歳の息子、はじめての岸和田だんじり祭り。大道町の皆さん、HOPE ROADさんに感謝!

今年、7、8年ぶりに「祭」の時期に帰省しました。その祭とは、南大阪の泉州と呼ばれる地域で、毎年秋に開催される勇壮な「岸和田だんじり祭」です。

2006年暮れ、僕は大阪・岸和田から東京へ引っ越し、上京後もしばらく1、2年は「祭の日だけでも……」と帰省していたのですが、仕事がら夏前後は特に忙しく、また一日も祭の寄合に出ずに(準備に参加せず)祭だけ帰るというのも気が引けて、気づけば長年疎遠になっていました。

しかし息子が生まれ、「あの太鼓の音やだんじりから伝わって来る熱気を、息子に見せたいなぁ!」と思いたち、嫁さん、1歳5ヶ月の息子と一緒に、久しぶりに祭の時期に帰省したというわけです。

だんじりの衝撃を受けた息子は、東京へ帰ってきてからもスマホやテレビでだんじりを熱心に見るようになり、どんなにぐずっている時もだんじりを見せれば泣き止みます。ですので、親としてもありがたいツールとしてだんじり映像を活用しています。笑

↑ 朝から晩まで、こんな感じです。

岸和田だんじりまつりの様子(春木地区・午前)

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さて、だんじり祭。最終日の朝、出発前の大道町のようす。僕の地元のだんじりです。

 

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「宮入り」とよばれる見せ場を見物に、地元の弥栄神社へ。この神社は、数年前に放送していたNHK朝の連ドラ「カーネーション」での撮影にも使われた場所です。

 

勢いよく「やりまわし」をしながら(角を曲がりながら)神社の鳥居をくぐる場所では見れませんでしたが、神社のなか駆けるだんじりは迫力がありました。10秒間の映像ですが、やりまわしを決めて駆け抜ける大道町です。

 

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ところで、9月に行われるだんじり祭は春木地区と岸和田地区に分かれて、同じ日に開催されています。僕は、いつも春木地区の大道町に参加していたので、岸和田地区のだんじりは生で見たことがありません。今年はこれを機に、南海電車にのって「春木駅」から「岸和田駅」まで行ってみました(各停で2駅)。

岸和田だんじりまつりの様子(岸和田地区・午後)

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南海電車「岸和田駅」を降りて、まっすぐ岸和田商店街を抜けたところすぐにある、レゲエショップ「HOPE ROAD」「PARA PATA スタジオ」さん前で見物させてもらいました。

 

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別所町。
僕のいとこが参加しています。

エアサロ(エアーサロンパス)の臭いが懐かしい!

 

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沼町。
ここもやりまわしが観れる場所ではないですが、目の前で駆けるだんじりはかっこいいですね!

 

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HOPE ROADさんで、息子の鼓太郎に「大太鼓のばち」を貸してくれました!

うちの息子は、「大きな音が鳴るだんじりの鳴り物に驚いて泣くのではないか?」と心配していたのですが、その心配は無用でした。どうやら太鼓の音がとても気に入ったようで、熱心にだんじりにのっている鳴り物のようすを食い入るようにみています。

HOPE ROADさんでは、ジャマイカ料理「ジャークチキン」と生ビールで、ずいぶんゆっくりさせてもらいました。ありがとうございました! ジャークチキンは、大人向けの辛口、1歳半の息子も食べられた甘口があります。

 

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ちなみにHOPE ROADは、ストリートファッションを扱う洋服屋さん。オーナーのBEAR MAN(ベアーマン)さんは、ここの社長であり、ブランド「WATSHAR」(ワッシャー)を立ち上げ、音楽レーベル「キシワダウマレプロダクションズ」の運営し、自分自身も数十年にわたりレゲエ・アーティストとして歌い続けている方です。

また、だんじりの大工方を12年間もされていた方でもあります。BEAR MANさんが歌う曲と、大工方のようすはこちらです。

BEAR MAN – 汗臭い俺たちの町

Mr. Fine “BEARMAN” / だんじり 大工方 DUBSTEP GOPRO ADIXXION

岸和田だんじりまつりの様子(春木地区・夜)

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夜は、ふたたび地元の大道町へ。
昼間は勇壮に駆けるだんじりですが、夜は一変。提灯(ちょうちん)を灯けて、ゆっくりと街を練り歩きます。

右端にいるのが、僕の同級生。だんじりに乗せてくれて、うちわまでプレゼントしてくれました。ありがとう!

 

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鼓太郎、はじめてのだんじり!
綱をもって、曳(ひ)かせてもらいました。

なんと驚くべきことに、ふだんフラフラとまっすぐ歩いてくれない鼓太郎ですが、綱を握ったとたん、めちゃくちゃ真剣な顔つきになり、5分ほど熱心にあるき続けたのです。しかも、途中転んでしまったのですが、サッと起こしてあげると、また綱をにぎって歩き出しました。

 

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写真手前の右側にいるのが鼓太郎。こんな感じで、ズンズン綱をにぎって歩いていたのです。

まだ歩きはじめて5ヶ月。そして、初めて見ただんじり。なんの勝手もわからないと思いますが、綱をしっかりと握って、脇目もふらずに、熱心に歩いていた姿に思わず感動させられました。

 

だんじりが、小屋に仕舞われる最後の最後まで、鼓太郎は飽きることなく熱心にみていました。

今日、ここに来るまで、東京の家ではだんじりのDVDやYouTubeすら見せたことがなかったので、本当に初だんじり。こんなに気に入ってくれるとは思いませんでした。

祭に関わるすべての皆さん、本当にごくろうさまでした! そして、ありがとうございます。

最後に、久しぶりのだんじりをみた感想。

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だんじりは、走りながら交差点を一気にまわる「やりまわし」が見どころと言われていて、僕が参加していた頃も、当然やりまわしでは気合が入っていました。しかし、イチ見物客としてだんじりを見てみると、やりまわしに限らず、まっすぐに駆けるだんじりもかなりカッコイイですね。直進も見どころでした。

また、だんじりそのものの豪華絢爛さ。東京では、こんなに大きくて立派な山車は見たことがないので、改めて岸和田のだんじりの凄さに気づかされました。

そして何より、子どもからオッサンまで一体になって必死に取り組む祭って、なかなか無いですね。だんじり以外にあるのなら、ぜひ教えて欲しいほどです。

近年少子化が叫ばれますが、こんなに若者たちで溢れかえっているようすは、東京の渋谷や原宿以上でしょう。だんじりって、すごい祭だったんですね!

さて、だんじり祭は、10月にも開催されます。9月中旬の「岸和田だんじり祭」でその火蓋が切られますが、10月にはその周辺地域(岸和田山手、貝塚、忠岡、泉大津、高石、堺など)各所で行われます。ぜひ、機会をもうけて遠方からでも見物にいってみてはいかがでしょうか。子連れでも楽しめますよ!