2歳のイヤイヤ期を乗り越えるとラクになるのかと思っていたら、3歳になって言葉が達者になり、ずる賢さが身につき、これまで以上に振り回されるようになってきました。
ママ「ダメでしょ!」
息子「いいから〜♪」
一体、何が良いのかよくわかりません。そんな母子の謎の会話を聞きながら、僕はこの3歳児の攻略方法を考えています。
そこで僕が発見した「3歳児攻略法」のひとつを、今回はお伝えします。
子供が描いた落書き(絵画)をじっくり見て、褒める!
これは息子の鼓太郎が、2歳11ヶ月のときに描いた作品です。
1歳の頃はヒョロとしたひ弱な線画だったのが、2歳になり描き方がダイナミックになりました。そして2歳半頃から、色を使い分けて描けるようになったのです。
この絵は保育園で描いたものです。僕はこのダイナミックな作風から伝わる躍動感が気に入り、「この絵からは元気がもらえるなぁ!」と何気なく家の壁に貼ったのです。そして絵の前に立って、じーっと眺めていました。
すると息子がトコトコやってきて……。
息子「パパ」
パパ「どうしたん?」
息子「パパ、これ好きなの?」
パパ「これめっちゃ良いよな」
息子「かいじゅう」
パパ「えっ!これ、こっちゃんが描いたん?」
息子「うん」
パパ「めっちゃええやん! すごいな、鼓太郎!!」
僕はしらばっくれて、『この素晴らしい絵を描いた人は誰だか知らないけど、気に入ったから壁に貼った』ふりをしました。
「ここが目で、ここが足で……おっっっきいの! ガオーって食べちゃうの」
なんと僕は、画家本人から絵の解説をして頂ける、という幸運に恵まれたのです。
甘えるのはママばかりでも、パパの気も引こうとしてくる
ところで話は脱線しますが、鼓太郎はママが大好きです。
これまでの育児を振り返ると、パパが目の前にいるのに「ママがいない」と大泣きすることが良くありました。今は語彙力は増え、冷静に……
「ママだけが好き」
「ママとふたりで寝る」
「パパはいらない」
と言います。
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「ママじゃないとだめ」スイッチが入ったとき、世のお父さんはどう克服されているんでしょう? 1歳2ヶ月。
そんな鼓太郎ですので、「パパは本当にいなくても良いか?」というとそうではなさそうです。ママを自分の陣地に確保しつつ、パパの気も惹こうとするのです。お化けの真似をして怖がらせたり、アンパンチやトリプルパンチを喰らわせたり。
息子「(バスタオルをかぶって)うぅぅぅぅ〜……」
パパ「お、お化けだ! 逃げろ〜!」
息子「アンパーンチ!」
パパ「バイバイキーン」
絵に興味を持つ = パパの反応ゲット!
ひとりで木登りができるようになりました。「かいじゅう!」言うてます。 pic.twitter.com/eqioKxXPjr
— パパやる (@papayaru) 2017年4月30日
鼓太郎の行動を見ていると、「3つの欲求」に分類できることがわかりました。
- 甘えたい
- やってみたい
- 反応してもらいたい
ひとつめの「甘えたい」は、100%ママにしか求めません。
ふたつめの「やってみたい」は、高いところに登ってみたり、届いた宅急便を開けてみたり、自分でやりたいというチャレンジです。
そして三つ目の「反応してもらいたい」は、頑張っている姿を示そうとすることもありますが、大抵はパパやママが嫌がることをして反応を得ようとします。これが親にとっては、怒りやストレスの原因になるわけです。
でも、そうしたイライラさせる行為も、目的が「親や大人からの反応」を得るためなのであれば、その欲求を他で満たしてあげられるのではないでしょうか。
今回、僕は鼓太郎の絵を通じて、3の欲求をちょっと満たせてあげられたかなと思っています。もちろん、これで全ての悪ふざけが無くなる訳ではありませんが、子供が描いた落書き(絵画)をじっくり見て褒めることで、イライラ行動が減る可能性があるのです。
「あ、そろそろ悪ふざけしそうだ」な、というときは、僕は壁に貼った絵を見に行って、「やっぱりこの絵はイイなぁ〜!」と言っています。すると、やんちゃを封印した鼓太郎がやってきて嬉しそうにするのです。作戦成功!
パパ「なぁ、鼓太郎。また良いのが描けたら見せて欲しい」
息子「いいよ!」
次の力作も楽しみです。
子供の絵に「これは何を描いたの?」を求めなくても良い
子供は本能にしたがって、ダイナミックな絵を描いてくれます。こんな絵って、大人になるとなかなか描けないですよね。こうした本能でキャンバスに立ち向かう時期はわずかしかありませんので、いちいち絵に「これは何?」と、答えを求めなくても良いと思います。
ヨーロッパの天才芸術家、パブロ・ピカソも言っていました。
人はあらゆる物や人に
意味を見出そうとする。
これは我々の時代にはびこる病気だ。
Pablo Picasso (1881-1973)
子供の謎のイライラ行動も、「何してるの!」と一喝せず、暖かく見守ってあげるのが良いかもしれませんね。