2017年元旦、新年あけましておめでとうございます。毎年恒例、1月1日の朝は「岸和田だんじり・大道町新年小屋開き」で始まりました。
大道町は僕の地元で、10年前に東京に引っ越すまで毎年参加していた岸和田だんじり祭りのだんじりです。毎年、元旦の朝はだんじりに飾り付けをして、太鼓、鉦(かね)、笛の鳴り物を打ち鳴らし、子供達にお菓子を配る行事を行なっているのです。
だんじり祭りがあるおかげで、毎年、同級生や先輩・後輩と会える機会があり、ありがたい限りです。
かつて一緒に、だんじりの梃子尻(後梃子)を担当していた先輩と同級生。左から、のぶおくん、自分たち親子、のぶみ、せいじくん。
鼓太郎は、もらったお菓子をめっちゃ食べていました。キャベツ太郎が気に入ったみたい。
大道町の皆さん、いつもありがとうございます! 今年もよい一年でありますように。
「一年の計は元旦にあり」には、続きがある
最後に少し余談。お正月によく言われる言葉に、「一年の計は元旦にあり」というのがあります。これは、一年の計画は元旦にじっくりと行うべきである、といった意味です。日本では馴染みある言葉で、皆さんもよく知っていることでしょう。
実はこの言葉、ルーツは中国にあるそうです。16〜17世紀、中国が明(みん)の時代に馮應京が著した「月令広義」という行事やしきたりなどをまとめた本があり、その中にこの一説が書かれています。
一日の計は晨(あした)にあり
一年の計は春にあり
一生の計は勤にあり
一家の計は身にあり
一日の計は晨(あした)にあり
晨(あした)とは、朝のことです。
人の一日は、朝、計画を立てることが大切だと言っています。
一年の計は春にあり
春とは、正月のことです。中国由来の旧正月のことを春節(しゅんせつ)と言いますしね。この一説こそが日本で馴染み深い「一年の計は元旦にあり」のことです。
人の一年は、元旦に計画を立てることが大切だと言っています。
一生の計は勤にあり
勤とは、勤労、勤勉の勤。
人の一生は、まじめに勤めることで決まると言っています。仕事や勉強、家事など、自分の役割を勤めることが大切です。
一家の計は身にあり
身とは、身の振り方、すなわり生き方のことです。
一家の将来は、生き方で決まると言っています。
参考)Wikipedia「月令広義」、健康Salad(サラダ)
元旦はそのうちの大きな節目。しっかりと計画を立てたいですね。