今日、2歳3ヶ月の息子と本屋さんに行きました。東急東横線「学芸大学駅」前の、それほど大きくはない街の書店です。
これまでも一緒に来たことはありますが、いつも店先のラックに並んでいる幼児向け雑誌のコーナーから「ベビーブック」を買うだけで、店の奥までは連れて行っていません。こんな感じで……(半年前のツイート)
学芸大学散歩。せがまれました〜、買いました〜。 #ベビーブック pic.twitter.com/hURrn8VOvh
— パパやる (@papayaru) 2016年2月7日
2歳3ヶ月、初めての本選び
本屋さんの前を通りかかったとき、「本、買う!」と。
息子の鼓太郎は、最近、会話力の成長具合がすごくて、親との会話にそれほど困りません。鼓太郎は、自分自身の気持ちを僕たちに言葉で伝えてくれますし、僕たち親の気持ちも鼓太郎に伝えることができます。
ただ、都合の悪いことは、聞こえない振りをするのが得意です!(笑)
さて、書店ではいつものように店先の幼児雑誌を手に取ろうとしたのですが、「お店の中にも本がたくさんあるよ!」と伝え、手を引いて店内奥へと進みました。
大好きな「きかんしゃトーマス」の雑誌や本、トミカの工事現場車両の本、ミッキーマウスの絵本、そして、音がなる電車の本などを手にとっては、「これ見る」とパパに教えてくれます。少し前の鼓太郎であれば、お店の本をぐちゃぐちゃにする不安はあったのですが、きちんと本を扱っていて、とても頼もしいです。
20分ほどいろんな本を見た頃、息子に「こっちゃん、本を1冊買ってあげるよ!」と伝え、鼓太郎が「これするー!」と言って持ってきた本を買うことにしました。
そして、選んだ本を持ってレジへ。レジは混んでいたのですが、ちゃんと本を持って順番待ちができます。
順番待ちはコンビニやスーパーで覚えたのだと思いますが、本を持って2〜3分もじっと並べている姿を見るだけで胸が熱くなるなんて、子育てを通じてたくさんの感動や価値観をもらっているなぁと感じます。
買った本は、家に帰るまでずっと手に持っていました。嬉しかったみたいです! よかった、よかった〜。
子供の本、いつかは電子絵本だけなってしまうのか?
先日、TBSラジオ「荒川強啓 デイ・キャッチ!」を聞いていると、「町の本屋さんが生き残る方法」をテーマに論じていました。8割を超える本屋がここ数年で売り上げが下がった、という調査結果があるのだそうです。
僕は子供の頃から本屋さんが好きで、月に数十回は足を運んできました。今は月に50回くらい行っています。何軒もはしごするので、いや、もっとかも……。
とはいえ、実際に買うのはAmazonのネット通販だったり、スマホでキンドル本(電子書籍)を買ったりしているので、本屋さんに行くたびに本を買っている訳ではありません。それでも、やっぱり歩きながらたくさんの本が目に飛び込んでくる本屋さんは大好きなのです。
鼓太郎が大人になる頃には、本屋さんはどうなっているのでしょう? まだ存続しているのか、なくなっているのか、それともデジタルとアナログが融合した新しいカタチの店舗になっているのか。
とにかく、幼い子供に「電子絵本を1冊買ってあげるよ!」といって、スマホやタブレットを渡すのは、あまりにも味気ないので、本屋さんや出版社はなんとか工夫をして頑張って欲しいです。
最後に、パパやるではなく僕の個人ブログ(内容は雑多)ですが、先日ついに日本上陸した「定額制本読み放題サービス」に関しての記事を紹介します。
■関連リンク
→ 980円でAmazon Kindle本読み放題! 読まれたページ数に応じてロイヤリティを支払う仕組みは出版界をどう変えるのか?
ちなみに、鼓太郎が本屋さんで選んだ本はコレです。(笑) 先日、フレッシュネスバーガーで読んで欲しくなったのかな。
アンパンマンとバイキンUFOロボ (アンパンマンアニメライブラリー)