TMイングリッシュアカデミー(英語の保育園)お別れ会。とても良い認可外保育園でした!

息子の鼓太郎は、ただいま生後11ヶ月。これまでお世話になった保育園を退園することとなりました。理由は、入園が決まった東京・世田谷区の認可保育園へ4月から通うためです。

パパやるでは、これまで保育園の記事をなんどか書いてきましたが、息子が通っている保育園名は伏せていました。なぜなら、園名を書くことによって良いことしか書けなくなると思ったからです。もし、その保育園の保育士さんや関係者さんが、自分たちの保育園名でネット検索をしたときに、今預かっている子の親(僕)が、何かネガティブなことを書いているのを発見したら嫌だろな……と。

しかし、そんな心配はよそに、振り返ればほんとうに楽しい思い出ばかり。ここで息子がお世話になれて良かったな、と心より思いました。退園(転園)という節目を迎え、今回は息子がはじめて通った保育園をご紹介したいと思います。

また記事最後には、認可外保育園について思うことを書きます。

三軒茶屋にある英語の保育園こと「TMイングリッシュアカデミー」。

TMイングリッシュアカデミー、英語の保育園

住所:東京都世田谷区太子堂1-6-7 ハイシティ三軒茶屋

ここが息子がお世話になった初めての保育園です。0歳児から入園可能で、外国人の先生もいる英語が学べる認可外保育園です。

「えっ! 0歳児に英語?!」って思うじゃないですか。僕もそう思っていました。^^;

保活、保活、保活で、やっと預け入れ先として決まった唯一の保育園だったのですが、英語保育に関しては半信半疑でした。

鼓太郎のように0歳児はさすがにちょっと難しいかな……と思いますが、1歳を過ぎる頃になるとグングン英語を理解しているようすです。例えば、1歳半の男の子に「Where is Kotaro ?」というと鼓太郎を指刺したり、Redといえば壁に貼った赤色、Purpleといえば紫を指差します。

また、他の親御さんが言っていたのですが、「うちの子が初めて喋った言葉は『ノー、ノー』でした」という方もいらっしゃました。そのうち、人差し指を一本立てて「ノーノー」という言うようになったそうです。可愛い!

TMイングリッシュアカデミーでは、月曜から金曜まで毎日英語でお話しをしたり、英語の曲で踊ったりするので、0歳、1歳といっても、英語を聞き取れる能力はついてくるのでしょう。

ちなみに保育園送迎時、親も朝の挨拶は「Good Morning」で、さようならは「See you」です。僕は最初、恥ずかしくてかたくなに「おはようございまーす」しか言えなかったのですが、今は「グッモーニン」を言えるようになりました。笑

4児の母でもある、熱血保育士さん二條実季先生!

TMイングリッシュアカデミーの代表であり、保育士として鼓太郎の世話もしてくれた二條実季(にじょうみき)さん。とても熱心で明るい先生です。息子の送迎時には、食事、遊び、健康、成長のことなど、育児について色んな相談に乗ってくれました。

また、入園時には知らなかったのですが、話しているうちに二條先生は4人のお子さんがいるという話を伺いました。「育児の超ベテランじゃないですか〜!」なんて話していたのですが、さらに驚くべくことにお子さんのうちのお一人(娘さん)が、同じTMイングリッシュアカデミーで保育士さんをされていたのです。

「え?! 親子だったんですか」と。

自身で4人ものお子さんを育て、
保育園も設立し、
今度は自分の娘を育児する側に育てる。

素晴らしい!
何が素晴らしいって、母親の仕事をやってみたいということは、「母親を尊敬している、信頼している」ということじゃないですか。そういう良い親子関係を築けていることに対して、とても素晴らしいことだと感じました。

もちろん、そんな二條さんが経営する保育園ですので、他の先生方もとても温かく、鼓太郎にも大変良くしていました。

TMイングリッシュアカデミー 三軒茶屋校第一期生「お別れ会」

この保育園がオープンしたのは、2014年の初夏。まだ一年経っていません。ですので、今回行われた「お別れ会」は、初めてのお別れ会となります。

園児は総勢20数名。

なんと、全員がきれいに他の認可保育園や認証保育園への入園が決まり、TMイングリッシュアカデミーを去ることに。二條先生による最後のご挨拶では、保育園設立の想い、TMという文字に込めた意味、園児達との思い出などを涙ながらに語ってくれました。

みんなが一斉にバラバラになるというのは寂しいですが、皆さん保育園周辺にお住まいですので、いずれ近所の公園や地域のイベントなどで再会することもあるかと思います。また、TMイングリッシュアカデミーでは、4月から土曜日の一時保育をはじめたり、ベビー&キッズ向けの親子で参加出来る英語レッスン行うということなので、自分たちも、また時々お世話になりそうです。

鼓太郎がはじめて通った保育園。優しい先生方、可愛い園児達、そんな皆さんに囲まれて良い保育園生活を送ることができました。ありがとうございました!

TMイングリッシュアカデミー「えいごの保育園」で頑張っている園児達のようすは、保育園の公式Facebookページにアップされているので、興味ある方はぜひ見てみてください。

■関連リンク(TMえいごスクール Fecebook)
サヨナラパーティー
みんなで公園へ
砂場遊び

こたろう

最後に、認可外保育園について思うこと。

保活をはじめると、ほとんどの親御さんは認可保育園を目指している、ということがわかります。そのため、どうしても認可外保育園は、認可保育園に入れないので仕方なく……という方が多くなります。

もちろん「教育方針が魅力だから」「時間外にも預かってもらえるから」など、その認可外保育園がもつ独自のシステムに魅力を感じて、その保育園を選んでいる方もいるでしょう。しかし現実的には、それは少数派だと思います。

現在、政府や地方自治体は、少子化対策などの一環として認可保育園を増やす(=待機児童を無くす)ことに取り組んでいます。しかし、都心部を中心に全然足りていないのが現状です。「認可保育園をもっと増やせ〜」という声は頻繁に上がっていますが、果たしてそれだけが正しい主張なのでしょうか?

認可外保育園(無認可保育園)は、児童福祉法上の保育所に該当しない保育施設ということになりますが、先述したように独自の魅力あるシステムをもった認可外保育園は多数あります。政府や地方自治体は、認可保育園を増やすことに注力するよりも、認可外保育園を支援する方針をもっと高めても良いのではないでしょうか。

認可外保育園から認可保育園へ移る最大の目的は「保育料」でしょう。認可と認可外の保育料の差は、2倍〜5倍以上と大きな開きがあります。その差があまり出ないよう、認可外保育園へ予算をしっかりつぎ込んでもらえれば、認可外でも良いという家庭はグッと増えてくるとおもいます。

安倍政権が掲げる「すべての女性が輝く社会づくり」を実現するためにも、保活で疲労困憊している育児家庭を救って欲しいと願います。

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