卑猥な選挙ポスター、小学校の正門前の掲示板に貼られるのではないかと不安 #東京都知事選

2024年夏、東京都知事選挙が行われます。

今回の選挙の立候補者は、前回の22人を上回り、過去最多の55人となりました。ただ、すべてが当選を目的としているわけではありません。たとえば、NHKから国民を守る党は24名の候補者を擁護し、選挙ジャックを計画しています。党首の立花孝志氏は「都知事になろうと思ってやっている活動ではない」と語っています(参考:産経新聞

他にも、謎めいた立候補者が複数おり、そんな中、ジョーカー議員と投票率を上げる会の河合ゆうすけ氏という立候補者が『女性のほぼ全裸写真の選挙ポスター』を掲示し、選挙戦初日からネット上を震撼の声で溢れかえさせました。

ほぼ全裸女性の卑猥な選挙ポスター 河合ゆうすけ氏

ほぼ全裸の女性の選挙ポスター(河合ゆうすけ氏)
https://x.com/papayaru/status/1803641329471144099

ジョーカー議員と投票率を上げる会の河合ゆうすけ氏の選挙ポスターは、ご本人のX(旧Twitter)によると全300種のデザインがあるそうで、SNSでは以下のポスターを見かけました。

選挙ポスターの写真と文章

  • 全裸で大股びらきの女性写真に「モザイク解禁」「表現の自由への規制はやめろ」
  • 女性のお尻を強調した写真に「売春合法化」「性産業で経済活性化 堂々と事業化できて税収もアップ」
  • 全裸の女性写真に「【公約】AV新法改正」「現場の声を聴かずに、テキトーに法律作るな」
  • 3人の女性に囲まれた河合ゆうすけ氏の写真に「一夫多妻制を導入します」「少子化対策の抜本的解決! 令和の大奥制度。複数の人を愛し、複数の家族を持つ社会へ」
  • ほぼ全裸の女性写真に「我々はこの腐った社会を揶揄し続ける。狂っているのは私なのか? それとも社会なのか?」

 

小学校の正門そばにも掲示されるのでは……と不安

「さすがにこの選挙ポスターは、子どもに見せられない」

僕は即座にそう感じました。息子が通う小学校の正門そばに選挙ポスター掲示板が設置されています。初日はまだ河合ゆうすけ氏のポスターが貼られませんでしたが、近日中にこれが来るのか……とヒヤヒヤ。

なぜなら、子ども達に見せたくないですし、「何これ?」と子どもから質問されても答えられないと思ったからです。小学校の授業でも選挙の大切さは教えているかと思いますが、「これが選挙なのか?」「これが大人なのか?」「これが東京都知事を目指す人なのか?」と驚かせ、心に傷を負わせるのではないかと大変不安になりました。

SNSでも「子どもが見るという視点が全くないのか」「ポルノを強制的に見せるのは性加害だ」「刑法175条のわいせつ物頒布等罪に当たるのではないか」など、非難の声があふれています。

警視庁、都の迷惑防止条例に違反するとして警告

その夜、早々に警察が動きました。

警視庁が候補者・河合悠祐氏本人を呼び、「都の迷惑防止条例に違反する」として警告。河合氏は速やかに剥がすと答えたとのこと。早速、その夜から次々に剥がしていったそうです(参考:河合ゆうすけ氏のX

ひとまずホッとしました。

東京都知事選のポスターの掲示板に候補者がほぼ全裸の女性のポスターを貼ったことについて、警視庁が20日夜、候補者本人を呼び、都の迷惑防止条例に違反するとして警告したことがわかりました。

(中略)

警告を受けた河合氏は取材に応じ、「迷惑防止条例に反する可能性があるというところで警告をいただいたということです。ポスターに関しては、速やかに剥がしていくという方向」と話しました。

都知事選候補者の“ほぼ全裸”女性ポスターめぐり 都の迷惑防止条例で警告 警視庁 | TBS NEWS DIG より引用

 

河合ゆうすけ氏とは

ところで、河合ゆうすけ氏とはどんな人物なのでしょうか。彼については、個人的にこれまで知らなかったのですが、Wikipediaにまとまった情報があったのでポイントをまとめました。

  • 京都市出身
  • 京都大学卒
  • 1981年生まれ(43歳)
  • 複数の会社を経営
  • お笑いコンビ「右肩上がり」として活動
  • 埼玉県・草加市議会議員選挙に立候補し、初当選
  • 草加市議会議員を辞して、東京都知事選挙へ立候補

高学歴であり、経営者であり、お笑い芸人であり、政治家でもある。非常に多彩な方なのですね。

【余談】子どもが強制的にポルノを見てしまう問題

以上、選挙戦初日に「子どもに見せられない」とヒヤヒヤしたので、その経緯や思いなどを書き記しました。ところで、子どもに強制的にポルノを見せる問題に関して、昨今はインターネットにも大きな問題があると考えています。

その理由は、子どもがみるウェブサイトにもエロが溢れているからです。

たとえばゲームの攻略サイトを見ると、サイトに設置されているバナー画像が「エロ漫画」であることが非常に多いです。ゲームの攻略について検索すると上位に表示される人気サイトで、そんなことが起きています。記事内に卑猥な画像が何枚も並んでいるわけです。

子どもにとっては、スマホやNintendo Switchなどのゲームについて検索しただけなのですが、その先で、思いがけずポルノのシャワーを浴びてしまうことになります。エッチなものを見ようと検索したわけではありません。

これはサイト運営者の問題というよりも、広告を配信するGoogleなどに問題があります。Googleは広告を設置するサイト運営者に対しては、暴力やポルノなどのコンテンツを禁止しています。それにも関わらず、広告に関しての規制は非常にゆるい。「Evilだなぁ」と感じます。

かつてGoogleは「Don’t be evil(邪悪になるな)」を、企業のモットーとして掲げていたのですが、2018年にそのメッセージを削除したと言われています。

Googleは2018年5月、創業以来モットーにしていた一節「Don’t be evil(悪にならない)」を行動規範から削除した。その代わりとして、親会社「Alphabet」が「Do the right thing.(正しいことをしよう)」という新たな規範を示した。

 

inquire:Googleが「悪にならない」という行動規範を削除。今、考えるべき情報社会の倫理観とは?」より 引用

 

今回、河合ゆうすけ氏の選挙ポスターにギョッとした訳ですが、僕自身気付かされたこともあります。それは、「親として、子どもに性教育をしていかないといけないな」ということです。隠してばかりでもダメだろうし、何も教えないのもいけない気がします。

子どもにどのように性教育していくべきか

そんなことも考えさせられました。みなさんのご家庭ではどうされていますか?

パパやる「性教育」関連記事

子どもに性教育をする前に! 親におすすめしたい本「パンでわかる包括的性教育」

コメントを書く

ここにコメントを入力してください
ここにあなたのお名前を入力してください(本名でなくてもOKです)

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください