1月8日未明、初夢を見ました。
そこで僕は、これまで見てきた夢とはまったく違う「不思議な体験」をしました。夢のなかで僕は泣き、目覚めてから現実でも涙が止まらなかったのです。
そんな不思議な夢体験を書き残したく、記事にすることにしました。いつもとテイストが違う内容ですが備忘録として。
夢と現実の両方で泣いた初夢
正月休み明け、本格始動の月曜日を終えた夜のことです。
僕は年末年始の充電期間があったからか、深夜になっても頭が冴えています。せっかくなので午前2時頃まで自宅で仕事をしました。
でも、翌朝7時すぎには起きないといけないので、「そろそろ寝る準備をするか」と風呂へ。寝床についたのは深夜3時過ぎのことです。
布団のなかでiPhoneをちょっと触って、Kindle Paperwhiteで読みかけの小説「破天荒フェニックス オンデーズ再生物語」を少し読み、すぐに眠りにつきました。
暗闇のなかで、光る壁
……ん?
真っ暗闇の中で、何か光っているぞ。
学校の門のような横に広い壁に、電飾か何か光るものが沢山取り付けられていて、それらが光っている。やかましい光ではなく、暗闇をほんわかと照らす優しい光だ。
壁の高さは2.2メートルほどで、幅は15メートルほど。
壁に取り付けられた光は握りこぶしほどの電球で、それらが不規則に並んでいる。放物線を描いているようにも見えるけど、僕にはそれは何を描いているのかはわからない。
「なんだかよくわからないけど、吸い寄せられる気分だ」
僕は暗闇のなかで、数分間、その壁に魅了されていた。
今度は、幼い子ども達がやってきた。
子ども達は光る壁の前で、とても嬉しそうにはしゃいでいる。僕には、その壁が何を意味するものかはやっぱりわからなかったけれど、それが子ども達を喜ばせるものであるのは間違いなさそうだ。
僕は、光る壁と、嬉しそうにしれている子ども達を眺めていた。
あっ!
そのとき僕は「この壁に光を付けたのは妻だ」と、無意識に感じた。それと同時に、僕の身体は雷に打たれたかのように、脳天から爪先までガツンと衝撃が走った。
「子ども達を喜ばせるアートを作り上げるなんて、なんて素晴らしいんだ!」
突然感極まり、涙が溢れ出た。涙を止めようと思えば思うほど、涙がとめどなく溢れでてくる。
子どもたちを喜ばすことができるアートのチカラに感慨無量
そこで僕は目覚めた。
まだ深夜だ。
窓の外は暗い。
僕は元の布団の中にいて、不思議な気分になった。
そして僕は、現実の世界でも泣いていた。夢だったのか……と思うものの、涙は止まらない。
「子ども達を喜ばせるアートのチカラ。こんなものを作り上げるなんて、なんて素晴らしいんだ」
僕はふたたび感動に包まれた。
僕はそのまま、再び眠りについた。
夢判断の本で調べてみた
以上が、僕の初夢体験です。夢に感動したこと自体が珍しいし、夢の中で涙して、現実でも泣いていたなんて初めての経験です。
これは僕に、何かを啓示しているのではないか?
僕は、スピリチュアルには全く興味がないのですが、自分自身の深層心理が気になり、夢判断の本で少し調べてみました。
【夢判断】泣いている夢
“泣く夢は、ただ単純に悲しいだけでなく、泣くことによって、誰かが助けてくれるのを期待する気持ちを表します。相手の関心を引きつけたいと、願っているほかありません。(「自分でできる夢判断」より引用)”
うーん、これは違うなぁ。
泣くと言っても、感動して泣いたのだから、これには当てはまらないでしょう。
【夢判断】子供を育てる夢
“現実の世界で孤独を味わったり、長く緊張を強いられていたりすると、夢の中で一時的に、子供に後退する現象が起こります。つまり、かわいがられている子供は、あなた自身。現実の世界が辛いので、夢の中で甘やかされ、愛しまれて、ホッとしたいのでしょう。(「自分でできる夢判断」より引用)”
夢判断の本に、僕がみた夢のキーワードとなる「感動」「アート」の項目がありませんでしたので、「子供」で探してみました。そこで出てきたのが、これ。
うーん、これもやはり違う気がします。
現実の世界が厳しい、と感じていないからです。
【夢を自己判断】子どもを楽しませている人に注目せよ!?
結局、夢判断の専門書を読んでも、すっきりとした回答を得ることはできませんでした。
そこで僕は、「なぜこんな夢をみたのか」を自分自身で考えてみました。
夢には、アートと子どもが出てきました。僕が感動したのはアートや子どもそのものではなく、「アートが持つ、子ども達を喜ばせるチカラ」です。
子ども達を喜ばせていることに対して、心が揺さぶられたのです。
本サイト「パパやる」ではこれまで、父親目線の子育てについてお伝えしてきました。その父親とは、僕自身のことです。僕が書いているので、それは仕方がありません。
でも、僕目線の子育てだけはなく、「子ども達を喜ばせている他人にを目を向けなさい」と、夢が教えてくれたような気がするのです。
また、夢にでてきた「光る壁」を作ったのは嫁さんでした。「妻が、息子や他の子ども達に対して行なっていることにも、もっと目を向けなさい」とも、伝えてくれたのかもしれません。
新年に起きた、不思議な初夢体験。
繰り返しになりますが、僕はスピリチュアルには一切が興味がありません。
でもこの初夢体験は、無視してはいけないのではないか、と僕は感じました。僕が日頃モヤモヤと考えていたことが、夢のなかで指針として現れたのかもしれませんね。
ということで、2019年の「パパやる」では、《子どもを喜ばせている方々》に注目し、記事にしてみたいと思います。
今回は妙な記事でしたが、ここまで読んでくださった方には感謝申し上げます。本年度もどうぞよろしくお願いします。