皆さんのお気に入りの絵本はなんですか?
丸善、ジュンク堂、文教堂などの店舗と、ネット通販、電子書籍が連動したハイブリッド総合書店「honto」が、過去1年間の絵本の売り上げランキングを発表しました。
絵本・年間売り上げランキング 2015
- 1位「りゆうがあります」
- 2位「100万回生きたねこ」
- 3位「ふまんがあります」
- 4位「せんそうしない」
- 5位「す~べりだい」
- 6位「おやすみ、ロジャー魔法のぐっすり絵本」
- 7位「いつでも会える」
- 8位「絵本 はなちゃんのみそ汁」
- 9位「パンどうぞ」
- 10位「なつのおとずれ」
*集計期間 2014年12月1日 〜 2015年11月30日
1位:ヨシタケ シンスケ「りゆうがあります」
これは表紙にインパクトがあるので、書店で思わず手にとってしまった方もいるのではないでしょうか。僕もそのひとりです。子どものいろんな癖「鼻をほじくる」などに対して、お母さんが「やめなさい」と注意をする訳だけど、それにはちゃんと僕なりの理由があるんだ、といった内容です。
子どもの気持ちに寄り添える、親子で楽しめる絵本です。
ちなみに、3位の「ふまんがあります」も、同じ作者のシリーズ絵本です。とっても人気なんですね!
2位:佐野 洋子「100万回生きたねこ」
超ベストセラー! これは僕が子どもの頃にも家にありました。調べてみると出版は1977年。今からおよそ40年前の絵本が、いまだ売れ続けているのです。すごいですね!!
この本は、タイトル通り、何度死んでも生き返る猫のお話。最後には思わず涙を流してしまう、生きることの大切さが知れる絵本です。もはや不朽の名作ですね。
詩人、谷川俊太郎の戦争本もランクイン。
2015年は、憲法9条・安保関連のニュースが話題になりました。日本政府の方針に対して賛否両論ありましたが、言えることは今年は「みんなが戦争や平和について考えた」ということ。また、今年は戦後70年の節目であったり、中東やパリでテロが起こったり、いろいろありました。
そんな中、詩人である谷川俊太郎さんの絵本もランクインしていました。時代を表していますね。
パパやる的ベスト絵本は「ベビープーの おつむ てんてん」
ベビープーの おつむ てんてん (ディズニー幼児絵本(書籍))
うちの息子も、今年はいろんな絵本を読みました。その大半は、ママが読み聞かせする寝る前の儀式。買った絵本だったり、頂いた絵本だったり、保育園で借りてきた絵本だったり……。
ただ、パパやる視点では、今年2015年1月にアマゾンで購入した「ベビープーの おつむ てんてん」が、ベスト絵本です。息子の鼓太郎が生後7ヶ月の頃です。
この本はとても丈夫で、赤ちゃんが引っ張っても、舐めても、投げても、破れない分厚い紙が使われています。そして何より、この絵本の影響で「おつむてんてん」「おくちあわわ」「おててパチパチ」「まいてまいて」など、絵本に出てくるいろんな仕草(手遊び)を真似できるようになったのです。
赤ちゃんの手遊び「おつむてんてん」。生後10ヶ月、鼓太郎のマイブーム。
絵本を通じて、ふだんも一緒に遊べるようになりました。そうそう、改めて動画を見て思い出しだのですが、「おつむてんてん」を最初に教えてくれたのは、ひいおばあちゃんでしたね。懐かしいなぁ〜。
では、皆さんにとっての「年間ベスト絵本」は何でしたか?