さんが握ってくれたおにぎりと豚汁を朝食にいただくのですが、それがめちゃくちゃ美味かった思い出があります。

ただし、知らないおっさんが握ったおにぎりを「ほら、食え」と言われても、かなり躊躇してしまいます。いや、「腹一杯です」と拒否します!笑 ですが、寿司屋で知らない職人さんが握ってくれた寿司は食べられます。ゆっくり味わえます。

僕個人のまとめとしては、「信頼できる人のおにぎりは食べられる」でしょうかね。

皆さんは、他人が握ったおにぎり、どうですか?

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