「男子はゲーム!女子は恋バナ!?」のタイトル通り、小学生たちの遊び方には想像以上の違いがあることがわかりました。
男の子と女の子の違いは、保育園の頃から何となくは感じていましたが、10歳前後(小学4〜5年生)になるとその違いがより明確になってくるのですね。もちろん、子どもを男子と女子に二分できないことはわかっています。それぞれに個性があるので。
それを踏まえた上で「あぁ、男子と女子は全然違うんだなぁ」と驚かされたわけです。今回は、小学生の親として、衝撃的だったエピソードをお伝えします。
【小学生男子】放課後は室内遊び、フォトナやスマブラなど戦い系ゲームに夢中!
わが家には小学生の息子がいます。一人っ子です。小学5年生になったばかりで、放課後は友だちと遊ぶ約束するなど、自分で行動を決める機会が増えてきました。小学4年生の後半頃から、そうした機会がちらほら出てきましたね。
小学生男子の放課後といえば、玄関にランドセルを投げ捨てて「遊びに行ってきまーす!」をイメージしていました。『ドラえもん』の、のび太のようなノリですね。
でも、実際はそんなことはなく、もっぱらゲームです。
息子はゲームが好きなので、遊ぶ友だちはゲーム好きが多いです。ノートパソコンやNintendo Switchを持ち寄って、ゲーム『フォートナイト』『大乱闘スマッシュブラザーズ』などに夢中になっています。戦い系ですね。
父親である僕はフリーランスで在宅ワークが多いので、お友だちが次々にやってきたときは、カルピスを作ったり、お菓子を出したりして、簡単なおもてなしをしています。そして、「うぉぉぉーー!!」と叫びながらゲームに夢中になる男子共の声をBGMに、僕は仕事をしています。嘘です、仕事は無理です。笑
もちろん、逆にお友だちのお家にお邪魔する機会も多いのでお互いさまですね。子育ては保護者同士の連携、大事です!
【父親の本音】室内遊びより外遊びに行って欲しい

息子が通う東京都世田谷区の某公立小学校では、iPadを使って授業を行っています。授業参観でその様子を拝見しましたが、先生と児童たちが双方向で学習を進める流れがすばらしく、ICT教育については保護者としても嬉しく思っています。
でも、「家に帰ってからも画面かよ〜」と正直思ってしまいます。「公園遊びで、また泥だらけになって…」なんて困ってみたいです。
【小学生女子】放課後は公園で恋バナ! 会話が遊びの主流

さて、一方の女子は何をして遊んでいるのでしょうか。
小学4年生と5年生の間の春休み、保育園の同窓会がありました。赤ちゃんの頃から知っている子どもたち20人ほどが集まっての公園遊びです。
保護者同士も保育園の送迎で日々顔を合わせていたので、親子共々懐かしい仲間との再会に素敵な時間が過ごせました。
そんな中、僕は女の子の集団に、「ねぇねぇ、みんな放課後は何して遊んでるの? やっぱりゲームなの?」と質問しました。
すると、思いがけない答えが返ってきたのです。










なんと、小学生女子の放課後は、公園で女子会だったのです! 家だと親に聞かれちゃうけど、公園だと友だち同士で話せるもんね。しかも、お菓子を食べながら恋バナするなんて、もう大人の女性となんら変わらない行動。
女性は、10歳前後からすでに立派な大人の女性らしさが芽生えているのですね。
女の子を育てたことがない僕としては、うちの息子&フレンズとはまったく違う遊び方をしていてビックリしました。
脳の発達は、男女でスピードが違うそうです
すべての子がそうだとは限りませんが、脳の発達には男女で少しずつスピードの違いがあると言われています。
たとえば、言語や共感に関わる脳の機能は、一般的に女の子のほうが早く発達する傾向があるそうです。だからこそ「おしゃべり」や「恋バナ」で気持ちを共有する遊びが、自然と生まれているのかもしれませんね。
一方、男の子は、勝ち負けのあるゲームに夢中になって、自分の世界をどんどん深めていく。
遊び方は違っても、どちらも友だちとの時間を楽しんでいるのは同じ。成長とともに、それぞれの世界が広がっているんだなと、しみじみ感じました。
親としては「外遊びもして欲しい」「ゲームばかりはやめて欲しい」などの思いもありますが、男の子も女の子も、みんな子どもらしさがあふれていてワクワクします。
保育園の同窓会を通じて、みんなの素敵な放課後時間が知れてよかったです。
昨今や習い事や塾で忙しい小学生も多いですが、そんな中、子ども同士がお互いの予定を確認しながら遊ぶ約束をしています。放課後遊びは、昔より貴重かもしれませんね。子どもたちみんなが、安心して自分らしく過ごせる放課後であって欲しいと願います。